皆さん、こんにちは!Startek Malaysia 採用担当の松本です。
突然ですが、皆さんは 「マングリッシュ(Manglish)」 という言葉を聞いたことがありますか?
Manglish(マングリッシュ)とは「Malaysia(マレーシア)+ English(英語)」 を組み合わせた造語で、マレーシアで日常的に使われている “ローカル英語” を指します。
多民族国家であるマレーシアでは、
マレー語・中国語、タミル語など、さまざまな言語が飛び交っています。
その中で、民族や文化の違いを越えてコミュニケーションを取るために、
英語が共通語として広く使われてきました。
そしてその英語が、多様な言語の影響を受けながら独自に進化したものこそ、
マレーシアならではの英語スタイル 「マングリッシュ」 です。
マレーシアで働いていると、日常のなかに自然とマングリッシュが溶け込んでいることに気づきます。
普段から英語に慣れている方でも、アメリカ英語やイギリス英語とも異なるため、
最初は「ん?いま何て言った?」と戸惑うこともあるほどです。
でも、慣れてくると不思議とクセになる魅力があるんです!
今回はそんなマングリッシュの中から、
当社の日本人社員が「マレーシアで初めて耳にした & 印象的だったマングリッシュ」を
ピックアップしてご紹介します!
1. 語尾に “lah / lor / meh / leh” などがつく表現
マングリッシュといえばまずコレ!と言ってもいいくらい、
語尾につく “lah / lor / meh / leh” は日常のあちこちで耳にします。
たとえば、
- Sorry ya(ごめんね〜)
- Ok lah(オッケーだよ)
- Really meh? (本当なの?)
こんな感じで、文の最後にちょっとつけて話し手の感情を表現しているそうです。
日本語でいうと、「〜ね」「〜よ」「〜でしょ」「〜じゃん」近い役割です。
この表現は中国語の会話文化の影響が強く、「語尾で感情を表す」習慣が英語にも持ち込まれたものなのだそう。
日常で話す英語のなかに簡単に取り入れることが出来るので、
当社の日本人社員も、自然と普段の日常会話の中で使っていることが多いマングリッシュです!
2. 魔法の言葉「Can」──単語だけで通じるシンプル表現
マングリッシュを語るうえで欠かせない特徴が、
“伝わればOK” という超・実用的なコミュニケーションスタイル。
前述の通り、マレーシアは多民族国家で、人によって母国語もアクセントも異なります。
だからこそ、スピード重視・簡潔・要点だけという文化が自然に根づき、
英語も “誰でも理解できる最小限の英語” に進化したと言われています。
そしてこの「シンプルさ」を象徴するのが、
マレーシア人が日常のあらゆる場面で使う、たった一語の魔法の言葉
—— “Can”
意味も使い方もとてもシンプルなのに、状況に合わせてニュアンスまで伝わってしまう。
そんなマングリッシュの合理性と面白さが凝縮された表現です!
"Can" の使われ方
こんな感じで話されています
会話例①
A: Can you help me to check this?
(これ確認してくれる?)
B: Can can.
(できるよ!)
会話例②
A: Join us for lunch?
(ランチ一緒に行く?)
B: Cannot, got meeting.
(無理〜、会議入ってる。)
3. 他の言語が英語の中でも混じる表現
多言語国家ならではなのですが、
英語を話しているのに、気づくと別の言語の単語が自然に混ざっていることがあります。
英語の文章に突然マレー語が登場したり、
中国語(特に福建語・広東語)のリアクションが差し込まれたり…!
最初は「あれ?こんな英単語あったっけ?」と驚くのですが、
生活しているうちに気づけば自分も使い始めている、、、そんなマングリッシュです!
例:英語のなかに混じる マレー語・中国語の単語
こんなふうに英語の中に混じります
会話例①:ランチに誘うとき
A: Later we go makan?
(あとでご飯食べに行かない?)
B: Can lah, I'm so hungry!
(いいよ〜、めっちゃお腹すいた!)
会話例②:持ち帰りしたいとき
A: Can I tapau this?
(これ持ち帰りできる?)
B: Can can.
(できるよ〜。)
会話例③:リアクション
A: My phone drop into water…
(携帯が水に落ちてしまった…)
B: Aiyoo! Really!?
(あちゃ〜!本当!?)
🌟最後に・・・
マングリッシュは、単なる英語のバリエーションではなく、多民族・多文化が共存するマレーシアらしさが詰まったコミュニケーションの形です。
義務教育で「アメリカ英語」学んできた私たち日本人にとっては、
最初は戸惑うこともありますが、慣れてくるとその独特な表現に感心したり、気づけば自分も「Can lah!」と言っていたり。
こうした言葉の違いに触れるたびに、マレーシアという国の多様性や、人々がお互いの文化を自然に受け入れながら暮らしていることを実感します。
仕事を通じて様々な価値観に出会い、日常の何気ない会話から新しい発見が生まれる。
―そんな経験ができるのも、マレーシアで働く魅力のひとつだと感じています😊✨