株式会社スタメン プロダクト開発1部 エンジニアリングマネージャーのまっきーです。
今回のnoteでは、スタメンにジョインして1年半が経過した私が、自身のキャリアとマインドがジョイン前後でどのように大きく変わったのか、その経緯をお話ししたいと思います。
目次
スタメンに入るまで
スタメン入社
マネージャーに
これから
スタメンに入るまで
情報系の大学・大学院を卒業後、新卒でモバイルアプリの受託開発を行うIT企業に入社し、キャリアをスタートしました。当初はiOSアプリエンジニアでしたが、間もなくバックエンドエンジニアに転向。以降現在まで、Ruby on Railsエンジニアとしてキャリアを積んできました。最初の会社では、Ruby on Railsをはじめ、データベースの知識やAWSといったクラウドの基礎を習得し、バックエンドエンジニアとして着実にスキルを身につけていきました。
しかし、受託開発という形態に、「自分が本当に作りたいプロダクトではない」ことへのもどかしさを感じ、自社プロダクト開発ができる環境を求め、一度目の転職に踏み切ります。
2社目では、金融系DX SaaSの開発に携わりました。マッチした環境に転職できたと思っていた矢先、入社直後からチームメンバーが次々と退職してしまい、気づけばほぼ一人でプロダクトを管理する状態に。コロナ禍でのリモート業務という快適な環境ではあったものの、プロダクトや技術について熱く議論できる相手がいないことで、私のモチベーションは下がっていきました。この時、「プロダクトと技術について語れる仲間」が、私自身の原動力の大きな部分を占めていることに改めて気付かされます。この環境を求め、二度目の転職でスタメンを選ぶことになります。
スタメン入社
スタメンには2024年6月にバックエンドエンジニアとしてジョインしました。自身のスキルセット、労働環境、そして携わりたかったプロダクトの性質が合致しており、高いモチベーションを持って仕事に取り組めています。入社後はIC (Individual Contributor)として一定の成果を出すことができ、入社後最初のピリオド終了時にはMVP表彰を頂くこともできました。
一方で、自身に足りないものも浮き彫りになってきました。それは「プロダクト開発が事業および会社に与える影響を考える視点」です。振り返ってみると、エンジニアとしては致命的とも言えるこの視点を持つ機会に、これまであまり恵まれていませんでした。
つまり私は「コードが書けるが、ただそれだけ」のエンジニアだったというわけです。
そんな中、皆さんもご存知のように、従来の常識を覆す性能を持つ生成AIが次々と登場しました。コーディング分野における生成AIは、コード生成、設計支援、バグ発見など、その実用性と将来性において、一技術者として無視できない存在です。私は積極的にキャッチアップし業務に取り入れていますが、このままでは、私がエンジニアとして会社の中で発揮している価値の全てが、これらのAIに代替されてしまうという危機感を抱きました。
マネージャーに
そうした状況の中、私は自分より後から入ってきたエンジニアのサポートを担当するようになり、手を動かす時間よりもサポートに充てる時間が増えていきました。そして2025年の上期が終わる直前、こうした動きを評価され、「マネージャーをやってみないか」と提案を受けることになります。
提案を受けた時、正直言って戸惑いました。チームをまとめたり、他人を率いたり、メッセージを発信する役割は、私にとって苦手意識のある領域だったからです。
しかし、立ち止まって自身のキャリアを深く見つめ直した時、この提案は、エンジニアとしての私の殻を破るための重要な分岐点だと確信しました。ICとしてコードを書き続けるキャリアも魅力的ですが、AIがコーディングを代行する時代において、「コードが書けるがただそれだけ」のスキルを磨き続けることには限界が見え始めています。自身の市場価値と会社への貢献を考えたとき、新たな役割を見つける必要がありました。
一方、後進のエンジニアをサポートする中で、彼らが成長し、チームやプロダクトに貢献してバリューを発揮する姿を目の当たりにしました。これは、自分が直接コードを書くのとは異なる、人を介して大きな成果を生み出すという新たな喜びであり、私にとってのエンジニアとしての新しい価値の源泉となったのです。
さらに、IC時代に強く意識する必要性を感じながらも、実践の機会に恵まれなかった「プロダクト開発が事業および会社に与える影響を考える視点」は、マネージャーという立場を通じてこそ、最も効果的かつ実践的に身につけられるスキルだと確信しました。チーム全体にこの視点を浸透させ、プロダクトの価値を最大化できると考えました。
これらの考察を経て、私はマネージャー就任の提案を受諾しました。苦手意識を乗り越え、AI時代におけるエンジニアの新たな役割を追求する。メンバーの成長を支援し、プロダクトの事業への影響をマネージャーの視点から深く理解し貢献していく。これこそが、今の私にとって最も価値のある挑戦だと決断したからです。
これから
大層なことを色々と言ってきましたが、この半年ではここに書いたことの3割も実現できておらず、マネージャーとしての確たる自信も得られていないような状況です。
私たちが提供する「TUNAG」というプロダクトは、エンゲージメントという人の営みの手助けをするものです。無機質な文字の並びであるソースコードではなく、「人と組織」に真摯に向きあうことによって、プロダクトもチームも成長しうると信じています。マネージャーとして、これから一層精進していく所存です。
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