こんにちは!スタメンのエンゲージメントデザイン部で、広報と採用を担当している森田です。
弊社が企画・開発・運営するエンゲージメント経営コンサルティング「TUNAG」がこの度、台湾へ進出することが決定しました。本日は、海外展開にあたって、どのように社内プロジェクトを進めていったのか、そのプロセスや背景をお伝えしたいと思います。
「TUNAGグローバル版」の開発と、台湾への進出
2017年4月にサービスを開始したTUNAGは、毎月導入企業様が増え、2019年11月時点で国内での利用企業が250社を超える規模となりました。サービス拡大の背景として、若者の就業意識の変化や、少子高齢化に伴う人材不足に直面する企業が急増する社会情勢の中で、これまで採用に力を入れていた企業が、採用だけでなく、獲得した人材をいかに早期戦力化し、既存社員の生産高を向上できるか、という部分にも本気で取組み始めてきたことが挙げられます。
2019年に入ってから、導入企業さまを始め、グローバル展開されている企業さまから「海外拠点では利用できるの?」などのお問合せが増加したことをキッカケに、本格的にグローバル版の開発・提供が動き出しました。スタメンを創業した時から海外での展開を見据えておりましたが、サービス開始から3年未満という早いタイミングでの開発〜提供に至りました。
海外展開については先日プレスリリースも行い、10月22付の日本経済新聞と、日刊工業新聞に取り上げられました。
▼ Press Relese ▼
▼ 10月22日付 日本経済新聞 朝刊 ▼
どうやって進めたのか?
社内ではサービスを開始した当初からアジアのマーケットを見据えておりましたが、今回のグローバル展開にあたって、「最初のスタート地点としてまずはどの国に軸足を置くのか」そこが一番のポイントでした。
候補となる東南アジア諸国でビジネスを展開する企業さまや、実際に現地に赴いてのヒアリングなどで事前リサーチを行なっていった結果、日本の言語・文化になじみがあり、1,100社におよぶ日系企業が拠点を展開している「台湾」をグローバル版の最初の本格的な展開先と決めました。
クライアントの新規開拓や営業戦略、導入時のオペレーション構築といったBizDev面での準備と並行して、事前リサーチや導入予定企業からのヒアリングをもとに、多言語に対応したTUNAGのプロダクトとしての作り込みを進めていきました。
グローバル版のプロダクト開発については、カスタマーサクセスの担当役員である森山が陣頭指揮を取り、プロジェクトのメンバーとして、プロダクト部のリーダー職であるエンジニアの鈴木さん、カスタマーサクセス部でカスタマーオペレーションを担当する任さん、マーケティングを担当している宇佐美さんの3名の体制を取りました。
この3人それぞれが、スタメンの行動指針Star Wayにある "Take Ownership(自らが率先してやりきる)" の精神で、プロジェクトキックオフから約2ヶ月という短い時間で、サービスのローンチまでをやり切ってくれました。
新しいことへのチャレンジの裏に、各メンバーの活躍が
「もし、次回他の言語でサービス開始することになったら1ヶ月で対応できます。」と話す任さん
「ついにTUNAGが海外へ!と聞いて、とても「わくわく」しました。TUNAGの新たな挑戦に僕も関わることができて嬉しいです。このプロジェクトに参画し、多言語・時差などの対応で、技術的な面でも新しい発見があり、とても勉強になりました。台湾への対応は完了しましたが、まだ国際化ははじまったばかりです。今後の英語対応や、ブラッシュアップにさらに力を入れていきたいです。」と話すのはエンジニアの鈴木さん
このようにプロジェクトキックオフから実質2ヶ月でローンチできたのも、プロジェクトメンバーが一丸となり、スピード感を持って業務を進めることができたからです。
こういったプロジェクトは部署横断的な取り組みになることがほとんどなので、他職種のメンバーと知識を共有することで、プロジェクトを通して関わるメンバー全員の職能が磨いていくことができます。それぞれの本業務をこなしながらの+アルファのミッションということで難易度が高い部分もありますが、社内にいながら個人のキャリアの幅も広げることができるせっかくのチャンスなので、今後もこういった機会をうまく会社と個人それぞれの成長につなげていきたいと考えています。
最後に...
このプロジェクトを統括した森山が社内でこんなことを言っていましたので、少しだけご紹介します。
森山:
こういったプロジェクトを立ち上げると、新しい役割や仕事が生まれ、そのフィールドを主戦場に戦うメンバーが必要になります。そうすると、新しいフィールドで活躍してくるメンバーが出てきます。活躍することで、成功体験を積み、それが自信になって個人の成長に繋がっていきます。
当然、メンバーの成長は、会社の成長に直結するので、今回、エンジニアのリーダーと、若手メンバーを中心にプロジェクトを発足したのは、そういった狙いもありました。
僕は、スタメンで「多くのイスを用意する役割を担っていきたい」と思っています。社歴や年齢が若いメンバーが多いスタメンだからこそ、早い段階で、多くの成功体験をたくさん積んで欲しいと思っています。
役割をたくさん用意することができれば、成長するメンバーがどんどん増えてくることにつながっていくはずです。少なくとも、僕は若い頃に、そういう機会や環境を与えてもらったからこそ、今の自分があると感じているので、同じように自分も、若いメンバーに成長機会をたくさん提供していきたいと思っています。
スタメンでは、メンバーが新しいことにチャレンジし、その経験を経て、一段成長し新たなチャンスを掴んでいっています。メンバーのパッションとポテンシャルを信じて任せていくのが、「スタメン」という会社です。この記事を通じて、少しでも私たちのカルチャーが伝われば幸いです。
いかがでしたか?
この記事を通して、スタメンに興味も持ってくれた方、一緒に挑戦していきたいと感じた方は、Watendlyを通して、いつでも話を聞きにきてください。
また、当社では、21新卒採用もスタートしています。社会的に価値あるサービスを生み出すチーム・成長スピードの速い組織で、自己成長していきたい!という意欲のある方は、ぜひエントリーしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!