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神戸大学に「SynergyMarketing 101 Studio」が誕生。

今回、ご登場いただくのは経営推進部部長の内田純矢さんとコーポレートクリエイティブチームの赤嶺佳子さんです。

2023年7月、シナジーマーケティングは国立大学法人神戸大学と大学施設のネーミングライツ※取得に関する協定を締結し、六甲台第1キャンパス 社会科学系図書館1階 ラーニングコモンズの愛称が「SynergyMarketing 101 Studio」となりました。その企画の意図や背景について語っていただきます。

※施設などの名称にスポンサー企業の社名やブランド名を付与すること

*聞き手:山本(経営推進部 )
    :棚原(経営推進部 )

「シナジーマーケティング101(イチマルイチ)スタジオ」ネーミングライツ施設開設記念式典を開催しました | 国立大学法人 神戸大学 (Kobe University)

早期に学生へリーチをかける!チャレンジングな取り組


山本:
この度はネーミングライツの協定締結、おめでとうございます!

内田純矢さん(以下、内田):
ありがとうございます。

山本:
なぜ今回神戸大学様と締結する運びになったのでしょうか?

内田:
元々は谷井さん※からの情報です。谷井さんは神戸大学出身で、今でも特別講義をしていたりとつながりがあったんですが。そこでネーミングライツについての情報をいただき検討をし始めたのがきっかけです。

※谷井等(シナジーマーケティング株式会社 取締役会長)

山本:
なるほど。どんな効果があるのか。費用として妥当性はあるのかなど検討を重ねていった感じですね。

内田:
そうですね。検討を重ね、ネーミングライツは採用ブランディングとして活用できるのではないか?と思いました。
当社の採用課題と照らし合わせて考えたときに、「認知」が低い現状があったので、認知拡大をしていく狙いも含めて取り組みを進めました。
また当社を知ってもらう以前に、「SynergyMarketing 101 Studio」でのデジタルマーケティングやCRMに関するイベントなどを通して、学生の皆さんに企業におけるマーケティング活動に少しでも興味をもってもらいたいという意図もありました。

山本:
どのようなプロセスで検討していきましたか?

内田:
情報収集や環境分析から実施効果やコストを検討し、ネーミングライツ企画として落とし込み、関係者と方向性の合意形成。その後、現地視察を通じて、どの候補施設が効果的か、実際の学生の出入りはどうかなど具体的な学生の皆さんの動きを鑑みて詳細に落とし込んでいきました。複数候補の中からコンセプトなどを策定し、最終的に「SynergyMarketing 101 Studio」となるラーニングコモンズという施設に決定しました。

山本:
当社にとってはネーミングライツという取り組みは初めてですが、苦労した点などはありましたか?

内田:
ネーミングライツを多く手掛けている外部パートナーのコムファクトリー社の支援もあり、特に大きな問題はなかったです。
ただ、前例もない中で、100%効果があるのかわからない3年間の契約を提案をしていったことはチャレンジングな取り組みだったかなと思います。

山本:
確かに会社として前例はないですもんね。効果はどうやって測っていくのですか?

赤嶺佳子(以下、赤嶺)
「SynergyMarketing 101 Studio」内に設置されるインフォメーションボードにQRコードを設置し、興味を持ってもらった学生さんをLPに誘引する仕組みを作っていますが、そこへのアクセスだけで測るのは難しいと思っています。
今のフェーズはなにかすぐにアクションを期待するというより、「認知」を拡大していく部分にあります。1日あたりその部屋を使う人数×365日×3年の数には今後リーチできるのではないかと。そこから採用系のコミュニケーション企画をやっていくとなれば、もっと広がっていくと考えています。そこはこれから企画していかなければならないところですね。

棚原:
確かに。今回の取り組みは大学にリーチするという取り組みであり、新聞やテレビみたいなマスメディアに近い感じですよね。

内田:
そうです。ただネーミングライツを出しただけではなくて、ブランディングインパクトも考えてのことですが、より神戸大学の学生の皆さんにも当社や企業のデジタルマーケティングへの「興味や認知」が高まることを期待しています。

認知を高め、より広く伝播させていきたい

棚原:
クリエイティブはどんなものを作成したのですか?

赤嶺:
3つありまして、まずは部屋のネーミングを決めるのが1つ目、入口と室内に飾る看板が2つ目、3つ目がインフォメーションボードですね。重要文化財の建物というその雰囲気を壊さないイメージで制作しました。また他の企業もネーミングライツをやっていたので、そことの差別化も意識しています。

棚原:
確かにあまりにポップな看板や愛称は付けづらそうですね。

赤嶺:
ありきたりすぎず、シナジーマーケティングらしさも出したい。そういう想いをネーミングに込めています。「当社らしいメッセージってなんだ?」ってところから、創業当初から大事にしている101点のサービス※という弊社のバリューがキーワードとして出てきました。また「101点って考えがすごく共感しやすく、話題にも上げやすいよね」という意見もあり、様々な候補の中から「SynergyMarketing 101 Studio」として名前に採用しました。

※https://corp.synergy-marketing.co.jp/aboutus

棚原:
覚えやすく、親しみやすい愛称だなって思いました!101 Studio、いいですね。
とくにこだわった点などはありますか?

赤嶺:
これを見た学生さんたちがどういう体験をするのか。そこを踏まえて愛称一つにしても熟考しました。また、学生向けなのか、我々の観点から愛称を付けるのかというのも悩みました。コンセプトの選び方、そして見せ方は特にこだわった部分になるかなと思います。
最終的には、我々の姿勢をシンプルにインパクト重視で伝えよう!という方向で固まりました。

棚原:
シンプルかつ大胆な広告ってことですね。
これを機に今後やっていきたいことなどはありますか?

内田:
やって終わりではなく、神戸大学様以外の学生さんたちにどう伝播をさせるかという施策を今後考えていく必要があると考えています。今の学生さんたちは、個々の発信力が高く、神戸大学様以外へも当社のこのような活動が認知されることを期待しています。
そういう取り組みをすること自体が、企業における広い意味でのマーケティング活動だったりするので、そこに触れたり、体験してもらうことで企業のマーケティングなどに興味を持ってほしいとも考えています。

赤嶺:
そうですね。より良いものを作っていくのはもちろん、いまからがスタートだと思っています。このご時世、人を採用するのは本当に難しいので、他にも当社の考え方にマッチしそうな学校があれば、またネーミングライツをやってみたいなとも思います。ネーミングライツ以外でも、学生に早期からリーチしていく活動はしていかないといけないな。と身に染みて感じました。色んな企画をしてブラッシュアップしていって、ノウハウとして貯めていきたいですね。

棚原:
そういう所ができると話題性にも乗っかっていけますもんね。
今回はお時間いただきありがとうございました!!

▼noteでも記事を公開中😊ぜひご一読ください。

https://note.com/design101_sym/n/nc9ca922d2c3b







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