こんにちは！タケウチ建設のWantedly運用チームです！

本日は、タケウチの強みでもあり技術開発分野として特に力を入れているBIM開発についてご紹介いたします！
「BIMっていったい何？」という方や、「タケウチ建設ではどのように利用しているんだろう」と気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください！

BIMっていったい何？

BIMとはBuilding Information Modelingの略のことで、コンピューター上に現実と同じ建物の立体モデル（BIMモデル）を再現して、建物をつくるまでのさまざまな工程で活用していく技術のことです。

すなわち、Building（建物を）Information（情報で）Modeling（形成する）というわけです！

そしてBIMモデルの建材パーツは、数量・寸法・素材・価格などのさまざまなオブジェクト情報を持っています。そのため、3次元のBIMモデルからは図面だけではなくさまざまなデータを引き出すことができ、設計から施工、維持管理に至るまでのすべての工程で活用できるんです！

参照：https://www.cadjapan.com/special/bim-navi/know/difference.html

このようにBIMは、業務効率化や建築デザインのイノベーションを起こす画期的なワークフローのことなんです！
世界的に見ると一般的なBIMですが、日本においてはまだまだ導入が進んでいないので、タケウチが先導したいですね！

タケウチ建設ではどのようにBIMを使っているの？

これまでのところでBIMのことがだいたいわかってきたかと思うので、次にタケウチでのBIMの導入例を見ていきます！

BIM開発は技術開発分野として特に力を入れており、第一段階の目標としては、3D化された図面内に材料、数量などの情報を統合させ、設計・見積・施工図の作成を効率化させることです。
そして実際にAutodesk REVIT（BIMツールのソフトウェア）をタケウチグループ向けに機能を追加・カスタマイズし、施工図に関してはBIM化が完了しました！

今後は、設計・見積部分についても完全BIM化を実施し、設計→見積→施工図の流れをワンクリックで自動作成できたり、AIが図面を作成できるような次世代へ向けた開発を模索しています。

BIM導入を推進している社員のやりがいの声がこちら↓

BIMを導入してどう変わったの？

先ほどお伝えしたように、施工図に関してはBIM化が完了しました。ではそれによって一体どのくらい業務が効率化したのかを次に見ていきます！

下の図をご覧ください！

この図は、施工図のBIM化による時間効率を表したグラフです。

2021年からはJW（従来の2Dでの施工図作成）と比べて、BIMの図面件数が圧倒的に増えました。BIMを導入してからは、5月を除いたすべての月で実施時間が予定時間より短いことがわかります。
作成件数に対する総所要時間をみると、全体的に10％〜28％の実施時間削減となりました！これは施工図のみのBIM化の話ですので、見積や設計と統合させると、更なる効率化が見込めそうです！

最後に

ということで今回は、現在タケウチが力を入れているBIM開発についてご紹介してみました！
今後はますます研究に力を入れて、さらなる業務効率化を目指していきます！

実際にBIMを使ったタケウチの業務は、下記の募集記事から見ることができます！

施工管理

構造設計

意匠設計