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『ガイアの夜明け』放送まであと4日!!グローバル×ものづくりベンチャーTBM【社員インタビュー vol.1】

『ガイアの夜明け』放映まであと4日!!

こんにちは。株式会社TBM コーポレート・コミュニケーション本部 HRデザイナーの増田です。
なんと6月5日「ガイアの夜明け」にTBMを特集して頂きます!
事業の中身を知って頂くと同時に、会社で働く人たちを知って頂くために、特に大企業からTBMへジョインしてくれたメンバーを中心に社員インタビューを行います!

今回は日本郵便株式会社からTBMへ2018年4月にジョインし、コーポレート・コミュニケーション本部で務めている武澤さんの記事になります。


PROFILE
武澤歩沙美/コーポレート・コミュニケーション本部/ソーシャルコミュニケーション
2013年中央大学理工学部数学科卒業。新卒で日本郵便株式会社に入社。
川越西郵便局(埼玉県川越市)での郵便局実務研修後、2年目より本社経営企画部に所属。その後、経営企画部郵便局改革推進室、改革推進部を経て、改革推進部地方創生室へ。全国的な地方創生・地域に関する推進業務を行う。


◆「企業間レンタル移籍」という新しい働き方

ますだ:今日はよろしくお願いします!まず、たけざわさんは、なぜTBMへジョインしたのでしょうか?

たけざわ:実は私は正式にTBMへ入社しているわけではありません。株式会社ローンディールの「企業間レンタル移籍」というサービスを通じ、半年間の期間限定、TBMで働いています。

ますだ:企業間レンタル移籍?

たけざわ:株式会社ローンディールが提供する、大企業の人材をスタートアップのプロジェクトに参加させることで、大企業にイノベーションを起こせる人材を育てる仕組みのことで、大企業とベンチャー企業とをつなぐプラットフォームです。ベンチャー企業にとっては、成長したい意欲を持った大企業の人材にプロジェクトに参画してもらえます。

ますだ:まさに両社のニーズをかなえるサービスですね。TBMではこのような新しい働き方の事例も積極的に活用をしようとしています。ところで、おそらくTBM以外にも様々な選択肢があったと思うのですが、なぜTBMへ決めたのでしょうか。

たけざわ:はい、実はTBMを含め、3社ほどのベンチャー企業様とお会いさせて頂きました。各企業の業務内容に共感しましたし、社員の方々も非常にアツくて素敵な方々でした。その中でTBMがほかの企業と明らかに異なる点がありました。それは周りの人々からの応援の熱量です。


◆ステークホルダーからの異常なまでの期待の大きさ

ますだ:応援の熱量とはどういうことですか。

たけざわ:はい、ここまで周りのステークホルダーの方々から応援されている企業って他にないなと思ったんです。企業のHPを見ても、これまでの日本の経済成長を牽引してきたそうそうたる方々の応援メッセージの記載がありました。

その内容は、企業側が「応援メッセージを書いてください」とお願いしてなんとなく書いてもらったようなものじゃないんですよね。本気でこの事業の成長や成功を願っていることが文章から感じ取れました。ここまで大きな期待を周りから受ける環境の中に自分の身を置けば、自分も必然的に前のめりになって仕事に向き合えるのではないかと考えました。そういう理由でTBMを選択させて頂きました。

ますだ:確かに周りの方々からの期待は本当に大きいですよね。国の補助金を採択して頂いている点もあり、本当に良質なプレッシャーになっていると感じます。


◆日本一の従業員数を誇る大企業からスタートアップへ

ますだ:しかし、日本郵便のような超巨大企業から、TBMのようなベンチャー企業で働くということに対してイメージギャップなどはありませんでしたか?

たけざわ:そうですね。元々ベンチャー企業のイメージはハードワークをして、中長期的な目標や戦略というよりは、まず行動して日々を駆け抜けていくようなイメージでした。

そのイメージは予想通りの部分もあった一方で、驚きもありました。目まぐるしくスピード感をもって仕事をするのですが、その細かな日々の仕事の中にもそれぞれしっかりした戦略がありました。

ここまでスピード感をもった行動を求められる中で、一つ一つに戦略を求められることが驚きました。また、今のTBMは各社員それぞれの目標に対してシビアに向き合えているなと感じています。どんなポジションでも日々の仕事の進捗を追うような組織の制度があったり、いい意味でシビアだと思いました。

ますだ:なるほど。確かに一人当たりの持つべき機能も複数あるし、業務量も多く忙しい。しかしそれぞれにしっかりした戦略を持たないと総合的に上手く進めていけないですよね。いいギャップをお伺いできましたが、実際に仕事をしていてどんなところが楽しいですか。


◆TBMのでの仕事とその面白さ

たけざわ:アイデアさえあれば出来ることの可能性は無限大だなと感じることが出来る点です。LIMEXという商材は新素材で紙やプラスチックの代替製品になります。そのため、活用範囲も広大で様々なことに取り組めます。少し具体的にお伝えすると、現在ソーシャルアクションの一環で福井県鯖江市と連携してプロジェクトを進めています。伝統と先端のものづくり企業が多いため、働く場所が多く、女性の就業率も高い県が福井県であり、眼鏡で有名な鯖江市なんです。国連が提唱しているSDGsの項目に精力的に取り組む市である鯖江市とTBMが連携して、女性活躍に加え、新たにアップサイクルの事例をどんどん生み出し、サーキュラーエコノミーの地域モデルとして構築すること目指していこうと話をしています。

(※アップサイクルとは、従来から行われてきたリサイクルのような単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いものを生み出すことをいいます)会議の中で「こんなものがLIMEXを使ってできるんじゃないですか?」というと、「面白いね、じゃあそれをやってみよう!」となるスピード感や自由度の高さが非常に面白いです。他にも地方公共団体と連携した様々なアクションを準備しています。

ますだ:なるほど、鯖江市の情報は意外でしたね。鯖江市は伝統工芸の漆も有名で工業用漆の大部分の生産はこの鯖江が占めているみたいですね。TBMに入って2か月が経とうとしていますが、逆にきつかったことはありましたか?


◆TBMでの仕事で悔しかったこと

たけざわ:それはLIMEX製品の提案をお客様にした時に否定された時ですね。ただ環境に配慮した製品というメリットでは響かないことも往々にしてあります。それはもちろんそうなのですが、LIMEXって日本の技術で生まれた本当に可能性がある革新的な素材だと思うんです。今、環境課題に対しては日本よりも欧州や海外の方が問題意識を持っています。そのため国外の方々からの方が大きな期待を寄せて頂いてます。でもこんなに素晴らしい日本の技術力を日本人から誇りに感じていただけず、ただ批判をされた時に悲しさというか辛さを感じます。

後は、会社の周りに優秀な人たちが多すぎて、一緒に仕事をしている中で申し訳なくなってしまうことがあります。プロフェッショナルなスキルを持っているし、非常に戦略的であったり、自分に足りないものを持っている人が多いので焦ることはよくあります。

ますだ:なるほど、その視点はおもしろいですね。確かに日本の技術を日本人が批判するのはなんだか残念ですよね。勿論企業側がまだまだ未熟だということは百も承知なんですが・・・例えばアメリカのシリコンバレーなんかは新しいサービスが出たときには、その完成度が未熟なものでも、周りの皆がそのサービスに対して前向きに応援するカルチャーがありますよね。日本でもそういう文化って作っていくべきだと思います。


◆LIMEXという素材が皆に愛されるようなものにしていきたい

ますだ:これからTBMでどんなことに挑戦していきたいですか??

たけざわ:このLIMEXという素材が一般の日本の人々から愛されるような素材になってほしい。海外でもそうだし、日本でも愛されるような製品、そして企業にしていきたいと思います。いずれ日本郵便に戻ったときにこの素材をより加速度的に広範囲にタネづくりもしていきたいです。日本郵便は全国に拠点があり、LIMEXを通じたソーシャルアクションに非常に親和性があると思います。なので、今のうちに様々な準備をしていきたいと思います。

ますだ:是非よろしくお願い致します!今日はどうもありがとうございました!

たけざわ:ありがとうございました。


※2018年9月末でインタビュイーである武澤さんはローンディールのレンタル移籍期間満了により、日本郵便に籍を戻しています。移籍期間の様々な出来事や、総括をローンディール様執筆により記事化されておりますので、ご一読ください。

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