STOVEの設立経緯は私のエンジニアの経歴と重なります。
学生時代にベンチャーのウェブ制作会社でアルバイトをはじめたことから、
キャリアが始まりました。
朝から夜11時まで働くようなハードな企業でしたが、それが結構面白かった。
自分で手を動かしてものを作るのも、自分の性格似合っていて好きでした。
この業界に向いているのかな、と感じた最初の経験です。
そこで制作の修行をしている中で気がついたのが、「営業」の重要性。
営業さんがお客様の真意をキャッチできないと、プロジェクト全体が崩れてしまう。
実はお客様と密なコミュニケーションをする、営業は大事なことだと感じました。
そこで社会人としてのキャリアの一歩目は、
日本アイ・ビー・エム株式会社での営業職を選びました。
お客様とのコミュニケーションを学び、素敵な先輩方との出会いもあり、
IT×営業のトップ企業での経験は、私にとってかけがえのないものとなりました。
ただ、もっと自分の裁量で小回りのきく活動がしたいと考えるようになり、
3年ほど勤めて、転職を考えました。
転職活動では、いくつかスタートアップに話を聞きに行きました。
どれも面白い、面白いと思ったことは、全部やりたい。
そんな思いに至って、フリーランスとして複数企業からの業務を請負うようになりました。
フリーランスになってからは、アナログに飲み会などでお客様に出会い、
「なんでもやります!」の精神で案件を獲得、技術的スキルも鍛えていきました。
様々な企業の課題を解決する仕事にやりがいと面白みを感じ、
積極的に仕事を増やすと同時に、信頼できる仲間も増えていきました。
一人の活動はいくら売上が上がっても、技術力があがっても、新しい発見があっても、
共感できる仲間がいないと、少し寂しいのです。
学生時代にはラグビー部に所属し、練習メニューから戦略までチーム全体で考えて、練習して戦ってきた経験から、私のベースには『チームプレイ』の精神があります。
どんなに欲張っても、歯を食いしばっても、一人でできることには限界がある。
挫折も成功も、共有し合える仲間がいて、安心して集える場所を作りたい、
そんな思いから2015年に法人化しました。
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