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Tech In Asia JP Business Development 北川さんインタビュー

TIA BizDev 北川さんのインタビューを実施しました!北川さんのお話を通じてTech in Asia の理解が深まると思いますので、ぜひご一読ください!

____北川さんこんにちは!本日はよろしくお願いします!まずは自己紹介からお願いします。学生時代とかに力入れてたことも教えてください。
北川:こんにちは、北川です。Tech in Asia(以下: TIA )のBusiness Development部門にてセールス、アクセラレーターやオープンイノベーションの担当をしています。

Tech in Asia Singapore 2018にてジャパンチームのメンバーと!

学生時代は人間科学部で、鬱とか拒食症といった臨床心理学を専攻していました! 映画が大好きで、大学時代の前半は映画館でバイトしていました。映写を担当していまして、今のようなデジタルではなくて、映写機二台使って、アナログにフィルムで映写ができるとこでした。年間100本以上映画を見ていましたね。大学に映画の授業もあり、受けたこともありました。 後半は心理学漬けの毎日でした!入ったゼミが学部の中でも厳しいところで、大学院生が2名サポートに付き、春休みだろうが週5日で学校行ったり、心理学を様々なアプローチで実験していました。テーマを決めて、仮定をつけて、いろんな論文から仮説、推測を立てて、実際に実験して、統計にかけて、、、などをしていました。例えば、いじめというテーマに関しても、「関係性攻撃」という、実際にやる人というよりは、周りの圧力で一緒になっていじめに加わる人の思考過程、外部からの情報がその人にどのような刺激を与え、どのような思考プロセスをするか、科学的に分析したりとかしていました。大学に入る前と後で、心理学に対する印象が大きく変わりましたね。すごく、科学的だなと。

____ありがとうございます!心理学を専攻されていたのですね。学生時代に海外留学もされていたのですよね?
北川:そうですね。留学したいなと、ずっと思ってたけど、なかなかできていなくて、4年生の時に留学を決心しました。まずは1ヶ月の短期留学をアメリカのオレゴンへ。ユージーンという何もない田舎で、映画スタンドバイミーの舞台となったところですね。英語をしゃべることが恥ずかしなくなったな、ってとこで1ヶ月が経過、帰国して「1ヶ月では全然足りない、1年行かないといけないな」と思いました。もともとは大学院に進むことを考えていて、4年生の夏って周囲は就職活動や院の勉強など、色々とやらないといけないこともありましたが、「いってやれー」って感じでいきました笑。元々は「就職するために大学に行くんじゃない!研究するため!」って豪語するような学生ではあったのですが、ここでガラッと変わりましたね。そして、大学には5年半在籍することになりましたが、4年生の夏からアイルランドに1年間いきました。

____アイルランドって珍しい気がしますね!決めた理由はなんだったのですか?
北川:アメリカは便利で、過ごしやすくてとても気に入ったのですが、1年間って時間をどのように過ごそうと考えた時に、全然知らない、想像つかないところに行って、いろんなことを体験してみたいと考えました。あまのじゃくなところもあって、変わったところ行ってみたいなと。アイルランドはヨーロッパを中心に世界中から留学生とかもくるので、いろんな国の方と関わることができましたね。アイルランド人は意外にみなさんシャイだったり、でもお酒を飲んだら一気にオープンになるってことも行ってみてわかりました。大学の単位を振り替えもできたのですが、日本で単位を取り終わっていたこともあり、すべての単位を落としてきました笑。授業はしっかり受けていたのですが、テスト前とかにみんな必死に勉強してるのですが、1年しかないのに、勉強で部屋にこもってるのは時間がもったいないな、限られた時間しかない留学を有意義なものにしようと思いました。

富士通アクセラレーターにて運営メンバーとのミーティングの様子

____単位をすべて落としてきた!笑 そこから帰国されてからはどう過ごしていたのですか?
北川:一回社会に出て働いたほうが良い考え、就職活動をしました。留学していた人は、秋採用の就活していたのですが、自分はいろんな経験してきたから余裕だろうと、ポジティブなので秋採用は受けず、ヨーロッパを旅した後にゆっくり帰国しました。帰国後に就活したがうまく行きませんでした。

____なるほど、就活することにしたんですね!
北川:アイルランドにいる時、海外、外の世界でいろんな刺激があり、社会に役立つものを生み出すために、社会を知ってないと意味がないかなと。例えば、産業カウンセラーになっても、社会経験がなかったら、「君は社会経験ないよね、机上の空論だよね」とかいわれるとすごい弱みになっちゃうんじゃないかと当時考えました。実践を通じて考えながら、社会を通していろんな経験をしたいなと。知ってからじゃないと、研究するにしても、仕事するにしても。就活はいろんな人に出会いたいという観点と、ミーハーで大手で面白そうなところを片っ端から受けていました。当時から、しっかり考えてってよりまずは行動するってとこはありますね。その場その場で決めてきました。どの道で進んでも、自分だったら楽しめるだろうって感じですね。

____大学卒業後にに就職された1社目はどのような仕事をされていたのですか?
北川:企業の課題をWebサイトを通して解決するといった企業、Webコンサル会社へ入社しました。新卒1期として入っていて、同期は一人。1年目は、デザイン、コーディング、進捗管理などOJTで様々な部署を回りました。例えば、「新しいプロダクトを他の会社と共同で作ったから、営業頼んだ」のようなこともありました。多数の大手企業を相手にしていて、その点は面白かったですね。

Microsoft Innovation Day 2018 にて運営メンバーとのミーティングの様子

____その後にフィリピンへ行かれることになるのですね。
北川:はい、1年目の12月にフィリピン行きが決まりました。1年目では、研修を兼ねて、様々な部署移動をしていたのですが、12月から3ヶ月間はコーディングの部署でフロントエンドの仕事をしていました。

____1年目で、海外立ち上げってスゴイですね!
北川:おそらく、消去法的にで選ばれたのかなと思います。笑 英語喋れて、独身の自分に白羽の矢がったのかなと。あと、アクティブさってことは評価されたようです。ボランティア休暇という制度を会社で初めてとったりなど、社内外にてアクティブに活動は当時からしていましたね。フィリピン行きの話を聞いた時は、即答で「はい」と、悩むのは後にして、行きますと伝えましたね。

____フィリピン行かれてからはどうでしたか?
北川:いや〜大変でした、日本にいた時は現場サイド、デザインやコーディングなど制作サイドが多かったので、ビジネスサイドのことをあまり理解してない中、一人で会社、事業立ち上げに取り組みました。何年行くということも決まっていなくて、うまく行かなかったら帰ってくるということだけ決まっていました。

____色んな修羅場を経験されていそうですね!どのような事業をされていたのですか?
北川:メインはオフショア事業、日本で受けたフロントエンドの比較的簡単な部分の仕事のオフショアを小規模チームで運営していました。駐在して3-4年目、フィリピンという特殊な環境でしかビジネス経験がないことに不安を覚え、また自分がフィリピンにどっぷり浸かり切っているのに危機感を感じ帰国し、同時に退職しました。

Backlog Worldでの登壇の様子

____帰国後にはどうされたのですか?その後、Tech in Asiaへ入ったのですか?
北川:帰国後に会社を辞めて、少しゆっくりしていました。まずは、瞑想の合宿へ2週間行きました。自分集中力足りていないなと思って笑。 集中力高めた後に、TECH CAMPのプログラミングスクールで当時興味があったVRを学んだり、1ヶ月フィリビンへ遊びに行ったり、フィリピンの友人と日本を旅したり、ずっと行ってみたかったアメリカのCESという見本市行ったりしました。
最初は、転職のエージェントに登録して、言われるがままに会社を受けて、いつもながら、ポジティブにこれだけ経験してたら受かるだろうと、活動をしていたのですが、うまく行かず。方向転換して、すべて自分で調べて、気になったところを受けるようにして、そこで、たまたまWantedlyでTIAを見つけました。フィリピン駐在時代から知っていたので、日本にもあるんだと思って、コンタクトを取りDavidと会いました。アジアのスタートアップシーンにフォーカスしていること、日本チームは4人と小さいのですが、国籍も多様なグローバルチームで面白いなと考えて入社を決めました。
入社初日は、Tech in Asia Singaporeカンファレンスの日でした。シンガポールカンファレンスの大きさ、雰囲気、中でも、スピードデーティングという、スタートアップが投資家へ次から次へとピッチして行くイベントがあり、そこの熱気、アツさ、行列をつくってデモを見せたりというのがとても印象的でしたね。

TIA2017の様子

___TIAの入社後に取り組んでいる仕事について教えてください。
北川:BizDevとして、セールスおよび企業のオープンイノベーションのサポートの仕事を担当しております。今後は6月ごろからは東京カンファレンスのセールス活動もスタートさせながら、アクセラレーターのプロジェクトを引き続きマネジメントして行く予定です。2017年年末から今までは、一気にいろんなプロジェクトがきちゃったので、大変でしたけど。どういう想いで大手企業がスタートアップと接点を持ちたいと考えているのかを知ることができたりするので、面白かったです。いろんな人と関わりながら仕事を進めれてすごい楽しいです。

____印象的なプロジェクトについて教えてください。
北川:一つは、昨年のTech in Asia東京カンファレンスに、大阪市さんが参加してくださったことです。大阪のスタートアップを連れてきていただいたのですが、そのうちの1社が、展示から80社と名刺交換して、30と確度の高い商談につながるという、成果につながったとこですね!!
二つ目は、JETROがTech in Asia SingaporeでJapanパビリオンを持って、日本のスタートアップ23社をそこで出展したことですね。私もスタートアップ募集や英語ピッチトレーニングなどの事前準備から関わらせてもらったのですが、イベント当日に多くのスタートアップがひっきりなしに来場者とお話している姿を見たり、うちの1社がスタートアップがピッチコンテストで優勝し、とても感慨深かったです。

____TIA Japan社内では他のメンバーとはどのような関わり方をされていますか?
北川:最近は外出しっぱなしで、オフィスにいないことが多かったのですが、基本的にはムードメーカー的なところかなと思っています。しかし、最近良いムードメーカーが4月から新しく入社したので、任せようと思っています。今後は、チームのメンバーをサポートしたり、様々なことを補足したりしたいなと考えています。新卒が入社してくれたり、インターンも増えてきたり、新しく入社してきたメンバーのサポートができたらなと思います。最近感じることはチームワークは確実にに良くなってきていますし、新しく入社したメンバーのおかげで明るい。チームとか会社という枠組みも次々にできていますね。

シンガポールチームとのミーティングの様子(青シャツを着ている北川さんはシンガポールチームへ日本の報告をしています)

____TIA Japanの良さってどういうところだと思いますか?
北川:一番は意思決定が早くて、フットワークも軽い。最近はコミュニケーション多くなっていますね。以前は全員しっかり働いているという信頼感があるからこそコミュニケーションは少なかったですが、今もそれは根底にありつつ、社内カルチャーや雰囲気を作っていくためのコミュニケーションが増えています。Davidのマネジメントもその人に合わせて、人によっても変えていると思います。とても働きやすい環境をつくってくれていると思います。最近はシンガポールチームとのやりとりも増えてきて、海外の支社というよりも一緒のチームとして働いていることも感じられることが多いです。

___北川さんの今後の目標を教えてください!
北川:Tech in Asia入社後に掲げていたた目標の一つが「日本のスタートアップをシンガポールカンファレンスへ連れて行くこと」でした。地方自治体などと組んでとオールジャパンでTech in Asia Singapore出ようと考えていましたが、今回のJETROさんとのでプロジェクトで一部実現することができました。
 次の目標は考え中なのですが、企業とスタートアップの橋渡しをよりグローバル規模で実施していきたいなと考えています。日本企業同士から、まずは日本とアジアをつなげたいなと考えています。ここが実現できないと、TIAの本来の強みを活かしきれないなと考えています。世界を視野に入れているスタートアップや大手企業に今後はより注力していきたいです。あと、いつか自分のビジネスのアイデアを見つけたいですね。

Backlog Worldでの登壇の様子

___掲げていた目標を、一年で実現するというのは素晴らしいですね。最後に一言お願いします。
北川:大変な一年でしたが、良いタイミングに入社できたとということに尽きます。スタートアップやオープンイノベーションの話題を聞かない日がないほど、盛り上がっていると思います。野球で言うと、フライが飛んできた場所に僕はたまたま、立っていいて、ボールをキャッチできたという感じもします。

 この一年を一言で言い表すと「ドンチャン騒ぎ」ですかね!!笑

 今後も「ドンチャン騒ぎ」は続いていくと思うのですが、楽しくやって行きたいなと思います!
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いかがでしたか? 北川さんへのインタビューを通じてみなさんにTIAのカルチャーが伝われば嬉しいです!今後もこのように社内の雰囲気を伝えていきたいと思いますので乞うご期待!

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