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立候補と推薦でメンバーを集め、新バリューを策定!プロジェクトのメンバーにインタビュー!

「サキダチ、ヤクダツ。」という企業メッセージを持つテテマーチは、SNSマーケティングサービスを強みとする会社です。目指すは常にニーズの先をいく未知なる価値を創造していくことです。

先日、「サキダチ、ヤクダツ。」を体現し続けるため、テテマーチでは行動指針として大切にしてきた「5バリュー」に、新バリューとなる『ラプる』を追加し、「6バリュー」へと強化しました。

前回に引き続き、新バリュー策定プロジェクトを牽引したプロジェクトリーダー の小林憲史さんプロジェクトを経営サイドからサポートした人事の下村佳世さんに、新バリュー策定プロジェクトについて話を聞きました!

※インタビューはオンラインで実施し、撮影時のみマスクを外すなどの感染対策をしっかり実施した上で行っております。

ー前回は新バリュー『ラプる』について詳しくお聞きしたので、今回は策定プロジェクトについて聞かせてください。メンバーは社内公募とのお話がありましたが、なぜ公募だったのでしょうか?

下村:前回お話した「浸透」の観点に紐づきます。会社の施策や制度など人に関わる部分では、社員がどれだけ自分事化できるのかが重要になると思っています。経営陣の一存でプロジェクトメンバーを決めてしまうのは簡単ですが、そうなると自分事化しにくいのではないかと考えた上で、メンバーから立候補や推薦という形で募集し、ディレクター/プロデューサー/広報/社長室から1名ずつ、社歴も異なる4名のメンバーをアサインしました。


ー全社プロジェクトのメンバーを公募するのは普段からですか?

下村:そうですね!社員に自分事化してもらいたいものについては、公募でメンバーを決めるようにしています。代表的なものだと、年の最終出社日に実施する納会のプロジェクトメンバーは毎年公募です。納会では、1年の振り返りと来年の方針について話す他に、表彰やプロジェクトメンバー考案のコンテンツ実施などを行っています。

1年の締めくくりに、翌年もみんなで同じ方向に進んでいけるように情報共有やコミュニケーションを行う大切な場なので、当事者意識を持って参加してもらいたいのと、何より社員が楽しめる会にしたいので、公募で集まったメンバーに作りあげてもらっています。

あとは、今進めている全社プロジェクトも社員参加型なスタイルですね!CCOのふくまさんがメインで進行をしていますが、ブレスト段階の会議に関しては社員自由参加だったので、社歴や役職関係なくいろんなメンバーが自分事化して考え、意見を出してくれていました。


ー分け隔てなく機会が与えられるのは素敵ですね!新バリュー策定プロジェクトでは小林さんがリーダーとのことですが、メンバーそれぞれの役割はどう決めたのでしょうか?

小林:プロジェクトメンバー決定の際に、会社からそれぞれにプロジェクトメンバーとして参画する場合の期待役割が告げられました。各メンバーは、その期待役割を達成するために必要な役割を担った形になります。

※下村さんから小林さんに送られたアサインオファーのチャット

下村:多くのメンバーから立候補や推薦をいただいて、その中でどのメンバーに参画してもらうかの検討を進める中で、職種や社歴・期待値など複数の判断基準がありました。小林さんに関しては、8月に入社していただいたばかりであったものの、ディレクターチームのマネジメントやリーダーを担っていただきたいという期待が大きく、こういった全社プロジェクトに参画することで“組織への理解をより深めていただきたい”というのが選出理由でした。

特に「プロジェクトリーダーとして正しい意思決定をしてもらいたい」という想いがあり、それには会社のカルチャーに対する理解だけでなく、今回の新バリュー策定に関する役員陣の意図の汲み取りなども重要になります。今後、マネジメントを担う立場になったときに求められる役割なので、ぜひ経験してほしいと考えていました。

また、普段からプロジェクトマネージャとして様々な案件を担当している小林さんだからこそ、意思決定も含めたプロジェクト全体が上手くいくようなディレクションを担ってほしいという期待もお伝えしてました。


ー大きな期待があったようですが、プレッシャーは感じませんでしたか?

小林:プレッシャーよりも素直に嬉しい気持ちが強かったですね。私は元々リーダー候補での入社という前提があったので、リーダーに昇格できたときに周囲に納得してもらえるよう、ちゃんと先頭に立って引っ張っていく姿勢を社内に示していくべきだと考えていました。

実際にディレクターチームの中では、プロジェクトマネージャとして案件を推進することやチーム改善プロジェクトなどの日々の業務の中でも示せると感じていましたが、対組織で考えたときに昨年までの組織体制ではチーム外のメンバーにはなかなか届きにくい状況でした。そのため、全社規模のプロジェクトの中でもリーダーという立ち位置で動けている点でアピールできれば、ゆくゆくリーダーのポジションに就いたときにも「全社プロジェクトのリーダーもやってたもんね!」と広く納得感を持ってもらえると思ったので、絶好のチャンスだなと思いました!


ー全社員の行動指針となるものを策定する難しいプロジェクトだったかと思いますが、経験して大変だったこと・得られたことはどんなことですか?

小林:この新バリュー策定プロジェクトに参画したとき、自分がまだ入社したてだったこともあり、他の“5バリュー”への理解が十分ではなかったと思います。当時は、それぞれのバリューが何を表していて、どんな姿勢を求めているのかについての表面的な理解にとどまっていて、実際にどう体現するのか?体現できているのか?という部分の考えには全く及んでいませんでした。

今回のプロジェクトで、1つの新しいバリューだけを決めるというよりは、他のバリューとの繋がりや会社の掲げるミッション・ビジョンとの関係性を持たせる必要がある内容だったので、改めて5バリューについても深く考える機会になったと思います。

バリューとは会社のDNAみたいなものだと思うので、そこを根幹になって決めていく中で社員や組織全体について考える時間が増え、組織がこれまでどうやって歩んできたのかを理解する機会になったのは、大変だった分すごくいい経験でしたし、得られたものも多かったです。


ー下村さんは大変だったこと・得られたことはありますか?

下村:サポートという立場だったので、どこまで関与するかの判断が難しく、私自身もすごく勉強になりました(笑)せっかくプロジェクトとして発足したので、9割はメンバーで進めてもらいたいなと思っていましたが、プロジェクトが進む中で「今までのバリューとの紐づけは何だっけ?」「そもそも新バリューは誰にどういう気持ちになってほしいのか?」といった根底の部分まで立ち返ることになり、どうやってヒントを差し出すのか、手助けしたことで誘導になってしまわないかという点で本当に悩みました。

このプロジェクトではそういった検討プロセスも重要なので、"見守ること"に徹しました。最終的には、右に行ったり左に行ったり白紙に戻ったり色々とあったものの、それらも踏まえてプロジェクトメンバーの理解が深まって、リリース後も日常の会話の中で『ラプる』が使われていく状態まで一環して繋げられたのは、メンバーの大きな功績だと思います。メンバーや私の悩んだ時間は全部“生みの苦しみ”だったんだと思います。結果的に時間はかかってしまいましたが、いいプロジェクトでした!


ーサポートとしてメンバーをそばで見ていましたが、メンバーの活躍はいかがでしたか?

下村:当初の期待役割としては、小林さんは「プロジェクトリーダー」、広報のメンバーは「リリース前後の社内統制と社外統制」、社長室のメンバーは「役員陣の意図の汲み上げ」、プロデューサーの玉置さんは「現場視点での浸透・運用」でした。玉置さんは想像を超える頑張りを見せてくれて、現場視点の意見として重要な問題提起をしてくれました。プロジェクトメンバーのバリューに対する理解が深まったポイントを作ってくれたと思っていて、いい働きをしてくれたなと感じています!

紆余曲折ありながらもプロジェクトを導いてくれたリーダーの小林さんを筆頭に、全員が想像以上に意識して動いて期待役割を達成してくれたので、ちょっとビックリしました!


ー小林さんはリーダーの視点で、メンバーの活躍をどう感じていましたか?

小林:振り返って考えてみると、最初からもっとみんなに頼ればよかったなと思います。私も入社して初めての全社プロジェクトだったので「リーダーとして進めていかなければ!」という思いが強く、割と気負ってしまっていたんですよね(笑)他の仕事でも「最悪自分が頑張ればなんとかなる!」と考えてしまうところがありまして。でも、下村さんのお話の通り本当に各々が期待された役割にしっかり邁進していたと思います。

名前があがったのでプロデューサーの玉置さんについて少しお話すると、現場視点の意見を具体的にあげてくれるだけでなく、「外に出て交流するのが苦手なメンバーが、できてないことを負担に思わないようにするには?」といった心遣いのある視点を提供してくれました。前回お話しした「外に出るってどういうこと?」「本当にバリューに掲げる必要があるのか?」といった本質の部分まで立ち返って話し合うことができたのは、玉置さんの視点があったからだと思います。

プロデューサーの玉置さん

他の2名についてもプロジェクトとして本質的な議論が続いた中で、社長室のメンバーは業務の中でもさりげなく役員の方々と会話をして、新バリューのコアになるキーワードを拾い上げてきてくれていましたし、広報のメンバーは全体調整が本当に上手くて、みんなの意見を俯瞰的にまとめあげてくれました。

それぞれのメンバーが期待されていた役割を超えて、自分なりの働きかけを積極的に行ってくれていたので、最終的には私もみんなが進めてくれるものに対して方向性を整えて、役員への提案や社内発表の方向性を示すような舵取りの部分に専念できました。メンバー全員の活躍があったからこそ、6つ目のバリュー『ラプる』の策定ができたのだと思っています。

ーとてもいいチームだったのが、伝わってきました!次回は、バリュー策定の裏側での役員陣とのエピソードや、社内浸透について詳しくお聞きしたいと思います。お楽しみに!


前回の記事はこちら👇

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