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スタートアップの総合商社|プロトスターの、「挑戦者と共により良い時代をつくる」とは

こんにちは!安藤です。

今回はプロトスター株式会社の代表、前川にインタビューをしていきます✨
プロトスターがどんな会社なのか、何を目指しているかについて、ぜひ知っていただければと思います。



前川 英麿(まえかわ ひでまろ)
出身:東京都
大学:早稲田大学 政治経済学部政治学科
趣味:散歩といろんな歴史を調べること

※詳細の経歴については記事下にて。


ーーまずは、プロトスターを創業するに至った経緯を教えてください。

はい!ざっくりお話ししますと、私は大学を卒業後、新卒でベンチャーキャピタルのエヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ㈱(現、大和企業投資㈱、SMBCベンチャーキャピタル㈱)に入社しました。
その後すぐにリーマンショックになり、スタートアップの暗黒時代を5-6年ほど過ごしました。

そこでは業績が悪くなっていくスタートアップがたくさんありました。
ですが、ダメになっていく会社を立て直す、というスキルが当時の私には全くありませんでした。
それを身につけるべく、経営再建支援を行う、フロンティア・ターンアラウンド㈱に転職しました。
この業界はベンチャーキャピタルと同じくらい奥深く、大変勉強になりました。

その後、同じ労力であれば、一つの会社を立て直すよりこれから伸びる会社を支援した方が、日本にとってより良いのではないかと思い、スローガン株式会社でCVCの立上げを行いました。
その後、挑戦者をもっと支援したい、起業家支援のインフラをつくりたいという想いが止まらなくなりプロトスターを創業しました!

ここから今日まで24時間365日、どうしたら挑戦者と共によりよい時代をつくることができるのだろうかと思考錯誤する日々を過ごしています。


ーー起業家支援→経営再建→起業家支援という流れだったんですね。

そうですね!
スタートアップを支援するベンチャーキャピタルと、再建中の企業を支援する事業再生の業界。
その両面を経験したことで、企業の成長支援の奥深さと面白さを知ることができました。

特に、スタートアップの成長にはファイナンスだけの支援でなく、多様な支援が必要なことを痛感し、スタートアップ成長を支援するもっと良い方法があるのではないか?という想いが今のプロトスターへと繋がっています。


ーー実際に今はどのような方法で起業家支援を行っているんですか?

プロトスターは『スタートアップ支援の総合商社』をうたっています。
私の経歴の通り、私はスタートアップの成長を真に支援するには、多様な支援が必要だと痛感しました。

そのため、プロトスターにおいてはスタートアップを支援すべく商社のように多様なサービスを展開しています。
具体的には、エコシステム形成、ファイナンス支援、セールス支援と大きく3つのセグメントがあります。


ーーそれぞれ具体的な事業の説明をお願いしてもいいですか?

はい!まず1つ目の「エコシステム形成」ですが、「アライアンス」事業部を通じてスタートアップ支援のために、国や都道府県や市町村など行政、また大企業とビジネスを展開しています。行政や大企業がスタートアップのエコシステムに関連した活動をするとき、その裏方として支援をしています。これまでに、三井不動産さんと連携してコワーキングスペースを提供したり、京都市のイノベーション を加速させる「KYOTO Innovation Studio」の運営などをしています。

2つ目に「ファイナンス支援」ですが、起業家と投資家のマッチングサービス「Startuplist」を運営したり、スタートアップのM&A仲介に特化した「Start up M&A」を展開しています。これらの活動により、スタートアップの創業時の資金調達を支援したり、またスタートアップのEXITの支援をしています。

3つ目に「セールス支援」ですが、起業家支援メディア「起業LOG・SaaSLOG」を展開しています。SaaSLOGは、SaaS企業に対しリード情報を提供することで、スタートアップの成長にもっとも重要なセールスの支援をしています。また起業LOGメディアを通じてスタートアップのブランディング形成も支援しています。



ーー本当にスタートアップ支援の総合商社をうたっているだけあって、多様な事業を展開しているのですね!今後はどのような展開をする計画でしょうか?

事業の展開としては、横の展開と深さの展開があると考えています。

横の展開に関しては、3つのセグメントだけでなく、例えば人材支援やグローバル支援など、更に多様な支援領域を広げていきたいというものがあります。スタートアップ支援の総合商社になるには、もっと多面的な支援ができるようになりたいと考えています。

そして、深さの展開については、もっとスタートアップとの関係を深めていきたいです。「ちょっとサービスを使ってみました」くらいの関係性だけではなく、直接お会いしたり、イベントに登壇してもらったり、というさらに深い関係性のあるスタートアップを増やしていきたいです。

その先に「挑戦者と共により良い時代をつくる」というミッションの実現があると思っています。


ーープロトスターの強みはどこにありますか?

スタートアップコミュニティから生まれた会社でもあるので、スタートアップとのネットワーク構築には強みがあります。すでに1万社以上のスタートアップと関係を構築しています。

先ほどお伝えした通り、プロトスターはスタートアップ支援商社として多くのサービスを展開しています。この多様なサービスを通じて幅広くスタートアップを支援できるのも大変な強みです。

そして、なによりスタートアップを支援するビジネス・ミッションに共感したチームがあります!プロトスターはとてもユニークなポジションにある会社ですので、とても魅力的なメンバーが集っています。これは最大の強みです!


ー最終的に、会社として目指していることは何でしょうか?

常に挑戦者と共にありたいと思っています。そして挑戦者の成長を通じてイノベーションを生み、より良い時代をつくっていきたいと考えています。そのために、プロトスターは唯一無二の存在として、挑戦者支援の総合商社でありたいと考えています!


ーーありがとうございました!

<前川 英麿 プロフィール>

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ株式会社(現、大和企業投資株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社)に入社し、ベンチャーキャピタルに従事。その後、常駐のターンアラウンド支援に特化したフロンティア・ターンアラウンド株式会社を経て、2015年スローガン株式会社に参画。投資事業責任者としてSlogan COENT LLPを設立し、執行役員カンパニープレジデント就任。2016年11月に挑戦者と共により良い時代をつくるべくプロトスター株式会社を創業。

他にサイトビジット社外監査役、経済産業省 先進的IoTプロジェクト選考会議 審査委員・支援機関代表等を歴任。ホロラボ社外監査役、東京都 政策目的随意契約認定審査会 外部審査委員、青山学院大学「アントレプレナーシップ概論」非常勤教師、グローバルビジネス研究所プロジェクト研究員。早稲田大学ビジネスファイナンス研究センター招聘研究員等。日本ベンチャー学会所属。



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