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【社内アンケート公開】テレワークに伴う新しい制度がはじまります

トライバルメディアハウス(以下、トライバル)では、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、2020年2月26日(水)からスタッフの時差出勤・在宅勤務を推進するとともに、3月27日(金)には無期限延長の在宅勤務に移行をしました。

そこで今回は、在宅勤務におけるスタッフの状況把握と改善アイデアの収集を目的に実施した「テレワークに関する社内アンケート」の結果をご紹介します。

また、トライバルでは日々頑張ってくれているスタッフを支援すべく、アンケート結果を踏まえて新しく2つの制度をスタートしました。 どちらもすでに導入している企業の多い制度ですが、こういう結果のうえで導入をしたんだな……というフローもあわせて知っていただけると嬉しいです。

テレワーク実施企業の状況が知りたい方、他社の状況が知りたい方などのお役に立てれば幸いです。

「テレワークに関する社内アンケート」調査結果

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■アンケート実施期間:2020年4月20~22日
■調査対象:トライバルメディアハウスに勤務するスタッフ
■回答数:116
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Q1. テレワークを行った感想を教えてください。

約8割のスタッフが「とても良い・良い」と高評価の一方で、約2割が「とても悪い・悪い」と回答。

Q2. テレワークを実施してみて、自身の生産性が上がったと思いますか?

「とても上がった・上がった」は約4割。「とても下がった・下がった」の約2割は、Q1.で「とても悪い・悪い」と回答した約2割の層と重なりそうです。
トライバル特有の「変化への適応能力の高さ」を発揮しているのか(!?)、「変わらない」も約4割います。もう少し様子を見てみないと分からない部分かもしれませんね。

Q3. 生産性が上がったと感じた理由を教えてください(コメント一部抜粋)。

■仕事が中断することなく、集中できる
■通勤時間や外出に伴う移動時間が減ったので、作業時間が確保しやすい
■通勤時間の短縮やストレス軽減などにより、生産性向上につながった
■非効率な部分もあるが、全体的には効率が上がった

オフィスにいると電話対応や人に話しかけられることで中断しがちな業務も、集中して取り組めるようになった、など「どれだけ集中できているか」に関して回答している人が多くいました。
また、時間や環境、体調などの複数要因がクリアになったことで生産性が上がった(少ないインプットで多くのアウトプットができた)、と回答している人も一定数います。


Q4. 生産性が下がったと感じた理由を教えてください(コメント一部抜粋)。

仕事環境
■自宅の仕事環境が整っていない(回線が遅い、モニターがない、パソコンデスク・チェアがないので長時間座っていられない、など)
■私生活と仕事の切り替えがうまくできない
■(保育園・幼稚園の休園により)子どもの世話・家事・仕事を両立させるのが大変

コミュニケーション
■メンバーとのコミュニケーションが取りづらくなった(コミュニケーションに工夫が必要になった、対面より非効率になった)
■これまで以上に丁寧に行う必要があり、時間とカロリーを使う

作業効率
■みんなが働いている時間帯(10~19時)は、チャットツールでの対応やミーティングが入るので、集中して作業しにくい

コメントの傾向を見ると、環境・コミュニケーション・作業効率という3つの要素に分けられました。
「この状況が長く続くようであれば、精神的疲労で生産性も下がりそう……」という声も。


Q5. チーム内でのコミュニケーション量について教えてください。

「とても少なくなった・少なくなった」と回答している人が4割以上。こちらも「変わらない」は約4割います。

Q6. コミュニケーションの取り方で工夫していることがあれば教えてください。

電話・チャットツール
■チャットでの文字会話ではなく、なるべく電話で話す
■チャットでの指示は、細かく丁寧に書く
■相手のアクションが止まらないように、ミーティングが入っていない時間はなるべく即レス
■(邪魔にならない程度に)チャットで雑談をする

ミーティング・ビデオ会議
■議題の有無に関わらず、毎日30分のチームミーティングを実施している
■毎日チーム定例を行い、タスクや相談事項などをチーム内に共有している
■細かく議題を区切ったり、こまめに質疑応答を行ったりして、共通理解を持ちやすいようにしている
■通常なら言わないような細かいことまで、ちゃんと伝える
■事前にアジェンダを共有し、ミーティングの目的をはっきりさせておく
■複数人で話すときは、意図的に話し相手を明確にする(「○○さんはどう思う?」など)
■ミーティングの時間内に、全員一回は話せるようにしている
■カメラを意識し、リアクションを増やす

その他
■今やっていることや困っていることをつぶやく「分報」をチーム内で導入し、ナレッジや悩んでいることは(オフィスにいるとき以上に)細かく共有している
■連絡・相談だけでなく、状況やひとりごとも含めて共有している
■オンラインでランチをする
■毎日30分程度のおやつタイム(雑談時間)を設ける

どのチームも、さまざまな工夫をしていることが分かりました。
他のメンバーの手を止めてはいけない……! と、可能な限り即レスしているスタッフも多いようです(みんな優しい……ホロリ)。ただ、そうした対応によって自身の作業時間が削られてしまうパターンもあるので、時間を区切ったり優先順位をつけたりして管理する必要がありそうです。


Q7. 今後(コロナ収束後)も定期的にテレワークを実施したいと思いますか?

「頻繁に実施したい・ときどき実施したい」が9割超えという結果に。働き方に関する希望やアイデアについては、Q8.で細かく答えてもらいました。

Q8.  テレワークに関するアイデア・リクエストはありますか?

テレワーク・働き方
■仕事がしやすい場所は人それぞれなので、働く場所を自分で選択できると良い
■手を動かす作業はテレワーク、頭脳労働系はオフィスワーク、というように使い分けたい
■週1回程度なら、テレワークもアリ
■子供がいる家庭は日中だけだと集中しにくいので、深夜や早朝の勤務も可能にしてほしい
■今回のテレワーク実施によって各自メリット・デメリットが明確になったと思うので、それらを活かして一層働きやすい会社・環境づくりを目指してほしい
■新卒や社歴が短くてまだ馴染めていない人に対するケアを、全社的に行っていきたい
■テレワークを継続するなら、作業内容・実績の見える化や評価制度の整備をしてほしい

仕事環境
■仕事環境を整えるため、電気代や通信費、デスク・チェア・モニター(ノートPCを繋いでデュアルモニターで作業をすることが多いため)購入費の補助がほしい
■家具などを置く場所がないので、リモートワーク期間中は家具などのレンタルサービスを利用したい

その他
■“それとなく話しやすい環境”がなくなってしまったので、オンラインでもそのような存在を実現したい
■オンライン会議をするときは、ハウリング防止にもなるのでイヤホンマイクを使ったほうがよい(画面の向こう側で声を張ってて大変そう)

部署や業務内容によって多少傾向は異なりますが、多く集まったのがテレワーク導入に関する前向きな意見と、仕事環境を整えるための費用補助の要望でした。
「自分は問題ないけど、子どものいるスタッフにとっては〇〇〇のような支援があったら嬉しいのでは?」のように、他のスタッフを気遣う意見もチラホラ。

今後のスタッフ支援について

アンケートの中でとくに多くの意見が集まったのが、「コミュニケーション(のとり方)」と「自宅の環境整備」について。そこで、新たに以下の支援を行うことになりました。

コミュニケーション:オンライン飲み支援制度
従来は、スタッフ同士の理解促進やコミュニケーション向上を目的として「さしのみ制度」などを設けていましたが、今回のテレワーク期間中は「オンライン飲み支援制度」を実施。
コミュニケーション量の増加やストレス軽減、仕事へのモチベーション向上のために、2,500円/月を負担します。

環境整備
通信環境の整備やデスク、モニターなどの購入・レンタル費用に充ててもらうため、全社員に一律3万円を支給します。

最後に

コロナ禍という予期せぬキッカケからスタートしたテレワークの導入ですが、トライバルではこれからもスタッフが少しでも快適に働けるよう、現場に寄り添ったサポートを行っていきます。

最後になりますが、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、感染された方々の一刻も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。
また、感染拡大防止に尽力されている医療関係者をはじめ、私たちの生活を支えてくださっているすべての皆さまに、深く感謝申し上げます。

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トライバルメディアハウス(以下、トライバル)は、2007年の設立以来、Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどのソーシャルメディアを活用したマーケティングに強みを持ち、多くの事業会社のマーケティング活動を支援してきました。 「開拓する。マーケティングの地平と、人と社会が心待ちにしていた喜びを。」というパーパスのもと、大手企業のマーケティング支援からソーシャルメディアに関するツールの開発・提供まで幅広く手がけています。 マーケティングを仕事にしたい! マーケティングでワクワクした未来をつくりたい! そんな思いを持ったスタッフがたくさんいる会社です。 ◆ソリューション事業 マーケティング戦略の立案からプロモーション・キャンペーンの企画・PR戦略立案・リアルイベント企画・SNSアカウント運用など、手法を問わずお客様の課題解決のためにトータルでご支援を行うことができるのが、トライバルの特長です。 ◆代表事例 https://www.tribalmedia.co.jp/works ◆熱狂ブランドマーケティング ブランドに対する熱狂的ファンの「愛」で、ブランドの持続的な競争優位を獲得するマーケティング https://nekkyo.tribalmedia.co.jp/ ◆Modern Age/モダンエイジ 音楽やテレビなどのエンターテインメント業界のマーケティング支援と、エンタメを活用したブランドのマーケティング支援 https://modernage.tribalmedia.co.jp/
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