《エンジニアインタビュー》データセンターに連れて行ってくれたインフラエンジニアに話を聞いてみた!
こんちにちは。トビラシステムズのるみ氏です。
先日、トビラのサーバがあるデータセンターで作業があるということで、見学がてら連れて行ってもらいました。私もサーバの設置をちょっとだけ手伝わせてもらいました。現場は写真撮影NGだったので、絵で表現するとこんな感じです。
サーバがたくさんある場所なんて私はスパイ映画でしか見たことがなかったので、なんだかとてもかっこいい気分になりました。
気持ち的にはこんなテンションになってしまいました(気持ち的には)
< るみ氏(左)と松澤さん(右) >
そういうわけで、今回はデータセンターに連れていってくれたトビラのインフラエンジニア・松澤さんにちょっと話を聞いてみることにしました。
松澤さん。今はどんな仕事をしていますか?
今メインでやっていることはサーバの移行です。大まかに言うと、サーバ作ったり、負荷試験をしたり、セキュリティの面を強化したり。
この前行ったデータセンターにはよく行くことがあるんですか?
機器が壊れたりしたら行かなきゃいけないけど、しょっちゅうは行かないんだよ。
そうなんですか。結構おもしろかったですよ。
うん、でも本当はめちゃめちゃ大変だけどね(笑)あれだけで終わりじゃなくて、配線もきれいにしないといけないし、配線にタグを付けたりもしないといけないんだ。
たしかに。私も少し手伝っただけで筋肉痛になりそうでした(笑)
松澤さんの学生時代について教えてください。
僕、大学ではもともと数学科で勉強していて、情報系ではなかったんだ。ITやプログラムは、少しは勉強していたけど。数学科って、だいたい数学の教師になるか情報系の仕事に行くかのどちらかっていう選択肢が多くて。僕は教員は途中で断念してしまったので、だったら情報系しかないということで、エンジニアになったんだ。
もともとインフラエンジニアだった明田さん(社長)がよく「インフラにはセンスがいるなあ」と言っていますよね。どういう意味なんだろうってずっと思っているんですが、あれはどういうことだと思いますか?
もちろんプログラミングにもセンスは必要だけどね。インフラだと障害があったときにログを見たりするんだけど、どれだけ早く障害の原因に気付けるかという部分は、結構センスが必要になってくるかもね。
あと、明田さんが言っていたのはたぶん物理的なセンスという意味もあって、例えばどれだけ綺麗に配線ができるかとか、上手い人は上手いし。データセンター行ったときも、綺麗なのはすごく綺麗だったでしょ?
たしかに...
< 写真に写り込んできたのは社長の明田さん >
インフラやっていて、アピールしたいところはありますか?
インフラを全部自社で持っているという点は、この規模の会社では珍しいと思う。それはトビラの強みでもあるし、経験できるのは面白いところなんじゃないかなと思うよ。
今までで大変だったことは?
一番は障害対応。年間で稼働率が決まっていて「一年でサーバを止められる時間はこれだけです」って決まってる場合は、本当に時間との戦いなの。まずは復旧が最優先なんだけど、障害の原因を探すのはすごく大変で。たとえば夜中に障害が起きた時に、当時のメモリの使用量とかは追えないし、見えないことが多いんだよね。だから、本当にこれでいいのか?という不安もあるし、対策も立てなくちゃいけないし、どうしたら直るのかを考えるのは結構大変かな。
なんか... 医者みたいですね。オペみたい。手術も麻酔が切れるまでのリミットがあるし、病気の原因を探して治さなきゃいけないし。そんな感じ(笑)
そうかもね。オペでミスしたら大変だけどね(笑)
3月にリリースされたNetcomfyもそうだけど、何かをリリースできたら「ああ良かった」と一旦は思う。でも「本当にサーバの設定大丈夫かな」とか心配になるんだよね。
そういう風に、慎重に考えられる人が向いてるんですかね?
うーん、慎重さも大切だけど、決断力も必要だと思う。不安は絶対に拭い去れないんだけど、不安で不安で出せないっていうのもよくない。だから、「いける!」と思ってスッと出せるくらいの決断力は必要になってくると思う。どっちも大事だから難しいけどね。
いま学生で就活している人も多いと思うのですが、インフラやってみたいという人に何かアドバイスをするとしたらどんなことがありますか?
インフラって本当に幅広くて、ネットワークエンジニアからサーバエンジニアまで、いろんなエンジニアがある。まずはどこをやってみたいかを明確にしてから絞って就活するのは大事だと思うよ。社内でどんなことをやっているのかをしっかり把握すること。インフラっていう漠然と広すぎるイメージだけでは、やりたいことができない可能性があるから。自分がどういうことをやりたいか決めておくのは大事かもしれないね。
インフラで新しいメンバーが来るとしたら、どんな人が来て欲しいですか?
飽きずに続けられる人がいいと思うな。同じ作業が続くこともあるから。飽きずに継続しながら、自分でもやりたいことを見つけられる人がいいんじゃないかなと思う。何かを極めたい人とかね。
まだはっきりと自分が何をやりたいか決まっていない人は?
トビラの環境は向いていると思うよ。いろいろな領域ができるからね。
ありがとうございました!
トビラのエンジニアにインタビューしました。松澤さんはクールに見えて本当は熱い人です。
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