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【内定者が語る 私と土屋鞄製造所vol.1】「私、実は忍者なんです⁉自分らしくいることの大切さを学んだ就活に迫る」

土屋鞄の内定者ってどんな人なんだろう…面接の雰囲気はどんな感じなんだろう…。

就職活動中にそんなことを思っていた経験から、内定者が実際にどんな学生時代を過ごし、どんな就活をしていたのかを今まさに就活中の皆さんに伝えたい。

そんな思いから、内定者同士がインタビュ―を行い、土屋鞄との出会いや選考での思い出などをありのままに語ってもらうストーリーを企画しました。内定者が何を考え、多くの企業の中からなぜ土屋鞄を選んだのか…是非ご覧ください。


【内定者プロフィール】

  • 鈴木 空 (すずき そら)

三重大学 人文学部文化学科 日本中世史専攻 4年

子どもの頃から忍者や日本史が大好きで、忍者研究をするために大学に入学。机上の研究だけに飽き足らず、忍術の実践のため自ら「忍者部」の立ち上げに携わる。

  • 村松 姫奈 (むらまつ ひな)

静岡大学 情報学部 情報社会学科 4年

大学ではサークルでよさこいに打ち込む。邦ロックが好きで月に一度はライブかフェスに参戦。(2021年はFUJIROCKに参加)


初回は鈴木空(以下、空)へのインタビュ―。忍者研究を極めた彼女がなぜ土屋鞄に入社を決めたのか、同じく内定者でインタビュアーの村松が聞いてみました。

△”空”という名前にもあるように、空の写真をよく撮るそう。(撮影:鈴木)

私の就職活動ヒストリー

ーこうして改めて話を聞くのはなんだか新鮮だね。よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

ーでは始めに、空の就活の流れについて教えてください。就活を振り返ってみると、いつ頃どんなことをしていた?

就活を始めたのは大学3年生の6月頃だったかな。その頃はやる気に満ちていたから、オンラインの就活講座や企業説明会にたくさん参加をして「自分は就活をしている」という気分になってたかも。でも、徐々にコロナウイルスの感染が拡大してきて、友達にも会えないまま夏休みに突入。夏休み中はほとんど人に会わなかったので、就活への意識がだんだんと薄れてしまい、絵を書いたり本を読んだり自分の好きなことに没頭してた。

そのまま気付けば11月になっていて、やっと焦りを感じたもののまだはっきりと自分のやりたいことはわからなくて、なんとなく元々興味を持っていた日本の暮らしや文化、伝統に関わるような仕事があれば良いな…と、ぼんやりしたまま就活を進めていたんだよね。なかなか自分に合う企業を見つけられず悩んでいた翌年2月頃、就活サイトで偶然土屋鞄に出会ったんだ。

結局、その後3~4月に他の企業の選考も受けたけど、土屋鞄が一番自分らしくいられる場所だと感じていて。結果的に5月に土屋鞄から内定をもらったので、そこで就活を終えたという流れだったよ。

面接も全てオンラインだったし、大学もリモート講義だから友達にも会う機会がなくて、コロナの影響を大きく受けた就活だったと今振り返ると改めて思う。


ー確かに、大学もオンラインになって友達と会えないのは辛かったし、自分の就活の進め方が周りと比較できず、不安だったよね。

土屋鞄には偶然出会ったとのことだけど、きっかけは何だったの?

日本の伝統芸能や文化継承関連の企業を探していたときに、偶然就活サイトで見つけたのがきっかけだったよ。土屋鞄が目指す「日本のものづくり業界や職人の未来を明るくしていく」ということに共感して興味を持ったのかな。

暮らしの中で使うものに関わる仕事に就きたいとも思っていたので、土屋鞄は私が探していた会社像にぴったりだと思ったんだ。

会社説明会に参加したとき、「男性」「女性」という性別でスタッフを区切って見ていないことや、「選考にはあなたらしい格好でお越しください」というメッセージに魅力を感じたな。私は、就活をする中でジェンダーへの考え方に違和感を感じたり、服装を指定されたりすることに窮屈さを感じていたんだけど、土屋鞄はそういった窮屈さが一切なく、居心地が良さそうだと感じたことが選考へ進むきっかけになったよ。

△手裏剣大会で手裏剣を投げる空


ー説明会の様子からも自分に合いそうだと思っていたんだね。実際に面接に進んでみて、印象的だったことや心に残っていることはある?

選考でも忍者の話をしたことかな(笑)社長との最終面接でも忍者の話をしたほど、忍者についてたくさん語った思い出があるなあ。一次の集団面接で一緒だった学生たちの話のインパクトが大きすぎて、「私もインパクトのある話をしなければ」と思い切って忍者の話をしたら、人事の人がとても興味を持って話を聞いてくれて。

それまでは、「面接は真面目な場だから忍者の話をして良いのか」「忍者の話をして、その場がしらけてしまったらどうしよう」と思って、忍者の話はあまりしてこなかったんだけど、土屋鞄の人事の人がどんな話も興味を持って聞いてくれたから、「ここでならありのままを出しても良いのかな」と感じて、思う存分忍者について語れたんだと思う。

人事の人は、選考の過程で話をする中で私の人生を深掘りしてくれて、そこから私の考え方や伝えたいことを引き出してくれた。話したことの表面上の情報だけでなく、自分の核を先入観や偏見なしに見てくれる感覚だったな。

ーこの話を初めて聞いたときから、「空と言えば忍者!」というイメージがついています(笑)
面接では人事の人がどんな話も真剣に聞いてくれるから、ついたくさん話しちゃうよね。

多くの企業を受けたと言っていたけど、最終的に土屋鞄を選んだ決め手は何だったの?

理由はたくさんあるけど、一番は選考を受ける中でも自分らしくいられたし、「自分は自分らしくいればそれで良い」と思えるような雰囲気を感じたことかな。就活をしていると、どうしても自分を必要以上に良く見せようとしてしまうけど、土屋鞄では自分を飾らずに、ありのままの自分でいられた。あとは、私は日本の伝統や歴史、文化を伝えられるようなところで働きたいと思っていたから、日本の職人の技術を世界に伝えようとしている土屋鞄でなら、自分のやりたいことを自分らしく実現できると思って入社を決めたんだ。

△土屋鞄の最終面接後にほっとして自宅でとった一枚(鈴木:初めての最終面接で緊張していたので、自然に触れて一息つきたくて撮りました。自然を見ると張りつめていた心がほどけていくような気がします。)

ー内定者になって思うことはある?

他の内定者にはまだオンライン上でしか会えてないけど、みんなそれぞれ良い意味で変で、素敵な人たちだなって思う。表に出る部分はそれぞれ違うけど、芯は似通っているんだろうと感じることが多く、素の自分でいられそう。

ー確かに、内定者はみんなどこか通じるものを持っている感じがするよね。会社についてどう思う?

物事の大小に関わらず、一つひとつの事柄に真摯に向き合っている印象を受けたよ。半世紀以上続く企業だからこそ長く大切に守り続けていることもある一方で、新しい考えや時代の流れに沿った取り組みもしていて、土屋鞄という会社の面白さを内定者になってみて改めて感じてる。


ーでは最後に、就活生へメッセージをお願いします!

ぜひ、あなたのやりたいことや大切にしたい価値観を貫いてチャレンジしてください。

就活において自分を貫くことはとても素敵なことであり、一方でとても難しいことでもあると思います。私自身、譲りたくない自分の思いと「就活ではこうしなければ」というイメージの間で葛藤しながら就活を進めていました。不安もたくさんあると思いますが、そんな時こそ自分にとことん向き合い、周りにいる人たちにたくさん頼ってくださいね。

どんな時もあなたらしさを忘れずに、迷ったら自分の過去を振り返ってみてください。自分自身を振り返ると「ここだけは譲れないな」という価値観が見つかるかもしれません。その価値観に共感したり、受け入れたりしてくれる企業を探すことが、自分らしく働くことの第一歩になるんじゃないかなって思います。


ーインタビュ―をしてみて

空の話を聴いて、どれも共感できるところばかりで驚きました。空も言っていたように、就活中は自分をどうやって自分をより良く見せるかについて考えてしまいがちですが、私も土屋鞄の選考を受けてみて、ありのままの自分自身で話をすることが重要なんだと感じました。この記事を通して、少しでも多くの学生の方に「自分は自分のままで勝負すればいいんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。

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