より人間に近づく!?RPAの3つの自動化レベルとは?
こんにちは!チュートリアルのコーポレートスタッフ大迫です。
みなさんが勤務する企業では、RPAの導入は既に行われているでしょうか?
総務省のサイトを見ると、2017年の調査でRPAは「国内では14.1%の企業が導入済み、6.3%が導入中、19.1%が導入を検討中」との結果がでています。
更に、RPAの市場規模は2017年が31億円、2021年には100億円規模になると予測されているそうです。
ちなみに、RPAにおける3つのレベルをご存知でしょうか?
RPAには、3段階の自動化レベルがあるといわれています。
現在最も多く利用されているRPAのレベルは「クラス1」
現在日本で利用されている多くは、「クラス1」と言われるレベルになります。
わかりやすく言うと、「定型業務の自動化」がクラス1にあたります。
主に人がパソコンで行う事務的作業のことです。特に何度も繰り返しを行うルーチン業務にRPAの導入は向いており、パフォーマンスも出せるといわれています。
具体的には、顧客データの管理やDMの送受信、経費の照合や消し込み処理、WEBをクロールした定期的な情報収取などです。
現在、当社のクラウド型SaaS RPA「Robotic Crowd」を導入いただいたいる企業様でも、上記のような事務的業務を自動化されていることが多いようです。
「クラス2」では何ができるのか?
次の「クラス2」と呼ばれるレベルでは、RPAはAIと連携して定型業務だけではなく、一部ですが非定型業務を自動化される段階になります。これをEPA(Enhanced Process Automation)といいます。
「Enhanced=強化された、改善された、高めた」というような意味です。
高度な連携はまだできませんが、RPAに比べて優れた能力だと言えます。
具体的には、自然言語解析や画像解析、音声解析、非構造化データの読み取りや、知識ベースの活用も可能と言われています。なんだか難しい言葉ですがw
より人間に近づく!?「クラス3」
では、「クラス3」レベルだとなにができるのでしょうか?
クラス3は「CA(Cognitive Automation)」と呼ばれます。スッチーではありませんw
「CA=認知、認識、経験的知識に基づいた、」というような意味です。
業務範囲は「高度な自立化」と言われます。
わかりやすく言うと、自分で考えて、自分の判断で意思決定をするということです。“意思決定を自動化する”というなんだか不思議なニュアンスですw
どう改善すればよいか自分で考え分析し、最善の方法を自ら判断し、実行するなんてそれだけきくと、もう人間じゃないか!と思います。
先日医療や介護の現場に導入されてるAIのことをテレビでやっていました。もちろん、人が判断するのと違う判断をする場合も多々あります。狭い世界だけで人の個々の経験や感覚だけに頼っていたことが、AIの判断を取り入れることで、最善に導いてくれることがあるんだと感じました。
どちらがよい、悪いではなく、ロボット・AI・人間それぞれから導き出されたことから吟味して最も最善な方法がみつかり、その結果更に良い方向になることがベストだと思いました。
自分の子供が大人るなることには、もう今とはずいぶん違う社会になるであろうと、ひしひしと感じる今日この頃です^^
クラウド型RPA(SaaS)「Robotic Crowd」
https://roboticcrowd.com/