UPSIDERへの想い
UPSIDERは「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」ミッションの実現を全員が本気で目指しているのだと感じました。また、面接中に支払い.comの事業責任者であるItta(伊藤)が、「たとえ今の事業がなくなっても0からまたやり直す覚悟がある」と話していたことが印象的で、ここにいる仲間と一緒に戦いたいと思い入社を決めました。
UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。
今回語ってくれたのは、2024年10月に入社した大野梨花(Rika)さん。大学、大学院と教育格差や貧困について研究し、新卒でスタートアップに入社。人材領域の新規事業のグロースに従事した後、UPSIDERの仲間に加わりました。現在は、支払い.comのメンバーとして活躍しています。
Rikaさんはなぜ、UPSIDERへの転職を決意したのでしょうか。キャリア選択に大きな影響を与えた学生時代の経験からUPSIDERで成し遂げたいことまで語ってもらいました。
目次
- UPSIDERへの想い
- 「ビジネスで世の中の不条理をなくしたい」研究の道からスタートアップへ
- 新規事業の苦悩とチームで勝ち取った達成感
- 「UPSIDERであれば人生を懸けられる」ミッション実現への熱量と仲間の覚悟が入社の決め手に
- 背中を預け合う戦友と挑む未来とは
「ビジネスで世の中の不条理をなくしたい」研究の道からスタートアップへ
ーーご経験を含め、まずは簡単な自己紹介をお願いします。
はじめまして、2024年10月にUPSIDERに入社したRikaです!大学と大学院の両方で教育格差や貧困の研究をしていた経験から「誰もが自分の夢に真っ直ぐ生きられるような世の中にしたい」と思い、人材系のスタートアップに新卒で入社しました。
その会社で新規事業の立ち上げからグロースまでを経験し、その後UPSIDERに転職。現在は支払い.comがグロースするために奔走しています。
ーー大学時代の経験がキャリア選択に大きく関わっているのですね。大学時代のお話を詳しく聞かせていただけますか?
実は、私自身もさまざまな事情で大学進学自体を諦めかけていた時期がありました。そんな中、一人の恩師との出会いによって人生が大きく切り開かれた経験があり、そこから教育に強い関心を持つようになりました。
同時に、高校も国際科だったこともあり、世界中にある課題に対して考える機会が多くあったことがその後の選択や今のキャリアに繋がっていると思います。
富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる。そんな世の中のあらゆる場面で見られる負の連鎖に違和感を抱き、世界をフィールドにこれらのことが研究できる大学を選びました。
大学時代には教育系の海外インターンシップに参加し、インドネシアに行きました。自分が先生のような立場で、子供たちに勉強を教えていくなかで、教室にいる数十人だけでなく、より多くの子どもたちに教育を届けるために世の中の構造やシステムから変えていきたいという思いが芽生えたんです。
そして、教育システムを変えていくなら、専門知識を身につけ、政策に関わっていく必要があると考えて大学院に進学をしました。
ーー研究職や国際協力の道がありながら、ビジネスの世界に飛び込んだのはなぜでしょうか?
大学院時代、教育格差の構造を深く掘り下げて研究していました。しかし、研究者として正しい解決策を提示できたとしても、それが実際に社会で実行されるのをただ待つしかないというもどかしさを感じるようになりました。
もちろん、それも重要な役割ですが「必要な価値を導き出し、それを自分の手で形にし、継続的に届けられる存在になりたい」と思うようになったんです。そこから、ビジネスへの関心が芽生えました。
ーーそこで最初に選んだのが人材系スタートアップだったんですね。
そうです。1社目は人の人生や挑戦に深く介在できるコーチング事業に携わりました。
大学、大学院での経験を通して「誰もが自分の夢に真っ直ぐ生きられるような世の中にしたい」という思いが強くあり、そこにアプローチしている会社を探していました。1社目の会社では、個人のキャリア課題を解消する事業を50、100と創出していくビジョンを掲げている部分や業界が抱える負の側面にも果敢に立ち向かう姿勢に惹かれ、「ここであれば、自分の実現したかったことができる」と思い、入社を決めました。
入社前のインターンから約4年間、コーチングという、国内ではまだまだ新しい市場を大きくしていくためのことは何でもする、というスタンスでセールスから広報、マネジメントや事業企画まで幅広く経験させてもらい、非常に面白いチャレンジでした。
ただ、コーチングを受けていた方のなかには、経済的な部分が理由で、見つかった目標を止むなく断念してしまう方もいたため、お金の課題にはいつか向き合わなきゃいけないなと感じていました。
新規事業の苦悩とチームで勝ち取った達成感
ーー新規事業の立ち上げをする過程でどのような挑戦や壁がありましたか?
しばらく事業として目標未達が続いた時期もあり、未来が見えない不安がありました。毎月末、その月の事業進捗を全社に共有する場があったのですが、事業責任者がみんなの前で謝罪するシーンが続いたときは、本当に悔しかったですね。
それでも粘り強く事業と向き合い続け、在籍していた最後の3ヶ月でクォーター売上のギネスを達成できたんです。それまでは私自身も数字を追うプレイヤーとしても奮闘していましたが、最後はチームのみんなが主役になってくれました。毎日みんなで知恵を振り絞って新しいマーケティング施策や、新商品の設計などを企てては修正してを繰り返して、本当に目まぐるしい毎日でした(笑)
ーー前職で大きな成果を上げられていたなかで、それでも転職を決意したのはなぜですか?
コーチングを提供する過程で多くの「挑戦者」に出会ったからこそ、「自分は本当に挑戦し続けているのか?」と思い直したことが最初のきっかけでした。
ありがたいことに、前職ではたくさんの機会をいただき、その経験を通じて、以前の自分よりも自信を持てた部分があったからこそ、次のステージに進もうと思えたのだと思います。
さらに、数人から始まった事業はいつの間にか数十人の組織へと成長し、気づけば信頼できる仲間たちが揃い、安心して次のバトンを託せる環境が整っていました。
だからこそ、大好きだった前職を離れ、新たな挑戦に踏み出す決意をしました。
「UPSIDERであれば人生を懸けられる」ミッション実現への熱量と仲間の覚悟が入社の決め手に
ーーそこからUPSIDERの選考を受けるまでにはどのような経緯があったのでしょうか?
実はUPSIDERからスカウトをいただいたときは、まだ本格的に転職活動はしていませんでした。しかし「これはチャンスだ」と迷わず飛び込んだのを覚えています。代表のToru(宮城)が登壇したセミナー記事を読んでいたり、HRマネージャーのKohei(冨士本)が書いたブログ記事などを読んでいたりと以前からUPSIDERのことは知っていましたし、素敵な会社なんだろうなという印象を持っていました。