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【Wantedly限定】登録者200万人超えのYouTubeチャンネルを支える運営チームのリーダー

今回のWantedly限定記事は、チャンネル登録者数200万人を超える自社チャンネル「ボンボンTV」のチームリーダー黒澤さんを迎え、チャンネル運営を支える動画制作(運営)職の魅力を余すことなくお伝えします!

●●こんな方にオススメの記事です●●

① 動画や番組制作にご興味がある方

② ①以外にもWEB・モバイル・デジタルコンテンツの制作進行にご興味がある方

③ 動画コンテンツが大好きな方

●●こんなストーリーが書かれています●●

① 自社YouTubeチャンネルの運営業務について

② 登録者200万人を超える「ボンボンTV」チャンネル成長秘話

③ チャンネルにかける想い「選ばれる努力。」

④ 働く環境

ー動画制作(運営)の業務内容

取材担当:まず、簡単に業務内容の紹介をお願いします!

黒澤さん(以下、黒澤):チャンネル運営のお仕事は主に6つです。

①タイアップ案件、イベントやオリジナルグッズ制作の進行管理
②動画の企画、構成の立案、ブレスト
③撮影、制作、動画投稿のスケジュール管理
④MCの育成
⑤現場ディレクション、撮影許諾、同行業務
⑥クライアント対応

黒澤:こんな感じで、日常動画のお仕事以外にも様々な業務があります。

取材担当:幅広い業務がありますね。印象としては広告やWEB制作のディレクターなどと近そうな業務内容ですね。

ー基本的な制作の流れ

取材担当:次に、1つの動画ができるまでの簡単な流れを教えてください。

黒澤:全体としては、以下のような流れで進みます。

ネタ出し→企画→構成→準備→撮影→編集→公開→分析

運営担当の業務は、企画の判断をして構成担当を決めるところから始まります。構成担当は動画ごとに適任者を決定していて、基本的には平均4〜5人の規模で制作し、1本あたりの制作期間は1週間程度、月40〜50本の動画を投稿します。

運営担当は、その全ての動画の進行管理を行っている感じですね。

取材担当:月40〜50本コンテンツの全体を管理するのはすごくやりがいがありますね。

ーチャンネル成長秘話

取材担当多くのコンテンツを生み出している中で、特に記憶に残るものってありますか?

黒澤:本当に全部が大事な作品ですが、動画だと「ボンボン学園」という企画ですね。学園モノという企画は、当時は誰も経験したことがなくて、同時進行で行うタスクが多いこともり、最初の頃は企画を細かく詰めても思い通りになることはなかったですね。ロケハンに行って撮影前日に車の中で構成を書き直すなんてこともありました。メンバーで協力し合ったからこそ乗り越えられましたね。

一方で、投稿直後から視聴者さんの反応が良かったので、大変だけどまずはやり続けよう!って意気込みで継続したのが原点ですね。こうして生まれた企画がチャンネルが成長した大きなきっかけだったと思います。

初の試みだった楽曲「ボンボンドリーム」を制作するときも、素人集団の中で右も左もわからない中はじめました。進行はもちろん、美術を制作するのも全て自社。たくさんの時間をかけて収録当日を迎えました。

この経験があったからこそ、第2弾「ONE MY DREAMER」では、スムーズに進行することができました。経験値をつむことで表現できる幅も広がっていきましたね。

取材担当:まさに成長が加速していく「原点」ですね。それでも多くの企画がある今の姿に至るまで、色んな課題があったんじゃないですか?

黒澤:そうですね。ボンボン学園というコンテンツがおかげさまで定着して、定常的に企画が走るということは、「新しい事例を生み出さなければ進化はない」という背景から生まれたのが、次の事例になるドラマ「最後のねがいごと」でした。

ーなぜドラマをやるのか?ーという点は、MCの色でもある「寸劇」の最大限のスケールだからですね。当時はボンボン学園も含め、大きいコンテンツだったので同時に進行するのは本当に大変でした...!

企業チャンネルは、人間のストーリー性を生み出しにくいので、そこを「どうやってブランディングしていくか」という点は、個人クリエイターの方のチャンネルとは大きく違う部分だと思います。

取材担当:色んな試行錯誤をしてチャレンジし続けたからこそ、今の姿になっているんですね。

黒澤:そうですね!全体を通して、運営担当はボンボンTVというチャンネルでできることを増やし、スケールアップしていくことを意識して取り組んでいます!

「ボンボン学園祭」というイベントを2019年9月に実施したのですが、それができたのも「ボンボン学園」というフォーマットを生み出したから形にできたように…。

2018年/  2月   楽曲「ボンボンドリーム」
2018年/  3月   動画企画「ボンボン学園」
2018年/ 12月   ドラマ「最後のねがいごと」
2019年/  4月   楽曲「ONE MY DREAMER」
2019年/  9月   ボンボン学園イベント

取材担当:こう見ただけでも、本当に色んなチャレンジがあったんですね。一方で、コロナ禍では運営にも影響があったんじゃないですか?

黒澤:ありましたね。例年ならあれこれと先のスケジュールを決める時期でしたが、今年は見通しが立てにくい状況で...。撮影・イベントの計画・予定していた大型企画の準備なども全てキャンセルになり、スタジオで毎日のように会っていたメンバーとも1〜2ヶ月会えなくなり、当たり前にできていたことができなきくなりました。

同じような状況だった人もたくさんいたと思います。そんな中、私たちにできることはないかと毎日オンラインで会議を重ねた結果、私たちには「動画をお届けすることが一番だよね」という結論に至り、オンラインでもおもしろいコンテンツをお届けしたいという一心で動画制作に励みました。このときの一体感は今まで感じたことのないくらい凄いもので、いつもに増してやりがいを感じた瞬間でもありました。

そんな状況の中で特に印象に残っているのはこれです!

【検証】同じ色禁止!!男女で色揃うまで帰れませんチャレンジやってみた!【対決】

日常動画なのですが、コロナ禍でもメンバーもめちゃくちゃ楽しんでいたうえに、動画編集していた編集陣・チェックする運営陣、みんな大笑いして元気がでた動画で、視聴者さんもコンテンツをつくる私たちも笑顔になれた、思いが重なった動画だと感じて、すごく嬉しかったです!

このように、視聴者さんに対する思いやメンバーの思いから生まれる企画もあります。

ーチャンネルに掛ける「思い」

取材担当:そんなボンボンTVの運営担当として、どんなことを心がけていますか?

黒澤:たくさんありますね(笑)

取材担当:ありったけ教えてください(笑)

黒澤:まず1つ目は、経営理念でもある”コドモゴコロ”は常に忘れずにいます。

一方で、メンバー全員がクリエイター脳であることは間違いないのですが、企業チャンネルであるということも忘れてはいません。運営の役割はまさにここにあって、クリエイター脳でありつつもチャンネルを俯瞰し、中立したロジカルな視点で企画や判断をしています。クライアント様の意向も汲み取りつつ、チャンネルの資本であるMCの考え方を調和する役目だとも思っています!

2つ目は、周りに対する気配りです。チームの雰囲気は動画にもあらわれるので、スタジオの雰囲気に対しては常に気を遣っています。また、ボンボン学園などは今やヒットコンテンツになっているわけですが、毎月様々なクリエイターさんをアサインして、クリエイターさんが活躍できる場を提供するのも運営のお仕事だと思っています。UUUMを代表する自社チャンネルとして、お手本となり道を作れるように取り組んでいます!

チャンネル運営で一番大事なことは、「誰かがやってくれるだろう」と思うのではなく、当事者となり、自ら取り組んでいくこと。チームでやるお仕事なので、「だろう」でもなんとなく、まわってしまいます。それが当事者意識で動くだけでスピードも一気に早まるし、クオリティ担保にも繋がるので、そのマインドを高める環境づくりをしています。これが3つ目ですね。

そして最後は、「選ばれる努力」をし続けること。

例えば、めっっっちゃおいしいカレーライス屋さんをみつけてカレーライスにハマったとして、ずっとそのカレー屋さんに通うかというと、きっと多くの人がもっとおいしいお店を探すようになると思うんです。同様に、1級品の動画を作ったとしても、良い動画が溢れている世の中でずっとそこに留まってくれる人はどれくらいいるんだろうって思うんです。

選ばれるためには、どの動画を見ても「おもしろいね」「安定感あるね」「他のチャンネルも見たけどやっぱりボンボンが一番いいね!」って思ってもらえるように、もっともっと多くのことを追求して、自分たちのチャンネルだからこそできるコンテンツ作りをすることがとても大事だと思います。また、それを生み出せるような環境を創ることを、共通認識としてもっていたいと思います。

ー働く環境

取材担当:そんな運営担当の黒澤さんですが、リーダーとして活躍する一方で、お母さんとして育児もしていますよね。最後に、チームの環境・母として働く環境について教えてください。

黒澤:まず、現場では撮影の裏側でもだいぶ面白いことになっている時もあります。(笑)

カメラがまわっていないのに寸劇がはじまったり、休憩時間にふざけてたら「これやったらおもしろいかも!」と発見できることもあり、それこそ”コドモゴコロ”をもってやれていますね。だからこそ、それぞれが自立して主体的にお仕事をしている環境だと思います。

家庭との両立は、このお仕事を始めた頃はとても大変でしたが、今は会社としてリモートワークの環境が整っていることもあり、本当に助かっています。社員には産休や育休・出産後に復帰して時短勤務に入っている方もいますが、リモートで働ける環境は、昨今の情勢を考えても私たちのような子育て世代にはありがたい環境だと思います。

取材担当:今後のチャンネルの成長もお子さんの成長も楽しみですね!インタビューのご協力ありがとうございました!

黒澤:読者の皆さんも、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

取材担当:この記事を気に入ってくれた方は、ぜひ、フォロー・いいね・シェアをよろしくお願いします!

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