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「教育」に変革を。一人ひとりが自分のオーナーとして輝ける世界を目指して【メンバーインタビュー#09】

「探究」「教育」をテーマに、誰よりも熱く・楽しく語ってくれる佐々木さん。自ら学ぶことの、楽しさ・大切さをイマの学生達へ伝えるため、東北のさまざまな地域や学校を渡り歩きながら活動しています。

経歴紹介:岩手県盛岡市出身。2013年に東京大学卒業後、新聞記者として2年半勤務。広島総局、姫路支局の記者として事件事故裁判、高校野球や選挙など多様な分野を取材。2015年にリクルートに転職し東北にUターン。教育部門を担当し、高校向けに「スタディサプリ」を導入する支援やキャリア教育講演の講師を務める。2021年8月にVISIT東北グループへジョインし、教育事業の開発・営業に従事する。

ー入社前後の想い

  • 2011年の東日本大震災をきっかけに、「東北の復興に貢献したい。そのためには東北で働きたい」という想いを強くし、リクルートへ転職。東北に戻ることはできたのですがリクルートで数年働いていると、「次のキャリアをどうしようか」と、考えることがありました。とはいえ、どこかの会社に雇われて働くというイメージがあまりなく「チャンスがあったら飛び込もう」くらいの気持ちで構えていました。
  • そんな時、VISIT東北で働いている高校の部活の後輩から「VISIT東北で新しく教育事業を始める」というお話をもらい、一緒にやろうと思いました。

”探究”との出会い。自身から湧き上がる「興味・関心」が将来のキャリアや夢へと繋がる

  • 私自身は教育サービスに関わる中で、「どう勉強するか?という勉強の仕方を伝えるよりも、なぜ勉強するか?を生徒自身が考えることが重要と考えていました。私が入社する前に半年ほど、VISIT東北のメンバーが考えた教育事業のアイデアがあったのですが、私が考えていたこととも近く、非常に共感を持ちました。
  • VISIT東北グループが地域課題に向き合う中で、「地域課題に向き合う人が足りない」という課題意識を感じ、そこから教育事業を新しく始めるという点にも共感をしましたし、地域課題に向き合ってきたVISIT東北だからこそできる教材というものがあると感じました。
  • 設立から5年ほどでこれだけの規模の組織になっていることは驚きでした。そして働いている方も私と同年代や若い方々。東北の地域を盛り上げていくためには、若い世代が働きたいと思えるような魅力的な働く場を作ることが必要だと感じていたので、そういう場を作っているVISIT東北に可能性を感じました。


撮影場所は、姫路城。記者時代の佐々木さんです!


ー仕事内容について

  • 「一人ひとりが自分のオーナーとして輝ける世界を目指す」というビジョンを掲げ、現在は、2022年4月に高等学校で新しく始まった「総合的な探究の時間」の教材を開発しています。「総合的な探究の時間」とは高校生自身が自由にテーマを設定し、調べてまとめて発表するという課題解決型学習です。これが2022年4月から高等学校で必修化されました。
  • とはいえ、探究の方法は英数国理社などの授業とは違った力が求められるため、生徒も先生もどのように進めていいかわからなくなっていました。そこで、我々が探究のオンライン百科事典「GATEWAY」を開発し、2022年4月から高校への導入を進めています。
▼教材「GATEWAY」の紹介記事


VISIT TOHOKU GROUP
株式会社オーナー(代表取締役:佐々木敦斗)は、「一人ひとりが、自分の人生のオーナーとして輝ける世界を目指す」をビジョンとして掲げ、2021年6月に設立いたしました。 この度株式会社オーナーは、2022 ...
https://news.visittohoku.jp/owner/gateway_rerease/


現在は岩手、宮城、福島3県の高校に導入されているため、各エリアの高校に伺いながら、教材の提案や教材を活用いただいている高校へのサポートを行っています。



インターン生と一緒に、取材記事の編集に取り組む佐々木さん。
現在、10名近くのインターン生と一緒にお仕事をしているとのこと。
  • 「GATEWAY」には東北地方の様々な社会課題事例を載せており、様々な分野で課題解決を行っている方々への取材を進めています。新聞記者に戻ったような気分で、農林水産業、起業、食、復興、芸術に関わる分野など多様な方々のお話を伺っています。
  • 事業がスタートしてまだ1年ほどしか経っていないので、自分たちのビジョンを達成するために今後どんな事業を進めていくべきか、事業開発を行っています。大企業やベンチャー企業の方、大学の方など色々な方にお話を伺いながら、今後進むべき道を探っているところです。

ー今の幸せ(楽しみ)、ワクワクは?

  • 実際の生徒の反応を見るのが楽しいです。生徒の反応を見ていると、こちらが想定した学びができていることが感じられ、手ごたえを感じています。もちろん、修正点や改善点もありますし先生方から貴重なご意見を頂くこともあります。基本的にオンライン上に教材を作っているので、すぐに修正を反映させることが可能です。
  • リクルート時代には、作られた教材を販売することしかできなかったので物足りなさを感じていたのですが、今は「一緒に教材を作っている」という感覚が楽しいです。

ーやってみたい!挑戦したい!ことは?

これからの東北・日本を担う若い世代のネットワークを作っていきたいと思っています

  • 高校時代に探究学習を経験した若い世代は、自ら課題を設定し解決に向かおうという思いを持っていると感じています。そして、そういう世代は今後どんどん増えていくと思います。東北で探究学習を経験した世代が、日本や世界で活躍できるような仕組みと機会を作っていきたいと考えています。
  • そして、本事業をもっと大きくして、東北に魅力的な働く場を作っていきたいと考えています。「教育」は誰もが当事者であり、若い世代も課題意識を持ちやすい分野だと感じています。将来的には、「GATEWAY」で学んだ若い世代と一緒に働く、そんな未来を実現したいですね。

ー記事を読んでくれた方々に一言

  • 「探究学習」についてはまだ始まったばかりの取り組みで、どうすれば高校生の力が伸びるのかまだ手探り状態の授業です。誰も挑戦したことがない取り組みを自分の手で進められることは本当に貴重な経験ができていると感じています。
  • また、探究学習を経験した大学生が、インターンとして本事業へ関わってくれています。探究学習を経験してその面白さを感じ、その経験を後輩に伝えていきたいという大学生たちの姿を見ていると、この事業の可能性を強く感じています
  • この取り組みの中で少しでも興味をもっていただけたら、気軽にご連絡下さい!


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