インターンシップのあるべき姿とは?ウォンテッドリーが考えていること、実際の取り組みについてまとめました

新年度の始まりですね。今春より新社会人になるみなさま、おめでとうございます!

ウォンテッドリーで広報を担当している小山です。ウォンテッドリーにjoinして約1年3ヶ月、ビジネスSNS「Wantedly」だからこそ提供できる価値を模索し、広報として世の中にどのようなメッセージを発信していけるのかを日々考えながら奮闘しています。

「Wantedly」の大きな特徴は、"共感"で会社とビジネスパーソンをマッチングするプラットフォームであること。そのため、転職や新卒採用、インターンシップや副業など、会社やユーザーによって様々なマッチングが生まれています。

その中で、広報として特に注目しているのが「インターンシップ」です。このFeedでは、なぜインターンシップなのか、実際にどのような取り組みを行なっているのかについて書きます。

なぜ「インターンシップ」なのか

ウォンテッドリーではサービスを提供開始した初期の頃から、学生の長期インターンシップを受け入れてきました。なぜインターン生を初期の頃から採用していたかというと、働いた経験のない学生と企業が面談だけでマッチ度を図ることはお互いに困難であると感じていたからです。私たちのミッションである『シゴトでココロオドル人をふやす』を実現する上で、学生も"共感"で会社とマッチングすることが重要であると考えています。ですが、働いた経験がなく、そもそも会社がどういうものなのか、どのような仕組みで成り立っているのかをよく知らない学生に対して、会社のミッションやビジョンへの共感を求めること自体に無理があります。企業にとっても、ESや数時間の面接だけで学生が自社のカルチャーにフィットしているかどうかを的確に判断することは難しく、ミスマッチが生まれるリスクも高まります。ウォンテッドリーの新卒メンバーは、基本的にインターンシップを経て入社しており、会社のミッションやビジョンはもちろん、組織やサービス、自分が任される仕事について理解した上で入社を決めています。

「Wantedly」上にも長期インターンシップの募集が多く掲載されており、先日出したユーザーアンケートのプレスリリースを見ると、多くの学生ユーザーがインターンシップを目的に「Wantedly」を利用していることがわかります。また、インターンシップに参加する理由として「学生のうちに働く経験をしたい」という回答が最も多く得られました。学生は、学業と就業をつなぐための体験として、企業でインターンシップを経験することで、これまで勉強したことが仕事にどう活きるのか、あるいはどのような組織やサービスに関わって働きたいのか、といった働くことに対する具体的なイメージを持つことができ、会社を見る上での自分なりの軸を持つことができます。

大学で行われる、就活に関する勉強会やセミナーで何度かお話しさせていただく機会があったのですが、「どのように業界や志望企業を選択すれば良いか」といった質問が学生から必ず出てきます。働いたことがない状態で、ああでもない、こうでもない、と考えていても中々納得のいく答えにはたどりつけない。ある程度考えたら行動に移してみて、そこから自分の方向を定めていくしかないと私は回答しています。人は自分の知っている範囲の中でしか、選択することができません。学生にとって、実体験から自分の視野を広げることはとても重要なことです。

企業にとってもインターン生を採用することは、デジタルネイティブで優秀な学生から多くの気づきや刺激を得ることができ(学生たちは本当に優秀!)、かつ自社とのマッチ度をきちんと把握した上で採用につなげることができます。ここで、「インターンシップ」と「アルバイト」の違いについて触れたいと思います。一般的にアルバイトは決められた仕事をこなすのに対し、インターンシップは一定の裁量を持って社員と一緒に仕事をし、メンターからフィードバックや評価をしてもらえることで成長実感を得られるかどうかが重要になりますウォンテッドリーでは、『シゴトでココロオドル=自律・共感・成長実感のバランス』だと考えており、自社で働くインターン生を育成する上でも、ミッション・ビジョンへの共感、与えられたタスクをただこなすのではなく自ら考えて行動すること、その中で徐々にできることや視野が広がることを意識しています。

前置きが長くなってしまいましたが、私たちのミッションである『シゴトでココロオドル人をふやす』ことを実現する上で、自社の経験やユーザーの声から学生にとって学業と就業をつなぐ機会の創出が大切であると考え、ウォンテッドリーとして長期のインターンシップを推進しています。

実際にどのような取り組みを行なっているのか

広報として、インターンシップに関する情報やデータを集め、日々メディアの方とコミュニケーションを取ったり、企画を考えたりしています。その中で、直近で形になった取り組みをご紹介します。

立教大学のインターンシッププログラム支援
立教大学の経営学部では、2014 年より「長期実践インターンシップ・アドバンスト」という科目を設け、長期インターンシップの単位化を実施しています。ウォンテッドリーは、同科目の履修者を中心に長期インターンシップへの参加を希望する学生と、インターンシップを受け入れる企業とのマッチングの支援を2017年11月より開始し、特設ページの開設やリアルマッチングイベントを開催しました。


人事担当者のインターンシップの開催
長期インターンシップの実施を検討している会社向けに「人事担当者のインターンシップ」を2018年2月に実施しました。5日で25社からのお申し込みがあり、長期インターンシップの実施に対する注目の高さを実感しました。ウォンテッドリーのビジネスチームがどのように学生と向き合い、具体的にどのような仕事を任せているのかについては、@人事で記事化していただき、担当の資料も公開しています。

現在、「人事担当者のインターンシップ」の定期開催や、他の教育機関との取り組みを企画しているので、また改めて情報を発信していきます。

おわりに

ウォンテッドリーは、『シゴトでココロオドル人をふやす』ため、そして、学生と会社のミスマッチを無くすためにも、学業と就業をつなぐ活動として長期できちんと仕事を体験できるインターンシップを今後も推進していきます。

最後に、様々な取り組みを進めていく上で思うことは、もっと教育機関と企業が連携し、学生が学業と就業をつなぐ体験ができる場を一緒に提供していくべきなのではないかということです。

日本は新卒一括採用という他の国にはない独自の雇用慣行のため、海外の仕組みややり方をただ真似れば良いという訳ではないですが、欧米では長期のインターンシップが学生の就業体験の場として一般的です。欧米では企業が主体のインターンシッププログラムだけではなく、例えば、アメリカでは大学が主体となり企業の協力を得て体験学習の一形態として行われるCo-opプログラムが実施されており、イギリスでも大学のキャリアセンターが主体となってインターンシップのプログラムを創出しています。(参考:リクルートワークス研究所「海外におけるインターンシップ最新事情」

19年卒の学生から、経団連が5日以上としていたインターンシップの規制がなくなり、日本でのインターンシップは1dayや数日の短期間のものが主流になってきています。本来、インターンシップは就業を体験するためのものであり、説明会やワークショップのようなものはインターンシップとは呼べません。学生がきちんとした就業体験を積むためには、インターンシップが単位として認められたり、1ヶ月以上インターンとして企業の実務に関わり評価してもらえる、といった環境を整えていく必要があり、教育期間と企業の連携は不可欠です。

引き続き、教育機関や企業との連携、両者を繋げる活動を積極的に進めていき、学生の『シゴトでココロオドル』体験をふやしていけるよう今後も頑張っていきます!

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