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福利厚生がもたらす「長く働ける職場作り」と「新しいキャリア」|Perk User Interview・医療法人社団 栄昂会

東京都葛飾区と横浜市戸塚区の2拠点で歯科医院を経営する医療法人社団 栄昂会。高齢者の多い地域にある葛飾区の「細田歯科医院」では、入れ歯治療やかみ合わせ治療を中心に行うほか、他の医院では治療できない患者の「最後の砦」の役目を担っています。一方、戸塚区の「戸塚駅前トリコ歯科」は、子育て支援をコンセプトに30〜40代の子育て世代が主な患者で、地域特性に合わせタイプの異なる医院経営を行っていると理事長の中原維浩さんは語ります。栄昂会では、より長く働き続けてもらえる環境作りの一環として福利厚生サービス「Perk」を導入。「以前から福利厚生や健康をサポートする施策を充実させていたため、離職率は低かった」という中原さんに、導入の理由と効果について伺いました。

より長く働き続けられる職場を目指し「Perk」を選択

お話を伺った医療法人社団栄昂会 理事長 中原維浩さん

ーー「Perk」を導入されたきっかけについてお聞かせください。

中原:採用面接の場で候補者の方から福利厚生について質問され、新しい福利厚生サービスを探そうと思  っていました。「Perk」を知ったのはちょうどそのさなかで、知り合いの医師から「Perk」を紹介してもらったのがきっかけでした。

ーー福利厚生サービスを探す理由として、どのような課題があったのでしょうか。

中原:歯科医院業界全体の課題として、仕事の内容や報酬で、他院との差別化がしづらい点があります。また、人事評価が一律で働く人たちのモチベーションが上がらず、人手不足に陥りがちという話もよく聞きます。それらの課題を解決するために、福利厚生をはじめとした働く環境の整備はとても重要だと考えていて、これまでも力を入れてきました。経済産業省が行っている健康経営優良法人認定制度の適用を受けるため、優良企業の事例を参考にして福利厚生や健康へのサポートは歯科医院としては高いレベルにしています。市内の事業所を対象に自治体が運営する福利厚生制度への加入や、スタッフの健康診断や有償のワクチン接種費用を医院で負担して無料で受けられるのもその一環です。

経営する2院ともスタッフは15人程度の規模で、定着率は高かったのですが、それでも結婚や出産、家族の転職といったライフイベントによって離職するケースがありました。いままで以上に継続的に働いてもらうために、職場への満足度をより一層高めたいと思い「Perk」の導入を決めました。

医院内での普段の打ち合わせの様子

ーー導入後の変化や、効果として感じられた点はありますか?

中原:すでに加入していた福利厚生サービスを通じて、テーマパークや映画館の割引などがスタッフに利用されていました。ただ、申し込んで入金して、それから利用券が郵送されてくるといった流れで、申請や手続きが煩雑なんです。その点「Perk」の特典はスマホからすぐに使えてとても便利です。業務後の勉強会が終わったあとにフードデリバリーを使うスタッフも多かったので、「出前館」の特典は大きな魅力でした。ローソンのコーヒーが割引になる特典もよく使われています。

ほかにも英会話レッスンやオンラインフィットネスなど、スタッフがふだんから利用している身近なサービスの特典が多くあって、これまでの福利厚生よりも自発的に使ってくれていると思います。利用したスタッフから「『Perk』を導入してくれて、ありがとうございました」と直接コメントをもらったこともありましたね。外出せず院内で食事することも増えて時間的な余裕にもつながり、働く環境への満足度が高まっていると感じています。

ーーありがとうございます。「医療経営者向けに実施されていた中原さんのセミナーでPerkを知った」と、問い合わせをいただくこともありました。

セミナーや講演会でのご登壇も多い中原さん

中原:福利厚生に興味を持っていたり、必要性を感じている医療経営者は多いですからね。ほかの歯科医師の先生に「Perk」を紹介したら、「導入した実際のところは?」と詳細を知りたがる方もいました。

また、採用時のアピール要素が増えたのもメリットです。「細田歯科医院」は駅からのアクセスが少し不便だったこともあり、「戸塚駅前トリコ歯科」に比べると採用の難易度も高かったのですが、その課題解消にも役立つものと期待しています。

社内報「Story」で社内マニュアルをより使いやすく一括管理

ーー導入時に社内報「Story」を活用したいというお話もいただきました。

中原:そうですね、「Perk」に付随して社内報「Story」が使えるのも、導入の決め手の一つでした。

全社への連絡ツールはLINEを使っています。しかし「確認しました」とのレスだけがずらずらと並んだり、トークに流されて過去の投稿が探せなくなったりすることが多く、ツールとしての限界を感じていました。そこで「Story」を蓄積された情報をいつでも見られる場所として活用したいと思っています。

ーー具体的にはどのような用途をお考えですか?

中原:医療従事者向けの勉強会やセミナーを受講したスタッフには、月に一度のミーティング時にまとめて報告をしてもらっていますが、それもブログ形式の「Story」に写真と感想を掲載するようにしたいです。間を置かずに、受講者の生の声をクリニック全体に伝えられますし、プレゼンをするよりも手間がかからず報告する側も楽になります。また、業務マニュアル書類や動画を「Story」にまとめることも考えています。オンライン上にアップしたものを、必要になるつど検索していたので、テーマごとに1記事にまとめるだけでも手間も減らせます。

それに「Perk」の特典を使ったスタッフのレビューも「Story」に載せたいですね。導入検討時にWantedlyの担当者に「Story」の導入事例を紹介いだいたとき、社員が温泉に行った話の記事に、社長さんがコメントを寄せているのを見せてもらいました。そのような何気ないやりとりを交わすだけでも、社内の雰囲気や風通しがよくなると感じたのが、導入を決める理由の一つになりました。

福利厚生の特典で「もう1つのキャリア」を形成

ーー働き続けられる満足度の高い職場作りのほかに、期待することは何でしょうか?

中原:歯科衛生士や歯科助手の新たなキャリアプランを、スタッフに提示できないかと常々考えています。歯科医師には一つのあり方として、独立開業という「ゴール」がありますが、歯科助手から歯科衛生士へのキャリアアップ後は、副院長やフリーランスとして複数の歯科医院で勤務するといったことが多く、より、個人の希望や適性に合ったプランを描きづらく、経営者としても示すのが難しいという業界全体の問題があります。

そこで、「Perk」の特典を利用してスキルアップにつなげてもらい、「歯科助手・歯科衛生士兼○○」といった歯科助手や歯科衛生士という本業にプラスしてもう一つ、趣味や好きなことを生かして、同時並行できるもう1つのキャリアが中長期で形成できればと思っています。第2のキャリアで培ったことが、本業の歯科医院での仕事に生きる会話力や接遇力にもつながってきます。「Perk」導入時に「趣味と実益を兼ねた学びの場を『Perk』をきっかけに作ってほしい」とスタッフへ伝えました。

「Perk」には語学のスキルアップ講座や資格取得講座の割引特典も多いですから、ぜひスタッフの皆さんに活用してもらい、当院で長く働き続けながらこれまでとは違うキャリア形成に役立ててほしいと思います。

まずは資料ダウンロード

福利厚生サービス「Perk」について、詳しく知りたい方は下記をご確認ください。

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また、記事内で紹介されていた社内報サービス「Story」について詳しく知りたい方は、以下をご確認ください。

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