バーテンダー(ニート)→科学館のお姉さん→税理士法人→アフリカベンチャーWASSHA、異色キャリアの財務経理部長!【社員Profile04】

社員インタビュー第4弾は、異色キャリアでWASSHAにジョインし、現在は日本・タンザニア両方の財務経理の柱、酒豪山口さん!東京⇆タンザニアで、今日も「ははははは」と素敵な笑い声をWASSHAに響かせる山口さんにフォーカスしました。

PROFILE 4:山口 亜祐(やまぐち あゆ)

税理士法人名南経営国際部にて海外子会社を持つ中小企業の経営/財務支援や国際税務、海外進出業務に従事。2018年6月よりWASSHAにジョイン。現在は、日本とタンザニアを行ったり来たりしながら財務経理を担当。中小企業診断士。

WASSHAでの仕事内容を教えてください!

山口さんは、WASSHAでどんなお仕事をされていますか?

日本とタンザニアの財務経理業務と、その業務改善、またIPO準備を含めたその他の業務を担当しています。


財務経理業務について教えてください!

会計チームにはタンザニア側にスタッフが4人(ハマディ、ニキラ、レスピシャス、イスマイル)、日本側に1人(じっつー)がいてくれて、日々のオペレーション自体はみんながそれぞれの国で回してくれています。なので私自身は基本どこにいても大丈夫でして、日本とタンザニアを行ったり来たりしながら仕事しています。ほぼ半分半分くらいの割合でそれぞれの国にいますね。毎月の業務としては、各国の月次や年次決算の締めや本支店合算、それから予実分析等を担当しています。


業務改善について教えてください!

現在目の前で取り組んでいる改善は、タンザニアでの「紙からの脱却」です。あらゆる書類が紙なので、稟議/決裁や、毎日起こる大量の営業マンの交通費申請などを、業務フローを変え効率化しつつ、電子化しています。また、並行して数字が絡むオペレーションの規程やマニュアルへの落とし込みも行っています。月次の早期化のためにも必要ですし、IPO準備としても大事な仕事です。


IPO準備を含めたその他の業務とは具体的にどんな仕事ですか?

規定の整備の他、今後拠点が増えたときののストラクチャーの検討や、IPOに向けた会計処理の見直し等をしています。それから先日発表した10億調達の際には特に法務面から後方支援をしていました。会計と合わせて、税務関係の検討事項もたくさん出てきます。また、人事労務/採用関係の業務も一部担っています。基本はバックオフィスの何でも屋、便利屋です。

波乱万丈キャリアとWASSHAとの出会い

WASSHAに来る前はどのようなことをしていたのですか?

大学を中退して、そこから基本ニートで、時々バーテンダーとかしつつ、ふらふらしていました。でも太陽を見ない生活が1年半ぐらい続いて、「これはさすがに人としてまずい」と思いまして…。そこから、お台場にある日本科学未来館のお姉さんになり、アテンダント(=案内staff)として子供向けの科学ショーをやったりしていました。2年くらい勤めていたら、ちゃんと昼に起きれるようになったので、名古屋にある名南経営というコンサルファームの税理士法人に転職しました。


すごい変なキャリアですね!
税理士法人に転職してからは、どのようなお仕事をされていたのですか?

最初は一般職でもぐりこみ、税理士補助として申告書を書いたり決算を組んだりしていました。総合職にしてもらってからは中小企業の税務顧問として経営のアドバイスしたりという業務をしていたのですが、希望を出して国際部に異動しました。


国際部ではどのようなことをしていたのですか?

海外に子会社のある中小企業等へ経営/会計/税務の観点からアドバイスをしたりしていました。また、会社をまだ作ってないけれど東南アジアに進出したいというような相談も受けて、本当にその国でいいのか、どんな投資方法が合うのか、そもそもその会社が今海外に行くべきか、などをさまざな視点から考え、会社を作るお手伝いをしていました。


転職のきっかけを教えていただきたいです!

税理士法人の立場だと、どうしても第三者として「アドバイスをする」ことしかできないのですが、段々と「それっぽくアドバイスできるようになってきている」ことに気づいて愕然として…(注:社内に豊富な経験を持つ方がたくさんいたり、各国とのネットワークがあったり、教育体制がきちんとしていたからなのですが、それは会社のバリューで自分自身にはなにも無いなと)。

自分では泥臭いオペレーションをやったことがないですし、その上アイデアマンでもなければ豊富な知識もコンサルスキルもないので、「うわべだけなぞった中身無しのコンサルタントっぽい人」になってしまうのではないかと感じました。もっと泥臭い仕事をしたいと思ったのがWASSHA入社に繋がりました。


もともと海外でお仕事したいと思っていたんですか?

なんとなくいつかは海外で働きたいな~とふわっと思っていました。
ですが、高校生くらいの時に海外へ行ったきり、13年くらいまったく海外経験がありませんでした
英語は下手ですし、国際部なのにパスポートも持っていなかったので、最初にタイ出張が決まった時は急いで取りに行きました。それが気づいたらタンザニアへ…。

WASSHAには、「学生時代からバリバリの海外経験ある人」もいれば「一度も海外へ行ったことないのに初海外がタンザニア」という人もいて、懐の広い会社です。英語も「ちゃんと意思疎通ができればOK」という基準ですし、海外初めてという方でもジョインしやすいと思います。最初にタンザニアへ行っていしまえば、世界中どこにでも行ける気がしますし。


なぜそれまで仕事で関わっていたアジアではなくタンザニアに?

単純に、わけわかんないこと、突拍子もないことしたかった、ということにつきますね。1年前の自分が思ってもみなかったことをしてみたかった。


そしてWASSHAへ!

元々はタンザニアでの現地採用で、現地の財務・業務プロセス改革担当で入社することになっていました。でも、初めてCEOの秋田と会った時に、「日本の経理担当が辞めてしまったので、ポジションを日本の経理に変更してもらえないか」と言われたんです。その時は、「(海のものとも山のものともわからない自分を拾ってもらえて)大変有難いのですが、それは海外勤務ではないので転職する意味なくなります、無理です」と断りました。
結局、「日本側はなんとかするから元のとおりタンザニア赴任でOK」と言われ入社したものの、現在まで日本の財務経理業務も受け持ったままです(笑)。ただ、日本の会計も見ないと全体像がわからないので、結果とても良かったなと思っています。この辺の、カオスな点も含めてベンチャーの面白さで、それが合うかどうかがベンチャーで楽しめるかだと思います。

「整っていないからダメ」ではなくて「整っていないなら自分がやりやすいように自分で整えればいいじゃん、ラッキー」と思えるかどうか。

山口さんに聞いたWASSHAのあれこれ

泥臭くて突拍子も無いことをしたい、ということでしたが、WASSHAに入社されてみて実際どうですか?

すごく面白いのが、誰も答えを持ってない問いが多すぎること、ゆえに、誰も挑んだことがないであろう課題に取り組めることですかね。

例えば、入社当初、ランタンの在庫がなくなってしまうということが起きていたので、「RFID(電波・電磁波を用いたIDの在庫管理システム)を倉庫やエージェントの出入口の扉に付ければ抜け漏れでないのでは?」と提案したんです。ですが、「そもそも扉がない場所があるから、難しいかな…その上、ネットもないから情報も送れないし…」と言われ、実際に現場に行き、「こりゃ確かにそうだわ…」と思いました。
また、日本だと考えられないのですが、領収書が出ない/手書きで信用できない会社がたくさんあるという問題もあります。領収書が出ない場合には実際に行って確認することもありますし、手書きのものについてはタンザニア人スタッフと一緒に領収書を発行してる会社を行脚し、粘って伝票の写しを出させたこともあります。どこの取引先と付き合うかというのは、日本以上に重要です。

一方、単に「足りていない」部分だけでなく、「新しい」ゆえに悩む部分もあります。その一つが「モバイルマネー(※)」です。モバイルマネーは本来決済手段ではなく、個人間の送金手段なのですが、弊社を含め決済手段として利用している法人も増えてきています。WASSHAではタンザニアのランタンレンタルに係る売り上げは、ほぼ100%モバイルマネーを利用していますが、もともとの利用目的が違うこともあり、日本の電子マネーほど仕組みが洗練されていません。こういった新しい仕組みをどう日本のIPOの内部統制や会計基準に合致させるかなども考えていかなければなりません。

WASSHAは単にアフリカで業務をしているだけでなく、IPOも目指していることで、このアフリカでのオペレーションをどのように日本の基準に合致させるかを考える必要があり、そこが独特でやりがいでもあると思います。

(※)モバイルマネー…携帯のsimを通じて金銭の送金ができる仕組み。ケニアのM-pesa等が有名。

(出入り口の定まっていないエージェントが多数)


そのような環境で、業務改善などをしていくのは難しそうですね。

そうですね。タンザニアのメンバーはもともと社会主義国だったからなのか、争う姿勢が少なく温和で受け入れ力が高いです。なので、例えばオペレーションを変更するときなんかも、反発があまり無く、一見やりやすく思えます。ただ、口だけでサワサワ(スワヒリ語でOK)と言っていても、それが本当に便利だったり本当に彼らの役に立つものでないと、段々元のオペレーションへ戻っていってしまいます。
なので、なぜそれをやらなくてはならないのかということを伝えることはもちろんですが、そもそも彼らのメリットになるように、彼らが便利だと思って普通に使ってくれるように、業務設計するようにしています。


少し話を変えて、WASSHAの人や会社はどんな雰囲気ですか?

日本人のマネジメントメンバーで言うと、CEOの秋田は魅力的な近所のお兄ちゃん、って感じですね(注:見かけたらつい話しかけたくなる、的な意味)。秋田も日本とタンザニアを行ったり来たりしているんですが、秋田がいるときには日本人もタンザニア人もちょっと嬉しそうで士気が上がるので、さすがだな~と思います。

COOの米田はカオスなアフリカのオペレーションをきちっと締めていてすごいなと思っています、でも、恐れられているわけではなく現地メンバーからすごく慕われている。そしてお酒を飲むと、おもろい大阪のお兄ちゃん。締めるところとゆるいところのバランスが絶妙。

CSOの上田は、上田が入ってからWASSHAがベンチャーとして歩みだした感があり、たった一人の入社でここまで会社の雰囲気が変わるんだと、驚きました。

WASSHAはタンザニアという国で業務している分、メンバー同士の距離感は近いと思います。ただ、「学生時代からの友人同士です」といった関係性は誰もない。取締役である米田や上田を含むほぼ全員がWantedly等の求人サイトやエージェントを通して入社してきていることもあり、人間関係が出来上がっているといったことがなく、フラットで風通しの良い会社です。

(南の島でフラットに打ち合わせをするみんな ※年に一度の全社経営会議、休憩中の様子です)


WASSHAの魅力は?

誰も考えてもみなかった課題に裁量権をもって挑めるところです!

アフリカ各拠点と日本をどう繋ぐかとか、遠隔でどうやって会社全体のフローを作っていくかとか、現地に根付いているので現地のことを理解して…。税法とか管理体制の構築とかも例がなくて、どれがゴールか分からない状況で、少人数で試行錯誤しながらやっています。

正解がない中で、探り探りやってくしかない。正解だと信じてやっていくしかない。それが面白いです!


今後WASSHAをどのような会社にしていきたいですか?

日本初のボーングローバル(ボーンアフリカ)IPO企業を目指しています!

WASSHAが初の成功事例となることで、アフリカ進出のベストプラクティスをつくれれば良いなと、そしてたくさんの日本企業がよりフラットにアフリカ進出を考えられる社会になればもっと良いなと思っています。


それを目指すためにどういう人と一緒に働きたいですか?

WASSHAはまだまだ足りないファンクションがたくさんあると思います。なので、カルチャーフィットするだけでなく、自ら組織を変えていける人と働きたいです。あ、あと個人的には変なキャリアの人と働きたいです。

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