【事例紹介#10】社員の機運を高める!絵本プロジェクト

私たちは業界を問わず大手企業に特化したビジネスを展開。
現在500社以上と取引をしています。

JBAが支援するのは、クライアントの「伝えたい」を「伝わる」に変え、
企業の魅力(ブランド)が理解され、応援され、愛される会社にすること。

ブランディング、マーケティング、採用、組織風土改革など領域を一切制限せず、企業の「伝わる」のためのすべてを支援しています。

具体的にはどのような相談を受け、どのような仕事をしているの?
求職者の方からよくご質問いただきます。

そういった疑問にお答えしていくために、事例紹介をすることにしました。

とある企業が抱える課題に対し、JBAが何を考え、どう行動したのか?そしてそれが、企業にとってどのような効果をもたらしたのか?実際にプロジェクトに携わったコンサルタントが、やりがいや苦悩、自らの仕事観に至るまで、赤裸々に語ります。

第1回はこちら

第2回はこちら

第3回はこちら

第4回はこちら

第5回はこちら

6回はこちら

第7回はこちら

第8回はこちら

第9回はこちら

第10回は…

社員の機運を高める!絵本プロジェクト

こんにちは。入社3年目のコンサルタント高尾美春です。今回は、周年記念事業の成功事例についてお話したいと思います。大手企業さまの周年記念事業のサポートもJBAの仕事のひとつです。今回は、今年で創立5周年を迎える大手通信会社A社の周年事業で受注した絵本製作プロジェクトについてご紹介します。

当社では、大手企業を対象に、周年記念事業のノウハウや事例をご紹介するセミナーを定期的に開催しています。今回のA社の場合も、このセミナーが取引の始まりでした。A社はもともと4つの会社が合併した多くの社員を抱える大企業ですが、統合・創立から5周年を迎えるのを機に社員の機運を高める仕掛けがしたい!とのご要望をいただき、そのツールとして「絵本をつくるのはどうか」というご相談をうけたのです。

そこでまず私と上司の二人でA社へ最初の訪問に伺いました。なぜ5周年を迎えた今なのか、なぜ絵本なのか、徐々に背景が見えてくることになります。

「見えない企業課題」

先にも述べたようにA社はもともと4つだった会社が一つに統合された、誰もが知るような大企業。大規模にビジネスを展開しているイメージがあります。

しかし、訪問に行ってはじめてわかることが数多くありました。

4つの会社の全く違う血筋の人たちが集まっていて、日々の業務が部署内だけで完結する。他の社員が何をしているかも知らないし、もちろん興味なんかない。社長をはじめ、すべての社員がどこの部署で何をしているかなんてわからない。だからもちろん、共通の目標を持って頑張れるはずがない。そんな現状が、次々と私の目の前に現れてきました。

こうした状況を打破するためのひとつのツールが「絵本」でした。絵本という受け入れられやすい媒体を用いて、社内にどんな仕事があるのか、どんな人々がどんな思いで仕事をしているかをシェアすることで、5年を迎えた今、社内一体化の一歩目を踏み出したい。そんな思いの元、社長に任命されて集まった絵本プロジェクトチームメンバーの切実な思いを、私はそこで初めて耳にしたのです。

3年目での大型案件受注、しかも “自分の名前”で

目の前のお客様の状況をどうにかしたい。私はそんな思いに駆られ、「やりましょう!」と二つ返事をしました。JBAには絵本制作のノウハウはなく、私自身はもちろん、社員の中にも絵本制作の経験を持ったメンバーはいませんでした。それでも、絵本はお客様にとって大事なツールであり、プロとして、いかなる方向からのアプローチをしてでもお客様の現状を変えることが私の使命です。絶対にやるしかないと思い、すぐに社内に持ち帰りました。



他社とのコンペまで残された期間は、たったの1週間。すぐに社内のイラストレーターやコピーライター、アートディレクターをチームに入れてプロジェクトが始動しました。本当に間に合うのか不安がよぎる中、タイトなスケジュールをなんとかこなし、ついにコンペを勝ち抜くことができました。入社してたった3年で、自分がここまでの大型案件を受注できるとは。これは、JBAだからこそ実現できた成功体験だと思っています。

後日談ですが、お客様と少しずつ仲良くなって話をしていくうちに、コンペで選んでくださった方から「JBAさんを選んだわけじゃなくて、高尾さんを選んだんです」との言葉をいただきました。今思い返すと、お客様の課題に対して真摯に向き合い、できることをすべてやってやろうという前のめりの姿勢が結果につながったのだと思っています。

社内を巻き込んだ大規模な企業分析や、合併前の企業文化のリサーチ、実際の店舗へも連日足を運び、お客様のリアルな現場の声を引き出すことに全力を注ぎました。そんな私の姿勢が評価され、結果につながったことを知った瞬間、本当の意味でこの仕事の醍醐味を味わうことができました。

連日の取材と、社史制作への一歩を踏み出すインタビュー

コンペを勝ち抜いた後は、全国に多数ある地方支店など、片っ端からインタビューさせていただきました。A社のことを知れば知るほど、お客様の要望をどう叶えて行けば良いかがだんだんとわかるようになりました。

そんな中、印象的だったのが、絵本の根幹となるメッセージを追求するための社長インタビューでした。A社ほどの規模になると、社長に直接インタビューできるのはごく限られた人物のみ。当日のインタビューに同席した40~50代のプロジェクトメンバーは、インタビューはおろか社長に会ったことすらありません。そんな緊張感の中、JBAの社長の後押しもあり、3年目の私が直接インタビューをすることになりました。こんな大きなチャンスを3年目にしてつかむことは、JBAでしか実現し得ないですし、絶対にこのチャンスをものにしようという気概もあふれてきました。

プロとして

私が3年目だと知っているA社のプロジェクトメンバーは口には出さないものの、本当はすごく心配していたと思います(笑)。ですが、結果的にインタビューは大成功を収めることができたんです。今まで誰も聞いたことがない、社長の心の声を引き出すことができ、その場にいたA社の社員さんたちも、感極まった様子でした。

インタビューが成功した要因として、各店舗を走り回って徹底的に企業理解に努めたこと、プロとして何が何でもこの会社を良くしたいという思いを持って行動したことがあると思っています。そして何より、絵本の制作だけに気を取られていたわけではなく、絵本のプロジェクトが終わった後もこの会社に対して何をすべきか、こうなってほしいなという思いが常に頭にあったことが大きいと思います。



創立から5年、分断されていた社内で今まで誰も伝えることができなかった社長の思いを初めて社員に伝えるツールを作ることができる。自分がそこに立ち会えているというのは最高で、「このために仕事してたんやなぁ」と思いました。しかし絵本はあくまで一つのツール。もっと本質的な課題は別のところにあって、それを解決するために、何に注力すべきか、どうアプローチしていくべきか常に考え、これからも積極的にコミュニケーションを取っていきます。

日本ビジネスアート's job postings
2 Likes
2 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more