Member Interview #01/「ただの売り込みはしない」eスポーツの可能性を信じ、クライアントと共に新市場を切り拓く営業の挑戦
XENOZ(ゼノス)では、積極的にキャリア採用を行っています。
そんな中で今回は営業を担当している若林さんにインタビューしてみたいと思います!
若林さん(B to Bソリューション部/入社1年10カ月目)
Q.経歴を教えてください。
A. 新卒ではUnityエンジニアとして企画から開発まで一気通貫で担当し、その後はWeb/アプリ領域で法人向けの企画提案・ディレクションに携わってきました。
その後は個人事業主としてV Tuberのゲーム制作やライブ演出など、0→1のコンテンツ制作を総合的に手がける経験を積みました。
幅広い領域で企画と実行の両方を担ってきた一方で、「新しい文化や市場の立ち上げに深く関わりたい」という思いが強くなりました。元々ゲーマーだったこともあり、成長著しいeスポーツに注目し、その熱量をビジネスとして広げる仕事がしたいと思い、当社に転職しました。
~ただの売り込み営業ではなく、クライアント様と一緒に作り上げる~
Q.担当している業務内容を教えてください。
A. 主に、当社のプロeスポーツチームや主催大会へのスポンサーシップ獲得を担当しています。具体的には、新規開拓から始まり、クライアントのマーケティング課題のヒアリング、それに対するオリジナルの企画提案(ロゴ露出、大会企画、SNS連動キャンペーンなど)、契約締結、そして実行フェーズでのディレクションと効果測定のレポーティングまで、一連の流れをすべて担当しています。クライアント様は、飲食メーカー、PCデバイスメーカー、自動車学校まで多岐にわたります。
~熱量を理論に落とし込む~
Q.仕事をする上で大事にしていることや、意識していることは?
A. 最も大事にしているのは、「熱量を論理に落とし込むこと」です。eスポーツの魅力や可能性は、関わっている人には自明ですが、企業側、特に決済権を持つ方に納得いただくには、「なぜeスポーツなのか」「なぜこの層にアプローチすべきなのか」をデータと事例に基づいてご説明する必要があります。また、市場が常に変化しているので、常に新しいゲームやトレンドをインプットし続けることも必要だと思っています。
~ソリューション型営業と新しい市場の難しさ~
Q.スポンサー営業のやりがいや難しいところはどんな点ですか?
A. 【やりがい】:私たちの営業は、単にサービスを売るのではなく、お客様の抱える具体的な課題を深くヒアリングすることから始まります。例えば、「若年層へのブランド認知を高めたい」「社内のエンゲージメントを向上させたい」といった要望に対し、当社チームとのコラボレーションやイベント企画など、最適なソリューションをオーダーメイドで提案していきます。そのようなクライアント様と作り上げていく提案が形になり、一定の評価を得ることができ、さらに当社チームの熱心なサポーターになっていただけた瞬間は格別な思いです。特に、最初はeスポーツに懐疑的だったクライアント様の場合はなおさらです!
【難しいところ】:やはり「まだ新しい市場」であるという点です。クライアント企業様によっては、まだeスポーツを「ゲーム」という趣味の延長として捉えているケースもあり、真のビジネス機会として理解してもらうための啓発から始めなければならないことがあります。また、スポンサー効果を測定する指標がまだ確立していないところもあり、従来の広告とは異なる新しい評価軸をクライアント様と一緒に作っていく難しさもあります。
~eスポーツへの熱量と風通しの良さ~
Q.チームや部署の雰囲気やメンバーとのコミュニケーションについて教えてください。
A. 私たちのチームは一言で言うと「年齢や役職に関係なく、熱いアイデアが飛び交う、風通しの良い雰囲気」ですね。営業メンバーはそれぞれが新規開拓の目標を持っていますが、新しいスポンサー提案を考える際は、職種を超えて企画担当やコンテンツ制作チームも含めて、活発に意見交換をします。特にeスポーツという新しい分野なので、「これをやってみたら面白いのでは?」というアイデアを否定する人はいません。むしろ、「どうやったら実現できるか」を皆で建設的に考える文化があります。チャットでのコミュニケーションも活発ですし、朝会や雑談の時間を通じて、情報共有とモチベーション維持ができています。皆、心からeスポーツが好きで、その可能性を信じている、というのがチームの最大の強みだと思います。
Q.上司や先輩はどのような存在ですか?
A.挑戦を後押ししてくれる存在です。もちろん失敗はありますが、頭ごなしに怒るのではなく、「次はどうすれば乗り越えられるか」を一緒に考えてくれます。新しいクライアントへの提案や、前例のない大型案件に取り組むときも、「任せた、やってみろ」と裁量を与えてくれるので、若手でも大きな仕事を任せてもらえる環境です。この環境があるからこそ、個人の成長スピードも速いと感じています。
Q.今後の抱負を教えてください。
A. eスポーツ市場は、まだまだ伸びしろがあります。今後は、単なる「広告枠」の提供ではなく、eスポーツを軸にしたクライアントの事業戦略全体に関わるような、より深く、長期的なパートナーシップを構築していきたいです。そして、私たちが手がけるスポンサーシップが、国内のeスポーツ選手やクリエイターが活躍できる土壌をさらに豊かにする、その一翼を担っていきたいと思っています。新しいことに臆せず挑戦し続け、この市場をリードしていく存在でありたいです。