こんにちは。ザイマックス関西 採用担当の吉田です!
今回は、オフィスビルの運営管理を担う「オフィスPM(オフィスプロパティマネジャー)」の仕事をご紹介します。
「オフィスPMってどんな仕事をするんだろう?」
「未経験でも挑戦できるのかな?」
そんな疑問をお持ちの方に、実際に活躍している社員の声をお届けします。
ー活躍中の社員をご紹介!
井原 昂志(いはら たかし)さん
所属:ザイマックス関西 京都支社
入社:2023年5月 中途入社
趣味:草野球・カフェ巡り
2社の経験を経てたどり着いた、
「オフィスPM」というキャリア
最初は、学生向けのマンション賃貸仲介・管理の会社で4年間働いていました。学生さんや学校、オーナーさんと関わりながら、物件管理や現場対応、入居者募集、契約手続きなど、幅広く経験しました。
その後は医療機器の商社へ転職して、営業を担当していました。もともと“自分のキャリアを広げたい”という思いで転職したのですが、入社後に当初想定していたものとは違う配属になってしまって…。このまま長く働いていくイメージが持てず、次の道を考えるようになったんです。
転職を考え始めたタイミングで、前職で一緒に働いていたザイマックス関西の先輩に相談したことが、大きなきっかけになりました。職場の雰囲気や業務の話を聞く中で、「ここなら自分らしく成長できそうだ」と感じ、応募を決めました。転勤がなく、働き方が柔軟な点も魅力でしたね。
入社後のオフィスPMスタート
入社後はオフィスPMとしてスタートしました。
最初の1ヶ月は、先輩に同行しながらOJTで業務の流れを学び、その後、京都の3物件を担当することに。そこから少しずつ担当が増えて、今では京都の5物件に加えて大阪の1物件も任せてもらっています。
2024年4月には京都支社がオープンし、私も京都支社所属になりました。ただ、大阪の管理物件もありますし、社内打ち合わせを本社で行うこともあるので、今は本社と京都支社に半々くらいで出社しています。
分からないことだらけの毎日。
少しずつ自分の判断で動けるように。
最初の半年は、とにかく分からないことばかりで大変でした。
1社目でも賃貸マンション管理に携わっていたので、なんとなく似ている部分はあるんですが、オフィスPMは“法人契約” “ビル設備” “テナント企業との調整” など、全く別の知識が必要で。さらに、相手や状況によって求められる対応も変わるため、「何が正解なんだろう…?」と悩むことも多かったです。
でも、分からないことをその都度社内で相談しながら、ひとつずつ業務を進めていく中で、少しずつ自分で判断できる場面が増えてきて、「あ、できるようになってきたかも」と成長を実感できました。
社内には親身になって教えてくれる先輩が本当に多く、何度も助けられましたね。
オフィスPMってどんな仕事?
ひと言で説明しづらいくらい、やることは幅広いですが(笑)
主には、各関係者との“調整” + “提案” がメインの仕事だと思っています。
オフィスビルのオーナーに代わって運営を行っているので、「テナントの窓口業務」「オーナーへの報告・提案」「テナントリーシング」など多岐に渡る業務があります。
テナントさんからは、「レイアウト変更をしたい」「オフィス設備の不具合」などの問い合わせをいただきます。必要に応じて、社内の担当部門(設備・工事など)や協力会社と連携し、一番スムーズに解決できるように、調整していきます。
オーナーさんには、テナントの入居・収益状況の報告、設備更新や工事の提案を行ったり。ただ状況を伝えるだけじゃなくて、どうするのがベストなのかを自分なりに考えて提案していくのも、オフィスPMの面白いところだと思っています。
信頼関係がカタチになる、オフィスPMのやりがい
PMにとって一番大事なのは、社内外の関係性を日々しっかり築くことだと思います。
印象に残っているのは、約2,000万円の設備工事の案件を匿名で受注できたことですね。これだけ大きな金額の工事だと、オーナーさんも他社と比較して決めることが多いのですが、工事提案を行ったところ、すぐに当社に決めていただくことができました。
普段からオーナーさんへの要望にはスピーディーに丁寧に対応することを心掛けていて、テナントに空きが出るときも、できるだけ空白期間なく次の入居が決まるようにしてきました。そうした日々の小さな積み重ねがあったから、任せてもらえたのかなと思っています。
こういった、日々の積み重ねで芽が出る瞬間が、この仕事のやりがいですね。
これからオフィスPMを目指す人へ
オフィスPMって、決して華やかな仕事ではないかもしれません。でも、自分で考えたことが形になる瞬間や、毎日の小さな積み重ねが実を結ぶのを見ることができることは、この仕事の醍醐味だと思います。
未経験だと最初は分からないことだらけだと思いますが、分からないことは周囲に相談をしながら進めていけば、大丈夫です。興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。