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上司に「イタい!」と言われた日。悩んで泣いて、やっと見つけた「私らしさ」。【En人(エンジン) #4】

▶︎ 野口 恵美 Emi Noguchi
 :メディアプランニング部 PRプランナー(入社4年目)

Enjinのメディアプランニング部に所属する社員たちは「確実なメディア掲載によるブランディング」を提供すべく、毎日数多くの企業経営者の方にお会いし、さまざまなご提案をするのが主な仕事ですが、企画の内容や掲載のタイミングなど、その時のクライアントのニーズに合致せず、成約とならないケースも多々あります。そんな日は深く落ち込んじゃいますよね・・・。

会社に営業職として所属する以上、成約を目指すのはPRプランナーの務め。しかし、弊社PRプランナーの野口恵美はある時、なかなか本気になれない自分に気付きます。年間目標をギリギリで達成して迎えた3年目のある日、当時の上司から「お前、このままだと『イタい』ぞ!!」と叱られ、なんとそのままグレてしまったのです・・・!!

どうやってその状況から抜け出したのか。悩んで泣いて、もがき苦しんだ日々の中で見つけた野口恵美の「自分らしい働き方」とは――。

初めて頂いた契約がキャンセルに。上司のフォローに救われる。

野口さんはどうしてEnjinに入ろうと思ったんですか?

就職活動をしていた当時は、自分が将来なにをやりたいとか、入社試験を受ける会社がどんな事業をしているのかすらもあまり考えずに、惰性でやっているような感じでした。今思うと、面接の受け答えは良いけど具体的には何もわかっていないことが企業の人事担当者の方には見えちゃっていたんだと思います。Enjinの時も同じように何もわかっていなかったと思うのですが、弊社は最終的にノリが合うかどうかが重要な採用基準だったりするので、それで自分も受かったのかなって思っています(笑)。飽きっぽい性格だから、いろんな人に会える仕事なら自分に合うのではと思い、PRプランナー職を希望しました。

4月に入社してから、研修期間を経て、新卒みんなで一斉に業務を開始するんですが、同期の中では私が一番アポイントを頂くのが早かったんです。これはEnjinの社風なんですが、アポイントが取れたらみんなが「おめでとう」ってお祝いしてくれるんですね。1年目で入っていきなり取れてすごいねって褒めてもらえて、ものすごく嬉しくて。「私・・・もしかしてセンスあるのかな?」って(笑)。そこからも順調にアポイントを取れていたのですが、その先のご提案や商談がなかなかうまくいかなかったんです。いつも上司の寺崎マネージャーが付いてきてくれていたのですが、新入社員がよくわからずにただ取っただけのアポイントでは、なかなか成約まで至ることはありませんでした。だんだんと月日が経つにつれて、同期たちが成約を決めてくるようになり、あっという間に追い抜かされてしまいました。

その頃は本当に焦っていましたね。これはヤバいなって。最初の3ヵ月が終わる頃にはみんなが協力してくれて。少しでも売上に繋がるようにって。ある日、頂いたアポイントからようやく1件、成約となったんです。本当に本当に嬉しくて、寺崎さんと一緒に大喜びをして、会社のみんなも「苦戦した野口がやっと取れた」って祝ってくれて、記念写真を撮ったりして。

その成約が、次の週に突如キャンセルになったんです。もう、言葉にならなくて。みんなであんなに、泣くほど喜んだのに。電話でその連絡を受けたのですが、寺崎さんが「行こう!」って言ってくれて、一緒にクライアント様のところに行って、キャンセルに至った事情を直接うかがいました。

結局はキャンセルにならざるを得なかったのですが、寺崎さんがクライアント様に「一度ご自身で判断されたことを覆された訳ですから」と言ってくれて。先方もそれにご納得いただいた上で、謝罪の言葉を述べてくださって。あの時は本当に泣きましたね。泣きながら帰っている時に寺崎さんが「仕方がないことだし、次や!」って励ましてくれました。一緒にクライアント様のところに行ってくれて、部下の案件に対して真剣に対応してくれた。励ましてくれたこともありがたくて。寺崎さんがそこまでやってくれたから、私もそのご恩をちゃんと仕事で返さないとなって思いました。

とても感動的なエピソードです・・・

1年目で、私もとてもピュアな時期だったから(笑)。この仕事はすぐに結果が出るようなものじゃないけど、きちんとやり通さないとなっていう気持ちになれたし、やっていくうちになんとかなるだろうと思っていました。なのでこの頃は特にプレッシャーを感じることもなく、そんなに悩んでもいませんでしたね。

ただ、1年目が終わる頃、なかなか仕事に本気で取り組むことができない自分に気が付いたんです。なんていうか・・・例えば同期の、モチベーションの高い男性社員たちだったら、がむしゃらに仕事に時間をかけてたりするじゃないですか。でも、彼らと同じように熱くはなれなくて。スキあらばギリギリのところまでさぼろうとする気持ちの方が強かったんです。これ以上さぼったらヤバい!っていうくらいギリギリにならないと、火がつかないタイプなんですね。

その傾向は2年目になってますます強くなりました。仕事に慣れてきて、さぼっても怒られないラインがわかってきちゃったもんで、ただただ「やらなかった」という感じです。2年目の最初の方に大きな案件をご成約頂いて、それで半年分くらいは目標の進捗にも乗っていたので、なおさら。もちろんやらなくていいわけはないのですが、主任やリーダーになりたいわけではなかったので、自分で勝手に理由をつけて、自分でOKと思っちゃってたんですよね。その時は湯浅さんというマネージャーが直属の上司だったのですが、厳しくご指導くださっている中で、すり抜ける方法を習得してしまったというか。今思うと、そんな環境に甘えきっていて。その頃の私にとって、とても居心地が良かったんです。

3年目に再び寺崎さんが上司になって、前年度にさぼったツケが意外にも大きな形で回ってきたことに気付かされました。3年目はある程度、自分の数字に責任感を持つことが求められるのに、既存のクライアント様が少なかった。なので1年目と同じくらい新規でアカウントを発掘して成約を取らないといけないような状況でした。

それを知った寺崎さんは「野口、お前2年目何してたの?なんでそんなさぼりグセがついてて、なんでそんなに斜に構えちゃってるの」って言われて。そこからだんだんグレはじめたんです(笑)。めっちゃ厳しいやんって。確かに3年目にもなると業務以外でも社内のこまかい部分で気になることが山ほどでてきはじめた上に、成約もあまり取れていなかったから、仕事が楽しいと思うこともなくて。そうするとますますグレる方向にしか進まなくて。商談にも行きたくなかった。完全に負のループに陥っていましたね。

そこで初めて寺崎さんとぶつかったんです。日々不満に思っていたことを泣きながら打ち明けました。そこで「お前、このままだと『イタい』ぞ!!」って叱られて。寺崎さんも私のグダグダにいいかげん腹が立っていたんだと思います。確かに当時の私の考えは、一方通行でした。でも、そう言われた瞬間、「もう辞めたい!」という気持ちがピークになりました。

でも、辞めなかった。

そうですね・・・。自分でも不思議なんですが、寺崎さんに泣きながら自分でもよくわからない不満を言いたいだけぶつけて、だらだらしゃべって、ご飯食べさせてもらってオフィスに帰ってきたら、なんか気持ちがスッキリしてて。しれっといつも通りの業務に戻っているんです。泣いたばかりで目も腫れて赤いまま、電話をかけているんですよね(笑)。その後も前上司の湯浅さんやマネージャーの小川さんがランチに誘ってくれたり面談をしてくれたりして、同じように不満を吐き出させてくれる場を設けてくれたんです。

「野口が辞めそうだから」ってみんなが心配して、お兄ちゃんみたいにかまってくれて(笑)。それで私も「私は別に自分が抱えていた不満を解決してほしかったわけじゃないんだな」って気付いたんです。マネージャーたちが私の話を「そうかぁ」って聞いてくれて、それだけで、自分の中ですっきりしたようなところがあったみたいで。すごく単純なんですけど(笑)。何か他にやりたいことがあったわけでもなかったし、もう少しここで頑張ってみようかなって。

ちょうどこの頃に初めて地方出張に行かせてもらえたのも大きかったです。本当はプレッシャーが凄くて、行きたくなかったのですが、寺崎さんに半ば強制的に行かされて、泣きながら新幹線に乗ったんですが(笑)。そこでいくつもの商談に臨んで、ご成約いただくことができて。それも自信を取り戻すきっかけになったと思います。4年目に入る前に「新しい部署を立ち上げるから異動する?」という打診もあったのですが、ようやく今、新規の案件の成約が取れるようになってきていて、このままコンスタントにやっていけたらPRプランナーとしてもやっていけるイメージがついていたので、営業職であるメディアプランディング部に残ろうと、そこで改めて腹をくくりました。

▲上司の寺崎マネージャー(写真右)と。二人は今でもとっても仲良しです!

4年目にして確立した「自分らしい働き方」。

入社4年目の野口さんが今、仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

プランナー職として、自分の役割はもちろん全うするけど、それ以上は無理して目指すことはしないようにしています。その分、プライベートとのバランスを図りたい。私が入社したころは社員数も多くなかったですが、すでに100名を超えますし、さらに会社が大きくなってもっと人数が増えると、リーダーを目指したいという人だけじゃなくて、ワークライフバランスを大事にしたいという人も出て来るはず。私はそのモデルケースになりたいと考えています。それぞれの人に合った、いろんな働き方があっていいはずですし、Enjinとしてもそれを推奨する文化があると思います。

もちろん寺崎さんもそれを認めてくれていて。本当に何度もぶつかったから、中の上を目指したい私の性格をよくわかってくれているんですよね(笑)。「野口が一番働きやすい形で働けるようにこっちもちゃんとやるし、そうなるようにサポートする。その代わり野口は野口で自分の仕事を全うして会社に貢献しろ」って。確かに、自分のわがままだけを通すわけにはいかないから、そこだけはきっちりやろうって。自分らしさを貫くために、私は自分のやるべきことをちゃんとやる。それで今は目標をがんばって追いかけているところです。今期もまだ目標達成に向けて走っているところですが、達成できるかどうかはまだわからないです。黄信号。でも、追い込みは強いので(笑)。

あの時、Enjinを辞めない選択をしたことは正しかったと思いますか?

本当に正しかったと思います。もしあそこで辞めて転職していたら、またゼロからのスタートで、自分の理想の働き方を探すのに、さらに手間取っていたかもしれない。どんな人がいるのか、どんな環境なのかもわからない。あの時、わがままを言って泣きわめいたけど、それでもなんとか乗り越えてきたから、上司たちともお互いわかり合えた分、新人の頃よりもやりやすくなった感じがありますね。同期はすでに仲間って感じですし、後輩も出来てきて、とても可愛いです。残っていて本当によかった。

上司にも同僚にも、言いたいことが言える関係になっていてとてもフラットだと思います。もちろん単なる喧嘩や言い合いではないです。こっちが言いたいことぶつけたら、それはしっかり聞いてもらえるし、間違っていることには「間違っている」と言ってもらえます。押し付けることはなく、ちゃんと理解できるまで話してくれます。それで一通りぶつかりあったら、すっきりしてケロッとなる。結局、Enjinは「人」が良いんですかねー。そういうありがちなキャッチコピーに落ち着く感じがとてもシャクなんですけど(笑)。

まさにEnjin Wayの "OHANA【家族】"のようなつながりですね!!

いい感じでまとまってしまった!!(笑)。でも、本当にそうだと思います。この仕事をしていると、誰でも、どうしてもつらくなる時があると思うんです。特に女性は感情的になりがちで、そういう時に、社内に感情をはきだせる相手がいるといいのかなって。後輩たちの中には、悩んでしまった時に、上司になかなか話を切り出せず、同期には打ち明けて引きずり込んじゃいけないと思って、その結果、一人で悩みを抱えてしまって解決できずに辞めていってしまう人もいたんですけど、それは本当にもったいないなって。それくらいならいっそ「イタいぞお前!」って言われる覚悟で、思っていることを全部上司や先輩たちに打ち明けた方がいい。それが、自分のスタイルを作っていくきっかけになると思います。

私の代の女性社員は全員、泣きながら上司に言いたい放題打ち明けるというようなことを一通りやっているので、上司たちは目の前で泣かれることには慣れていると思います(笑)。言いたいことを言い合える土壌がEnjinにはあるので、後輩たちには遠慮せずになんでも言ってみたらいいよとアドバイスしたいですね。

【En人(エンジン)】では、今後もEnjin社員の働き方や考え方などを随時ご紹介していきます!!

* Writer : Aki Obana *

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▼ 映像ディレクター:小田中夏美

▼クリエイティブ部:林田常平

▼ 映像ディレクター:川部直人

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