ビジネスチャレンジプロジェクト
大学3年生時に、校内のプロジェクトで「ビジネスチャレンジ」という講座に参加し、内容はある地元サッカークラブの上位リーグ昇格を目指し試合の集客に携わらせていただくというものでした。 広報、飲食、営業招致、イベントのグループにわかれ私はその中の飲食チームに在籍していました。 結果として大成功には至りませんでした。しかしわずか半年の間に本当に多くのことを学びそこでの経験はこれからの社会に出て役立つものだと自負しています。 以下に学んだ3点を記載します。 クラブチームの方や飲食店の方、様々な今まで関りのなかった方々と話をさせていただき助けていただいてマナーやどんな思いで働いているのかを知り、今までより度胸がつきました。また対等にビジネスをさせていただくからこそ準備やコミュニケーションが大事だと学びました。 2点目は、壁にも多くぶつかり、どれだけ提供する側が熱意をもっていても、お客様や企業にとって魅力的にうつらなければサポートや応援はいただけないのだということを痛感し、伝えることの難しさや多くの視点を持ち相手の立場になって考えることの本当の意味を知りました。 3点目は、それまでフォロワーシップ型だった自分がリーダーとしてチームを率いることとなり、メンバーをモチベートすることの難しさを知ってリーダーが先頭に立って誰よりも熱意をもって行動に移してこそついてきてくれるのだと自分なりのリーダーシップを見つけました。また同時に上に立つものが何に苦しみどういう役割を求めているのかを学ぶことができました。 最も成長できたことは、3点目にも関連しますが、今までは相手に本当に言うべきことも言えなかった自分が必要であれば怒りではなく相手を思い伝えることができるようになったことです。今までは誰かができなかったことは自分が引き受ければいいと思っていましたがチームであることの意味や仲間を信じることを深く考える機会になり、言えなかったのは自分にも甘くなりがちだった心の弱さや信頼の不足だったと気付き途中から変えることができました。 プロジェクトが終わったとき、仲間から私がリーダーだからやってこれたと言ってもらえたことが何よりの変化だと思います。 今まで部活動や学生団体の活動などもさせていただきましたが、上記のことがきっかけとなり今はチームで力を合わせることの難しさを乗り越え目標を達成したいという思いが強くあります。