学生セルフプロデュースのスポーツイベント「Nak Fit Lah」
授業の一環として、5ヶ月ほどの期間で企画からイベントの運営までクラスで行いました。珍しいフィットネスのインストラクターや栄養士の方をお招きし、運動しながら食事のバランスも学ぶことができる、健康を促すスポーツイベントを開催しました。スポンサーや出展者探しなどをクラスのみんなで協力して行いました。イベントの流れをオーガナイザー側として実際に知ることができるのはいい機会でした。しかし、開催は何もかもうまくはいきませんでした。一番大変だったことは、参加者を集めることでした。自分たちも無理なく運営に集中できる日が試験の直前であり、また、その日が休日だったこともあり、参加を表明してくれる人はほとんどいませんでした。私たちは学内でチラシを配るなどして参加者を集めようとしましたが、そもそもチラシを受け取ってくれる人が少なかったり、オンラインレジストレーションを用意していても書き込んでくれる人はごく少数だったりと、相当に難航しました。一部のクラスメイトが家族や友達を連れてきてくれたことや、宣伝を見て参加してくれた人のおかげで参加者は確保できましたが、それでもイベントの規模に比べて人が少なかったのは明確でした。このイベントの失敗を通して、いかに参加者を増やすことが難しいか、いかに短期間で人に魅力を感じてもらうことが難しいか、私たちの反省はその部分を軽視してしまったところにありました。そして、この失敗はすべての仕事につながる大切なことだと思います。仕事を始める前にそれを痛感できたことを幸運に思い、これからの仕事に活かしたいと思っています。