勤怠管理システムリプレイス
4月:システム導入のサポート依頼(管理部門→情報システム) 上場監査対応において、勤怠の客観的データ⇆自己申告データの突合が要求された。 そのため、PCログを取得、かつ単一のシステム上で行えることを要件として定義。 5月:システム選定 どのシステムであれば要件が満たされるかの確認をベンダーとやりとりし、選定。 主管部署は管理部門のため、システム要件を取りまとめて引き渡しを行う。 6月:システム導入の初期設定をサポート 導入支援のミーティングにはオブザーバーとして関与。実務担当に詳細な設定を委任。 テスト稼働を行い、要件の抜け漏れがないか検証実施。 クライアントアプリケーションのインストールなどエンドユーザーに必要な作業の案内とシステム初期設定を行う。 7月:プロジェクトの再編成 主管部署の責任者がシステム導入の経験値が乏しく、本来の要件を満たすための運用変更案の立案や、スケジュールを守ることができない状況に陥る。 そのため、改めてメンバーから現在のステータスをヒヤリング、要件の認識合わせとタスクの棚卸し、担当者決めを行う。 8月:プロジェクトの完全な引き渡し 主管部署の責任者が転々と変わってしまう社内事情が発生。 4月、7月と要件定義とテスト検証、運用変更点と導入までのタスクの洗い出しを情報システムとして完遂させたため、後続のコントロールを主管部署に引き渡すことに。 ✳︎企業の課題として、他部門は「システム導入の経験」が少なく、「プロジェクトマネジメント」の知見がないことが露呈した。そのためCTOと相談し、実際に現場で実行してもらい経験を積んでもらうこと決断。