多値S-P表の自動化ツール作成
大学で、教職課程も履修しており、教育実践演習という講義で「教師の活動で興味のあるテーマを調査して、レポートにまとめる」という課題があり、自分が教育実習に行った際の小テストの出題方法が妥当であったかを推定する分析手法を調査し、実際に値を解析しました。そのような分析手法を、統計学やプログラミング力のない方でも、実施できたら教育効果が向上すると思い、インターンシップで習得したGASを用いて作成しました。 ツールの概要としては、定期テストや小テストを作成した際に、生徒の成績だけでなく、出題の仕方に問題がなかったかを振り返るための自動分析ツールです。 具体的には、問題ごとの平均点・標準偏差・中央値のみでなく、ジャックベラ検定を活用して平均点or中央値を活用した「基準点」の設定、UL指数(上位生徒と下位生徒の出来の差)、差異係数(試験全体を通して差がつくテストであったか)、クロンバックのα係数(テストの信頼性(何回実施しても同じレベルの生徒が受験すれば似たような結果になるか))を自動で算出する。 多くの方に使用してもらえるように、「テストデータを入力する」及び「ボタンを押す(というトリガーの設定ができる)」GASを、共有のしやすさも考慮して選択しました。 また、教育現場ではソフトをPCにダウンロードできないというケースもあるとのことでしたので、多くの方が持っているGoogleアカウントで共有でき、実行も容易にできるGASを採用しました。