慶應義塾大学 / 環境所法学部
生きた雑巾
「モノには神が宿っている」という観念が現代の技術によって蘇る。 「ぞうきん」と呼ばれた瞬間、モノは乱雑に扱われる運命が決まる。雑に扱われるモノのことを考えて欲しい。 私たちは普段ないがしろにしている雑巾に焦点を当て「生きた雑巾」を制作した。 生きた雑巾は体験者に絞られることで痛みを感じ、やがて泣き始める。 体験者がバケツの上で濡れた雑巾を絞ると、まるで生きているかのようなうめき声を発する。 それを繰り返すと、耐えきれない雑巾はたまらず泣き出してしまう。 日常ではあり得ない「モノの感情」を体験者に提示する。

