留学生の助詞と語彙の苦手を克服する
当時、語彙と助詞について課題があり、生徒15人全員が追いついていない状況でした。私は留学生に対して、帰国してからも日本について現地の人に日本を教えて欲しいという思いがあり、絶対克服させると決意しました。チームで話し合い分析し、語彙は量の多さ、助詞は日本語特有であることに原因があると考えました。そこで私は、プロジェクトリーダーとして語彙については視覚的、助詞については視覚的かつ体系的なアプローチを行いました。1ヶ月80時間と設定し、語彙については、教材の研究と作成を行いました。加えて、文法については、同じく教材の作成と会話のデモンストレーションを行いました。その結果、後日テストを行ったところ、留学生は20点中15点の平均点を取ることができ、克服に成功しました。一番の収穫は、これがその後のチームの仕組み化に繋がったことです。以上の経験から、行動力やチームを補助する力がついただけではなく、1つの目標に向かってチームで協力して取り組むと大きな力を発揮するということを学びました。