LOVit
# サービス内容 「LOVit」はInstagramアカウントの効果分析ができる運用ツールです。 Instagramを使って広告する企業やInstagramを仕事とするインフルエンサーなどは自分の投稿をより多くの人に届けるためにいろんな工夫をしています。 その中の一つとして投稿がどのような効果が出たのか効果を分析するのは大事な作業です。しかし、毎日の投稿を分析するのは結構な時間がかかったりします。 「LOVit」はこういった効果分析と日々の運用をサポートするためのサービスです。 現在は社内、外部クライアントで使われています。 # 開発内容 このサービスはインスタグラムの運用をサポートすることを目標としているので実際現在働いてる会社でインスタグラム運用をしている人たちに今の運用で改善したい部分、必要な機能をまとめ、運用の流れを聞いてもっと便利にできそうな部分を提案して実装する機能を決めました。 大きな機能としては以下になります。 1.フォロワー数を毎日運用しているアカウント別にexcelに手入力をしていて時間がかかる。→ 自動でデータを溜めてグラフで可視化する。 2.クライアントにレポートを出すために投稿のエンゲージメントとインプレッション、いいね数などをexcelに手入力をしていて時間がかかる。→ 自動でデータを溜めてリストを表示することでスクリンショット撮るだけでクライアントにレポート作成が出来る。 3.どの投稿が効果が高かったのか知りたい(エンゲージメント、インプレッション高い)。→ 溜めている投稿のデータをソートしてランキングを表示する。 4.会社で運用しているアカウント以外の他人のアカウントのフォロワー数推移や投稿効果を知りたい。→ 他人アカウントのユーザー名を入力して登録することでフォロワー数推移や投稿効果を確認できるようにする。 機能が決まってからはスケジュール決め、開発を一人で進めました。 まず、facebook graph apiを使用するための書類を用意しfacebookアプリの申請をし、データベースの設計をしました。データベースにはMySQLを使用しました。 その後、AWSの設定をしました。新サービスを作るたびにAWSの設定する時にかかる時間を減らすためにインフラストラクチャ定義ツールのTerraformを利用してAWSの設定を簡単にしました。 開発の言語はrailsとreactを使用しました。会社の他のサービスですでにrailsとreactを使用していたのでメンテナンスのしやすさを考量して同じ言語を使用することにしました。(エンジニア数が多くないのでサービスを跨いだ作業が必要になるため) facebook graph apiは結構複雑だったので実装の度に調べて開発を進めたら時間のロスが多いと思ったので開発の前にfacebook graph apiに仕様書を把握してどの仕組みで実装していくか整理して画面別にまとめてから実際の実装を進めました。 開発は一人で行ったのでコードレビューを受けることが出来なかったので一人でもなるべくバグのないコードを書くためにRSpecとCircleCIを利用してGitHubにpull requestにする時正常に動いているかテストできるようにしました。 開発は一人で行ったけどGitを利用し作業別にブランチを切って作業内容をGitHubで管理して引き継いで作業する時問題がないようにしました。 企画から開発までにかかった時間は役1ヶ月半です。 サービス化した後はどのように使われているか把握して改善する部分、もっと伸ばすべきん部分などの把握をするためにGoogle Analyticsを利用しました。 # このプロジェクトに参加して得たもの このサービスを作る前まではiOSのアプリ開発を主に行なっていてWEBサイトの開発は知らない状態からHTML、CSS、React、rails、AWSの勉強をしながら開発を進めてサービス化することが出来ました。 スケジュール管理や機能の選別などのマネージメント、WEBサイトを作るための言語、バックエンドの仕組みなどたくさん勉強することが出来ました。 フルスタックエンジニアを目指しているので0→1の開発は非常にいい経験になりました。