川村 空千

社内のプロダクトは今までElement UIというVue2のUIライブラリを使っていました。 しかしElement UIはVue3をサポートしておらず、バージョンアップするには代わりに仕様が大幅に変更された後継のElement Plusへのリプレイスをしなければなりませんでした。 ただ、移行コストやマイクロサービス化が今度進んでいくとなったときにフットワーク軽くデザイン管理をしていきたいという話が浮上しました。 そこで社内でVue2とVue3をNo Migrationで切り替えができるようなUIライブラリを自作しました。おおまかな機能は2ヶ月で実装できました。 Monorepo構築やStorybook/Visual Regression Testの自動デプロイ機構、自動NPM Publish機構などを備えており、社内のデザイン用件定義の変更が全てのSaaSへ一時間程度で刷新できるようにしました。