武蔵野美術大学芸術祭
一年間芸術祭の実行委員を務めていました。実行委員を務めた理由は、美大は個人制作の課題が非常に多く、大人数で一つのプロジェクトを製作することは、将来的に社会に貢献していく中で役立つと考えたためです。 私はオブジェ班という班に所属し、芸術祭のテーマに沿った彫刻を三体製作しました。オブジェ班は15人ほどメンバーがおり、全員のデザインを見せ合ったところ、テイストがバラバラすぎてまとまりがありませんでした。このままでは芸術祭のテーマがブレてしまうと考え、何日も話し合い、デザインをすり合わせることを積極的に取り組みました。 オブジェの制作に移った際も、制作が遅れているメンバーがいると進んでいる人が手伝ったりなど団結して制作を進めることができ、最終的には四万人の来場者を迎え、テレビ取材なども受け三日間成功を収めることができました。 個人で作品を制作することが多い美大の中で、多くの人たちで作り上げる芸術祭は、すり合わせなどで意見がぶつかることも多く苦労もありましたが、自分の中でかけがえのない経験になりました。