Aoyama Gakuin University 青山学院大学 / 経営学部経営学科
ゼミで学んだ財務分析を実際の店舗で用いて、利益の上昇に貢献したこと
背景は、大学のゼミで飲食店の損益計算書から得られたデータを用いて、あらゆる財務諸表を駆使し、その分析結果をいかにして経営意思決定に繋げていくかという活動をしていたことに起因する。また当時三年間お世話になった飲食店のアルバイト先では個人の裁量が大きかったためすぐに実践することにした。 目標を自分だけでなく、チームとして一日当たり六%の利益率の上昇と設定し、課題解決に取り組んだ。具体的には、変動費、固定費の一%削減、そして売り上げの一%アップである。たったこれだけの改善で理論上では目標達成ができる。このレバレッジ効果を活かすために集客の効率化、接客による客単価アップ、平日の人件費削減、光熱費削減の意識、適正在庫の見直し、この五つの行動を起こした。 結果として、元々ある程度の集客が見込める会社であったこともあり、てこ入れによって理論上を現実に変えることができた。