学生 / 薬学部
小児製剤の課題の整理
研究室は薬剤学部門に所属しており、小児製剤における服薬アドヒアランスの向上を目的とした研究を行なっています。小児製剤について小児の服薬の課題は間接的に聴くことが多く、患児が直接評価して訴えることはほとんどないため、製剤研究者や薬剤師が問題を正確に把握することは難しいとされています。そこで患児・研究者同士が語り合う「場」を設けて、どのような小児製剤が望ましいかを調査し、さらに、小児製剤で最も難渋する苦味において、患児が許容できる苦味を評価するための基礎的研究を行っています。