静岡大学 / 情報学部 行動情報学科
莊司研究室に配属
第二期生として莊司研究室に配属されました。 私はもともとアウトドアが好きで、探検部の活動を通して山登りやキャンプなど、 人が自然の中でどのように行動し、何に惹かれるのかに興味を持つようになりました。 「人はなぜその場所へ行きたいと思うのか」「行動を後押しする情報とは何か」 そんな問いをきっかけに、人の行動や感情を理解し、それを支える仕組みに関心を持ちました。 こうした考えから、私は「人と社会を考慮した情報アクセス技術」を研究する莊司慶行研究室を志望しました。 この研究室では、Web情報学・ソーシャルコンピューティング・機械学習などを通じて、人々が必要なときに適切な情報を得られる仕組みを追求しています。 人の行動や感情を出発点に情報を設計するという考え方に共感し、私自身の興味と深く重なると感じました。 現在はその中でも、「人が行きたくなるような観光コース名の生成」というテーマに取り組んでいます。 観光地の特徴や関係性を分析し、AIが“人の心を動かす言葉”を生み出す仕組みを探求しています。 アウトドアを通して感じた“人が動きたくなる理由”を、情報技術の力で再現することが私の研究の原点です。