関田春奈
沖縄化粧品の県外テストマーケティング
沖縄企業の基礎化粧品を県外で初めてのテストマーケティングを行うプロジェクトで12人のメンバーと共にリーダーとして携わりました。沖縄県外での認知を目標として定め、県外へのテストマーケティングを企業様に提案しました。製品のターゲット層が利用するような施設へ化粧品を置かせてもらい実際に使ってもらうという形のテストマーケティングを考え、メンバーと手分けして協力してもらえる施設を探しました。しかし、中々話を聞いてもらえずメンバーからやり続けることへの不満の声もあがりました。そこでリーダーとして、メンバーに行動で示すという決断をし、誰よりも多くの企業をまわり、他のメンバーの企業訪問の際にも同行して一緒に説明するという対応をとりました。その結果段々と不満の声も無くなりチームとして纏まることができました。諦めずに約30社ほどに訪問し声をかけた結果、品川にあるエステサロンにてフェイシャルメニューに製品を組み込んでもらえ、1ヶ月の期間で、30人の方に施術を体験して頂き、アンケートに答えてもらいました。これにより、データによるニーズの測定と、新しい形で消費者に製品の良さを訴求する仕組みを作ることができました。またエステを受けたお客様から「この製品を知ることができてよかった」という声を頂くことができ、その人達にとっての新しい価値を届けることができたと実感することができました。この経験から人を纏める大変さと、考えたことを実際に実現することのやりがいを学ぶことができました。