明治大学 / 経営学部
Webエンジニア兼デザイナー
友達と一緒に大学生向けのクーポンアプリを作りました。 組織としては、僕がリーダー兼開発&クリエイティブ面を担当し、別の友達が営業を担当しまし た。またニーズの調査等のマーケティング面、投資額等は二人で分担しました。 また、営業も責任者としてはやりませんでしたが、いくつかの店舗は自分で営業しました。 このプロジェクトを取り組んだ背景としてはもともと、ITサービスを作ってみたかったことが挙 げられます。このプロジェクト自体は現在進行系でまだ作っている段階ですが、ITサービスは、マ ネタイズをするためにはユーザーを囲って、使われるのが大前提なので、まずマネタイズは抜きに してユーザーが使ってくれるサービスを作ることを目標に設定しました。大学生に使ってもらうこ とを目的にしたのでまずは自分たちで大学生が欲しいと思う、あったらいいなと思うようなサー ビスをリストアップして、実際に大学生にインタビュー形式でヒアリングしました。いくつかの案 の中でクーポンアプリが最も需要があったので、大学に特化したクーポンアプリを作りました。 クーポンアプリを作っていく中で、意識したことはただ漠然と開発するのではなくて、事業にコ ミットできるエンジニアを意識しました。エンジニアではなく、プロダクト責任者としての自覚を 持ち、プログラムを書くだけでなく、企画やデザインも作って提案したり、システム構築面で自分 のソースコードをいじるという行為が事業の売上ないしは利益にどう関わっていくのかをしっかり と話酢ことができることを意識しました。デザイン面はいかにユーザーにとって直感的で使いや すいUI/UXか、プログラム面は後々グロース段階になってエンジニアがジョインしてきたとき に、いかに見やすいソースコードを書くかということを意識しました。 具体的には、デザイン面は、クーポンにのせる情報をリストアップして優先順位をつけ、ユーザー にとって重要な情報とそうでない情報をわけ、その中でデザインにも優先順位をつけ、出来るだけ 少ない情報で直感的に操作できるように心がけました。プログラム面では、ディレクトリ構造や クラス名の書き方を意識しました。ディレクトリ構造はディレクトリとプロダクトの構成要素を関 連付け、プロダクトの中でどの箇所がどのディレクトリに属しているかを明確にすることで、他の エンジニアが運用しやすいシステム構造にすることを意識しました。そしてそれらの施策が事業の 売上や利益にどう関わっていくのかをビジネスサイド側の人間に説明しました。 実際に作ってからLPやチラシなども作り、チラシを撒いて集客しました。 その結果、CVR(登録 数 / チラシ配布枚数):10%を達成しました。 取り組みを通して、エンジニアやデザイナーのコミュニケーションの重要性について学びました。 デザイン面であれば、なぜこのデザインにしたほうがいいのかを数字ベースで伝えること、エンジ ニアリングであれば、保守的な作業をしたいときにそれがいかにコスト削減につながるかを説明 できる必要があります。そこをきちんとビジネスサイドの視点に立って言えることがとても大事だ なと思いました。