子どもの貧困
若者ホームレスとの出会いから、子どもの貧困に関心を持ち始める。 埼玉県のアスポートという生活保護世帯の中学3年生の高校受験指導のボランティアを皮切りに、学習支援にはまる。弁護士事務所が設立した小・中学生向けの無料学習支援の運営に携わる。学生時代に3年間中学生3年生に対して、高校受験指導を行う。 同時期に、東京の足立区の個人宅を子どもたちに解放し、毎日食事や居場所の提供をしているおばさんと出会い、非行少年や不登校の中学生と毎日のように触れ合う。 豊島区では地域のNPOに入り込み、学習支援教室を3箇所設立し、静岡や北海道、京都の学習支援の立ち上げ・運営のアドバイス等も行った。また、学習支援に携わる学生のネットワークを作り、勉強会やノウハウの共有を行った。 教え子が高校生になり、中退や大学進学、中卒で働きにでる子たちに合わせて私の活動もシフトしていき、進路の相談や就職の支援、中退後のフォローにまで幅を広げる。 学校に適応することが難しい子に対しては従来の勉強ではなく、体験学習や興味関心に基づく学びができる環境を企業やNPO、多くのボランティアの方々と作り上げる。 常時100人くらいの子どもたちと個人的につながり、子どものニーズに合わせた支援を次々、多くの人を巻き込みながら展開している。