武蔵野大学 / データサイエンス学部データサイエンス学科
地域格差に着目した学習時間と教育成果の構造的関係分析
この研究は都道府県データを用いて、学習時間と大学進学率の地域格差を分析している。重回帰分析の結果、当初の仮説に反して、家計支出や通学時間による時間制約よりも、「高齢化」という人口構造が学習時間を抑制し、「都市化」という地域構造が進学率を強く規定することが明らかになった。教育格差は個人の努力や家庭の経済力といったミクロな要因よりも、マクロな社会構造に起因することを実証的に示した研究である。