兵吾 勇貴
大規模な移動データの可視化手法開発
数値の羅列からなる移動データの把握には、地図を用いた可視化手法が有効です。しかし、近年収集が可能になった大規模データに対しては、視覚表現が複雑になり、情報を読み取れない問題が生じていました。 本研究では、大規模移動データから移動距離・方向・人数を読み取り可能なインタラクティブな可視化表現手法を開発しました。データの閲覧要求を整理し、データの統計量を表現することにより、スケーラブルな表現が可能です。開発した手法は、国際学会iV2014においてプログラムの表紙を飾りました。