特定非営利活動法人 Learning for Allのメンバー もっと見る
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東京大学教育学部卒業。
2014年に特定非営利活動法人Learning for All を設立、同法人代表理事に就任。これまでにのべ8,000人以上の困難を抱えた子どもへの無償の学習支援や居場所支援を行っている。「全国子どもの貧困・教育支援団体協議会」理事。2018年「Forbes JAPAN 30 under 30」に選出。 -
明治大学政治経済学部を卒業後、株式会社電通にて4年半勤務。
Learning for Allでは広報・コミュニケーション領域を担当。
関わる全ての人が気づきを得ることが出来て、学びを得られるような団体を目指します。
Learning for Allの広報や活動を通して、教育に関心を持つ人を一人でも多く増やしたい。
なにをやっているのか
Learning for All (以下、LFA)は「子どもの貧困に、本質的解決を。」というミッションを掲げ、小学校1年生から高校生までの困難を抱える子どもたちへ学習支援と居場所支援を展開。年間約1,000名の子どもたちに支援を届けております。
そして地域の様々なステークホルダーたちと協力をしながら「つながり」「学びの環境」「育まれる環境」を整備し、子どもたちの生活圏に必要なすべての支援・機会がそろう「包括的支援モデル」の構築を推進し、全国への展開も視野に入れて活動しております。
なぜやるのか
「経済的困難」ゆえに、地域とのつながりを喪失し、将来、自立するための成長機会を奪われている子どもたち。
現代の日本では7人に1人の子どもが、「貧困」状態にあり、ひとり親世帯に限ると「2人に1人以上が貧困状態」にあります。この状態を放置することにより、進学格差や収入格差を生み、その子どもが大きくなった時に築いた家庭が再び貧困に陥る可能性が高くなります。このような子どもたちは、他の子どもたちよりも圧倒的に「努力しづらい環境」に置かれているのです。
そんな「自分だけではどうすることも出来ない子どもたち」が自分の可能性を信じ、 自分の力で人生を切り拓くことのできる社会の実現するために、私たちは活動しております。
どうやっているのか
私たちは「居場所支援事業」と「学習支援事業」という形で困難を抱える子どもたちと直接向き合い、「ナレッジ展開事業」で全国で同じように「子どもの貧困」という課題に取り組む 団体や企業に向けて、LFA が実際に支援現場で使用している教材や、「子ども支援」に関する研修動画を提供しながら、全ての子どもたちに支援が届き、毎日笑顔で過ごすことが出来る社会を目指して活動しております。
・学習支援事業
地域や学校と協力して、公民館や空き教室に無償の「学習支援拠点」を設置。質の高さと継続性に徹底的にこだわり、細かいところまで手の行き届いた研修を受けた大学生ボランティア教師たちが、学習遅滞などを抱えた小学校4年生から高校生までの年間約1,000名の子どもたちに無償で勉強を教えています。
一人ひとりの学習進度や家庭環境に合わせ、進学や将来の夢を諦めなくて良いように、必要に応じて日々の生活習慣にまで踏み込んだ指導も実施。自治体のケースワーカーや教育委員会との連携・協力によって、本当に支援を必要としている子どもたちと繋がりながら運営をしています。
・居場所支援事業
より低年齢のうちから、学習面だけでなく生活を含めた包括的な支援が必要だと考え、2016年より小学校1年生~3年生を対象に「居場所支援拠点」を運営しております。
基礎的な生活習慣が身についていない子ども、複雑な家庭環境により人との接し方がわか らない子ども、発達障害を抱える子どもなど、学習以前の問題を抱えている子どもたちには、 安心して無理なく生活習慣や学習習慣を身につけられる居場所が必要です。 そのような安心できる居場所の中で、個別の子どもの課題や強み にあわせた、また保護者や世帯の状況にあわせた個別の支援計画をたて、一人ひとりに寄り添った支援しています。
・ナレッジ展開事業
全国で同じように「子どもの貧困」という課題に取り組む 団体や企業に向けて、LFA が実際に支援現場で使用している教材や、「子ども支援」に関する研修動画を提供。
「困難を抱える子どもたちとのどう向き合えばいいのか」や、「ボランティアの育成はどうすればいいのか」などに対して、LFAが持つナレッジを提供しながら、子どもたちにとって一番良い支援の形を一緒に探します。必要に応じて集合研修の提供も行っております。
こんなことやります
◉募集の背景
Learning for Allでは「子どもの貧困に、本質的解決を。」とのミッションを掲げ、
「1人に寄り添う」「仕組みを広げる」「社会を動かす」という3つの事業を柱として、子どもの貧困問題への取り組みを行っております。
オープンポジションは、現在掲載中の求人の中に「どの職種に応募しようか迷う…」「自分に当てはまる職種はなさそうだけどLearning for All に興味がある!」と考えてくださる方向けの募集です。
具体的にご経験やLearning for Allで挑戦したいことなどをお伺いするなかで、どのような役割や業務をお任せしうるか、ご相談できればと思います。
◉Point
・「子どもの貧困」という社会課題の解決に向けて本気で取り組んでいます。
・20代前半〜の若いスタッフが多く、風通しのよい職場です。
職員以外にも、大学生のボランティア、外部パートナー等、様々な関係者を巻き込みながら事業を運営しています。
・職員には電通、アクセンチュア、PwCコンサルティング合同会社出身者など、教育分野に限らず多様な業界で活躍してきた人たちが働いています。
*少しでもご興味・ご関心をお持ちの方は、「話を聞きに行きたい」ボタンよりご連絡ください*