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CD制作関して

CD制作・販売で一回の即売会で100枚を完売する事ができました。

高校生の頃から曲を作っていましたが、CDを1から制作、販売に至るまで全てをこなしたのは初めてでした。自分が発案者となり協力者を募り、始めたプロジェクトでしたが、最初の頃は失敗の連続でした。簡単に問題をあげると、1つにチームメンバー個々人のモチベーション、2つにCD楽曲のテーマ性です。

 これらを解決するためになんども話し合いを重ねました。私は、このチームにリーダーという役割を作らずに皆んなが対等な関係性でプロジェクトを進めようと考えましたが上手くいきませんでした。みんなのモチベーションの共有や設定を最初に怠っていたからです。チームとしての基盤がないままに舟を漕ぎ出してしまっては、遭難するに決まっています。

そこで一度チームとして連帯感を持つために、このチームとしての目標やメンバーそれぞれの意見を何度も交換し、基盤を作りました。そして、基盤が出来た後に楽曲について第三者的に考察し、楽曲のテーマ性についてや価値などを洗いざらいに書き出したところ、CDとしての「テーマ性が薄いのではないか」という問いが上がり、制作から振り返り、ターゲット設定や分析、発信方法など綿密にコミュニケーションを取りました。これらの事が功を奏し、CD100枚完売に繋がったと考えます。

私は積極的に皆んなの意見を繋ぐ、パスの役割をしました。チームの基盤を作る際には、メンバーが意見を言いやすくなるような潤滑剤的な役割をしつつ、チームの方向性を導く役割を担っていました。チーム全体での話し合いと、私と誰かという1対1のコミュニケーションを大切にしました。傾聴する力を養い、チームのメンバーが何を思っているかを考えました。

私がこのチームで成功させるためのポイントが3つあります。

1.綿密なコミュニケーション

チーム内での綿密なコミュニケーションがなければ、互いの思いや考えを共有する事が出来ないです。皆それぞれ様々な背景がある訳で、コミュニケーションを取らなければ本当の意味で相手に理解もされなければ、自分も相手のことを理解することが出来ないでしょう。しっかりとした意見交換が出来る基盤を作るにはチーム内で綿密なコミュニケーションが必須です。

2.分析

しっかりとした分析から導き出される考えを述べる事です。何事にも物事をしっかりと捉える力が必要で、第三者的に広い視野から考えメリット、デメリット共に答えられると良いと考えます。しっかりとした分析には説得力があります。

3.チーム内の環境作り

前提にどんな意見でも発言、受け止められる環境が大切です。しっかりとしたコミュニケーションに分析から導き出した根拠があるのであれば、その意見をしっかりと受け止める環境を作る事が必要です。例え反対される意見であったとしても「なぜ反対されるのか」「ここはたしかにそうかもしれない」とチーム内で噛み砕き、消化し、新たな意見として変わる事ができるような環境、多様性に富むものであることが良いと考えました。