「いい組織」って、どんな場所だと思いますか?
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この文章は、
誰かを批判するためのものではありません。
これまでいくつかの組織や現場を見てきて、
「人が安心して力を出せる組織って、どんな形だろう?」
そんな問いを整理してみたものです。
雰囲気がいい=いい組織、とは限らない
挨拶が活発
人当たりがいい
大きな衝突がない
一見、居心地が良さそうでも、
なぜか人が疲れていく組織があります。
言いたいことが言えず、
不満を抱えたまま黙り込み、
「辞めるほどではないから」と
その場に留まり続けてしまう。
これは個人の弱さではなく、
組織のつくり方の問題だと思っています。
私が考える「いい組織」
私にとってのいい組織とは、
人が「自分を守りながら、力を発揮できる構造」を持つ組織
です。
誰かの善意や我慢に頼らず、
仕組みとして人をすり減らさないこと。
いい組織に共通する4つのこと
① 安心して声を出せる仕組みがある
不満や違和感、失敗を
「言っても大丈夫」だと思える。
それは雰囲気ではなく、
面談や1on1など制度として用意されているかが大切です。
② 役割や期待値がわかりやすい
何を求められているのか、
どこまでが自分の責任なのか。
これが曖昧だと、
気を遣う人ほど疲れてしまいます。
③ 小さなズレを早めに拾っている
不満は放っておくと消えるのではなく、
溜まって、静かに重くなっていきます。
定期的に話を聞く仕組みがあるだけで、
組織はずいぶん健やかになります。
④ 居場所を選べる余白がある
人は変わります。
合わなくなることもあります。
そのときに
「辞める」以外の選択肢があるかどうか。
それだけで、働く安心感は大きく変わります。
組織は、人の我慢で回してはいけない
「いい人が多いから成り立っている」組織は、
見方を変えると
誰かの我慢に支えられている組織でもあります。
人を守るのは性格ではなく、構造。
それが整ってはじめて、
人も組織も長く続くと思っています。
最後に
組織に正解はありません。
でも「人を消耗させない設計」は、
どんな規模でも考えられるはずです。
もし同じ問いを持っている方がいたら、
立場や職種に関係なく、
気軽にお話しできたら嬉しいです。