社員研修に、ON AIRの熱量を。
若手が“聞かされる”研修から、“参加したくなる”研修へ。
ラジオDJ、ポッドキャスター、イベントMCとして活動する中で、ずっと感じてきたことがあります。
それは、人は「ただ正しいことを聞かされる」だけでは、なかなか動けないということです。
どれだけ良い内容でも、聞いている人が「これは自分の話だ」と感じられなければ、記憶には残りにくい。
逆に、少しでも自分の声が拾われたり、自分ごととして考えられる時間があったりすると、人は自然と前のめりになります。
これはラジオにも、ポッドキャストにも、イベントMCにも共通していることです。
ラジオ番組では、リスナーから届いたメッセージを紹介しながら、パーソナリティが言葉を重ねていきます。
その時間には、ただ情報を伝えるだけではない熱量があります。
誰かの声が拾われ、場の空気が生まれ、聞いている人が「自分も参加している」と感じられる。
僕は、その感覚を企業研修にも持ち込みたいと思っています。
きっかけは、会社員時代の実感でした
大学卒業後、僕は複数の職場で会社員として働いてきました。
IT通信、IT商社、訪問販売、教育イベント、革を扱う専門商社など、業界も職種も異なる環境で、営業、顧客対応、社内外との調整、資料作成、提案、イベント企画などを経験してきました。
その中で強く感じたのは、仕事の成果はスキルだけで決まるわけではないということです。
どのタイミングで相談するか。
どう報告するか。
会議でどう発言するか。
上司や先輩とどう関係をつくるか。
提案や依頼を、どんな言葉で伝えるか。
こうした日々のコミュニケーションが、職場での信頼や働きやすさに大きく影響していると感じてきました。
特に若手のうちは、
「上司にいつ相談すればいいかわからない」
「報告の仕方がわからない」
「会議で発言するのが怖い」
「先輩との距離感がつかめない」
といった悩みを抱えやすいと思います。
僕自身も、会社員時代にそうした難しさを感じてきました。
だからこそ、若手社員が社内で信頼されるためのコミュニケーションを、もっと自分ごととして学べる場をつくりたいと思うようになりました。
ラジオDJとしての経験を、企業研修へ
現在、僕はラジオDJ、ポッドキャスター、イベントMCとして活動しています。
ラジオの現場では、限られた時間の中で情報を整理し、相手に届く言葉で伝えることが求められます。
ポッドキャストでは、会話の流れをつくり、テーマを深掘りし、聞いている人が自然と耳を傾けたくなる空気をつくります。
イベントMCでは、参加者や登壇者の言葉を拾いながら、その場の空気を前に進めていきます。
こうした経験を活かして、現在、企業向けにラジオ番組型コミュニケーション研修を企画しています。
コンセプトは、
「社員研修に、ON AIRの熱量を。」
若手が“聞かされる”研修から、“参加したくなる”研修へ。
ただ講師が話すだけではなく、受講者の声を拾いながら進行する、3時間の参加型研修です。
どんな研修を届けたいのか
この研修で扱うテーマは、若手のうちから意識したい社内コミュニケーションです。
たとえば、
- 報連相
- 質問・相談の仕方
- 上司・先輩とのコミュニケーション
- 会議での発言
- 提案時の言葉遣い
- 社内で信頼される振る舞い
などを扱います。
ただし、一般的な講義型研修とは少し違います。
研修前に受講者からメッセージを集め、研修中にラジオのリスナーメッセージのように紹介します。
「上司が忙しそうで相談しづらい」
「会議で発言するタイミングがわからない」
「先輩との距離感が難しい」
そんなリアルな声をもとに、社内コミュニケーションについて考えていきます。
講義、ワーク、メッセージ紹介、シンキングタイム、共有、フィードバックを組み合わせながら、受講者が自分の言葉で考え、明日から使える行動に落とし込める時間を目指しています。
研修を“イベント”ではなく、“行動変容のきっかけ”にしたい
僕がつくりたいのは、ただ楽しいだけの研修ではありません。
もちろん、ラジオ番組のような没入感や、参加したくなる雰囲気は大切にしたいです。
でも本当に目指したいのは、研修後に若手社員の言葉や行動が少し変わることです。
相談するタイミングが早くなる。
報告の順番が整理される。
会議で一言発言できるようになる。
上司や先輩に対して、自分の考えを伝えやすくなる。
そうした小さな変化が、職場での信頼や働きやすさにつながっていくと思っています。
研修とは、知識を渡すだけではなく、学びを通して受講者の行動を前に進めること。
そのために、ラジオDJとして培ってきた「伝える力」「場をつくる力」「人の声を拾う力」を活かしていきたいです。
将来的には、世代をつなぐ場にも広げたい
まずは若手社員向けの社内コミュニケーション研修から始めます。
ただ、将来的には若手だけでなく、中堅社員、ベテラン社員、管理職も一緒に参加できる世代横断型のラジオ型研修にも広げていきたいと考えています。
若手が先輩に聞いてみたいこと。
中堅やベテランが若手に伝えたいこと。
普段の職場では言葉にしづらい本音や価値観。
そうした声を、ラジオ番組のように拾いながら、世代間のすれ違いを少しずつほどいていく。
また、休憩中に受講者のリクエスト曲を紹介するような仕掛けも考えています。
音楽の好みや思い出から、その人の人となりが見える。
「あの人、こういう曲が好きなんだ」と知ることが、職場での小さな会話のきっかけになる。
研修という枠を超えて、社員同士の関係性が少し豊かになる場をつくっていきたいです。
つながりたい人
この取り組みは、まだ始まったばかりです。
若手社員の育成に課題を感じている経営者・人事の方。
新人研修や若手研修を見直したい方。
社内コミュニケーションをもっと前向きにしたいマネージャーの方。
参加型・体験型の研修に関心のある方。
企業研修や人材育成に関わる方。
ぜひ一度、情報交換できたら嬉しいです。
社員研修に、ON AIRの熱量を。
言葉と場づくりで、人の行動を前に進める。
そんな研修事業を、これから本格的に育てていきたいと思っています。