仲間と作る楽しさを、AI時代にもう一度
人生で一番楽しかった時期を聞かれたら、今でも高校時代と答えます。
放課後になると誰かと集まり、相談し、練習し、本番に向けて形にしていく。部活、バンド、体育祭、文化祭、合唱祭。目まぐるしい日々でしたが、大変だった記憶よりも、毎日がキラキラしていた感覚の方が強く残っています。
振り返ると僕は、完成されたものを渡されるより、まだ形のないものを、仲間と一緒に作ることに楽しさを感じる人間だったのだと思います。
役割の間にある仕事を拾ってきた
社会人になってからは、システムの基盤運用、新しい技術の調査、業務システムの導入、プロジェクト管理など、さまざまな仕事を経験してきました。
2019年にフリーランスとなってからは、業界も規模も異なる複数のプロジェクトに関わっています。
そこで次第に分かってきたのは、僕がやりたいのは、特定の製品や技術だけを扱うことではないということです。
現場でよくやっているのは、役割と役割の間に落ちた仕事を拾うこと。
- 要件が曖昧なら整理する。
- 設計に違和感があれば立ち止まる。
- 問題を指摘するだけでなく、必要なら自分で直す。
- プロジェクト管理、設計、実装、運用の境界をまたぎながら、現場で使える状態まで持っていく。
肩書きで表せば、PM、PMO、SE、リーダーのどれかになるのかもしれません。
ただ、自分としては、複雑な状況を整理し、必要な部分を埋めて、チームが前へ進める状態を作る人という感覚が一番近いです。
これまで業務システムの領域を中心に経験してきましたが、それ自体が目的ではありません。
今までの経験を土台にしながら、これからは新しい技術、新しい事業、新しい領域にも関わっていきたいと考えています。
AIは、自分の代わりではなく、自分を広げる存在
現在、AIは文章作成、情報整理、調査、設計、開発など、さまざまな仕事を驚くほど速く進めてくれます。
自分一人では数日かかっていた作業が、わずかな時間で形になる。それが、今とこれからの時代だと思います。
一方で、モデルやバージョン、不十分なコンテキストによって、もっともらしい答えを出しながら、前提を取り違えたり、大切な背景を見落としたりすることもあります。
相手との関係性、現場の空気、過去の経緯、失敗した時の影響まで含めて、本当にこの判断でよいのか。
そこには、まだ人間が責任を持つ必要があると感じています。
AIに一次整理や下書きを任せ、人間が判断し、必要に応じて修正する。
さらに、自分がこれまでの経験から身につけてきた、
· どこに違和感を持つのか
· 何を危険と判断するのか
· どこまでなら任せられるのか
· どの段階で人が判断するべきか
といった基準を、エージェントやアプリとして形にしたいと考えています。
AIは、自分の代わりになる存在というより、自分の経験や判断を、より多くの人へ届けるための存在というイメージが強いです。
うまく付き合うことができれば、自分一人の時間を超えた価値を作れる。
若いメンバーが実務を経験しながら成長し、AIがその作業を支え、経験者が最後の重要な判断をする。
そんな働き方やチームを作れたら、面白いと思っています。
また、まだ形のないものを作りたい
AIを使って新しい事業を考えている会社。
今までの仕事の進め方を変えようとしているチーム。
経験者と若いメンバーが一緒に成長できる環境。
まだ名前のついていないサービスを、本気で形にしようとしている人。
これまで接点のあった方々とも、そしてこれから新しく出会う面白い会社や人たちとも、機会があれば新しい仕事を一緒に作れたらうれしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。お気軽にDMください。