いまここにあるきょうしつ

公立小学校を6年間勤め、その後フリーランスに転職。現在は、幼少中混在のオルタナティブスクールで働きながら、主に教育系のイベントを企画・運営しています。 個別化された子育て・画一化された学校から、街ぐるみに多様な人がそれぞれのあり方で関わり合い、そのワクワクの中で子どもたちが育つ社会へ。「教室」という箱をとびだして、人と人との間に生まれる〈きょうしつ〉づくりを模索しています。

  • artenarra 世田谷2022に出演

    レッジョ・エミリアアプローチ、レッジョ・ナラをベースとしたプログラム「アルテナラ」に参加。演劇的手法やインプロに興味をもち学び始める。 市民参加型の物語フェスティバルartenarra 世田谷2022にアーティストとして出演。

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  • オランダでイエナプランを学ぶ

    日本の学校教育への違和感から、「夏季オランダ・イエナプラン研修」を受講。オランダで本場イエナプランを目の当たりにする。 多様な教育のあり方を知り、自らの実践にも生かすようになる。 学校の学級制度がもつ画一性をどうしていくかを考える大きなヒントとなった。

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  • 対話コミュニティ「哲学対話の庭」運営

    オンラインで月に一回の対話コミュニティ「哲学対話の庭」を主催する。

  • Learning creator’s lab第3期ファシリテーター

    「こたえのない学校」主催、半年間の探究プログラム「Learning creator’s lab第3期」のファシリテーターを務める。 ファシリテーターの「手法」ではなく、その「あり方」の重要性を痛感する。 主催のイベントでもファシリテーターとして活動し始めるきっかけとなった。

この先やってみたいこと

未来

街ぐるみに多様な人がそれぞれのあり方で関わり合い、そのワクワクの中で子どもたちが育つ社会へ。「教室」という箱をとびだして、人と人との間に生まれる〈きょうしつ〉づくりを模索しています。

オルタナティブスクール3年間

講師

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開校2年目となるオルタナティブスクールにフルタイムで参画。公立学校ではない新しい学校の形を考えながら、幼少中混在の学校づくりを行う。

東京都公立小学校教員7年間

教諭

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6年間の学校生活の中で、教室から学年へ、学年から学校へ、学校から公共へと関心が広がっていっていることに気付き、公教育を外から見つめ直そうと退職を決意。

  • 教員6年目

    異動。古瀬正也さん、片岡利允さん 主催の「対話に生きるゼミ」に参加。仏教にも興味をもちはじめ内山節さんの寺子屋に参加する。オンラインで月に一回、哲学対話を行う「哲学対話の庭」を始める。教室から学年へ、学年から学校へ、学校から公共へと関心が広がっていっていることに気付き、公教育を外から見つめ直そうと退職を決意。

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  • 教員5年目

    学校教育から外の学びの場に参画しようと思い立ち、クルミドコーヒーの影山知明さん 主催「クルミド大学」に参加。また、オンラインで場づくり「同時多発読書会」を始める。読む本も教育書から変化していく。影山知明さんの『ゆっくりいそげ』を始め、西川正さんの『遊びの生まれる場所』、田中元子さんの『マイパブリックとグランドレベル』、木ノ戸昌幸さんの『まともゆれる』、青木淳さんの『原っぱと遊園地』などに影響を受ける。國分功一郎さんの『中動態の世界』を読み、見える世界が変わる。算数専科、特別活動主任になり、今度は学年だけでなく、学校全体に対して自分がどう貢献できるのかを考えるようになる。

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  • 教員4年目

    「Learning creator’s lab」3期のファシリテーターを務める。ティーチャーズ・イニシアティブ 主催 「21世紀ティーチャーズ・プログラム」に参加。前野隆司さんのアドバイスのもとワークショップを開発。その場で意気投合した友人と三ノ輪の商店街でコミュニティスペースの「なにかし堂」を立ち上げ、自分たちでワークショップを開催する。東信PACEで甲斐崎博史さんによる「プロジェクト・アドベンチャー」を体験し、クラスでも実践するようになる。「手段」だけではないことを悟り、自分のやりたい実践をするよりも、周りの人との関係を大切にするようになる。自分のクラスだけでなく学年全体で子どもを見ることの大切さを実感する。手応えを感じていた矢先、コロナが到来し、全校一斉休校になる。

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  • 教員3年目

    藤原さとさんのこたえのない学校 主催 「Learning creator’s lab」に2期生として参加。探究的な学習、PBL、バカロレアや、哲学対話などを学ぶ。第1期「風越コラボ」に参加する。寺中祥吾さんのファシリテーターとしての姿や、赤木和重さんの『アメリカの教室に入ってみた』に感銘を受ける。世田谷区小学校特別活動研究員になる。「教室リフォーム」や、「ブロックアワー」、「自由進度学習」、「PBL(project based learning)」などを実践。学級全員を個別に看取ることに難しさを感じる。

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東洋大学5年間

文学部教育学科

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「教育とは何か」を考え始める。 生物学者レイチェル・カーソン、国学者本居宣長などを研究する。 苫野一徳さんの『教育の力』に衝撃を受け、教育学にのめり込む。佐藤学さんや大田堯さんに影響を受ける。

  • 卒業論文

    「教育とは何か」を考え始める。 学校教育の問題点として教育学者、佐藤学のいう「学びからの逃亡」、「いじめ」を焦点とし大田堯が子どもの人権の座という「センス・オブ・ワンダー」を研究。 生物学者レイチェル・カーソンの生涯から「センス・オブ・ワンダー」の概念を明らかにするとともに本居宣長のいう日本古来の感性である「もののあはれ論」に共通性を見出す。また、カーソンのルーツに経験主義の祖ジョン・デューイの源流があることを明らかにする。 卒業論文「都市部の小学校における教育の再考―『センス・オブ・ワンダー』を手がかりとして―」 が「東洋大学校友会学生研究奨励賞」を受賞する。

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