【経営者history】元パティシエ・佐田敏樹(ソレイユ・ヴィジョネア株式会社 代表)が語るキャリアの考え方
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こんにちは、佐田敏樹です。
私はこれまで、飲食業・パティシエ、営業職の経験を経て、ギフトショップやアートバー事業などに携わってきました。
本記事は、インタビュアーとの対談をもとにキャリアの考え方についてお話しした内容をまとめたものです。
ー 佐田さんにとってキャリアとは何でしょうか?
キャリアとは単なる仕事の経歴ではなく、生き方や価値観も含めた人生そのものだと考えています。
仕事だけでなく、経済力や人とのつながり、健康も含めて、自分がどう生きてきたか、その積み重ねすべてがキャリアです。
ー キャリア=人生と考えるようになったきっかけは何でしょうか?
パティシエから経営へとキャリアが大きく変わる中で、仕事だけでは語れないなと感じる場面が増えていったんです。
どんなに仕事がうまくいっていても、人間関係や健康が崩れると、人生全体の満足度は下がってしまう。
逆に、人間関係や健康の状態が良いと必然と仕事もうまくいき、人生全体の満足度が上がります。
そのため、仕事の目標も大切ですが、人生の目標、人生の軸を探すことが大事だと私は考えます。
ー仕事などが変わっても、その軸は変わらなかったのでしょうか?
そうですね。そこはずっとブレていないと思います。
むしろ、その軸があったからこそ、パティシエから経営という全く違う道にも進めたのかなと感じています。
ー これからの時代に求められる人材とはどういうものだと考えていますか?
スキルや経験も大事ですが、それ以上に「軸を持っている人」が強いと考えています。
自分は何を大切にしているのかが明確であれば、仕事の形はいくらでも変えられます。
軸さえ整っていれば、周りの状況に振り回されることもありません。
ー 営業において、商材よりも重要なものは何ですか?
人間力です。
最終的に選ばれるのは、この人と仕事をしたいと思ってもらえるかどうかです。
同じ商材、同じ条件でも結果に大きな差が出るのは、この信頼を築けるかどうかにかかっています。
ー 信頼を勝ち取る人の共通点は何ですか?
大きく3つあります。
① 相手視点で考えること
自分が売りたいものではなく、相手にとって必要かどうかを考える。
② 目的と手段を分けること
仕事はあくまで手段。本当に大切なのは「何のためにやるのか」。
③ 人としての信頼を積み重ねること
約束を守る、誠実に向き合う。
当たり前の積み重ねこそが、確かな結果に繋がります。
ー これはどの業界でも通用するのでしょうか?
通用します。業界や商材が変わっても、結局は人と人なので。
だからこそ人間力は、どの分野でも使える本質的な力だと考えています。
ー 最後に、キャリアに悩んでいる方へ。キャリアを考えるうえで最も大切にしてほしい考え方は何でしょうか?
キャリアはどうしても「何をやるか」に目が向きがちですが、
本当に大切なのは「何のためにやるのか」という軸を持つことです。
ここが曖昧なままだと、周りや仕事に振り回されてしまいます。
軸が明確になると、選択の基準ができて迷いが減っていきます。
だからこそ、自分が何を大切にしたいのか、どんな人生を送りたいのかをしっかり持つことが、キャリアを考えるうえで一番重要です。
ー 次のインタビューに続きます。