2,000回の“NO”から学んだこと —— それでも私は前に進む
Photo by Ankush Minda on Unsplash
こんにちは。外資系企業で日本市場の採用に携わるソーサー(Sourcing)として活動しているMukminah Aqilahムクミナアキラです。Wantedlyは、思考や学びを言葉にできる場所だと感じ、今日の振り返りをここに残します。
2025年の振り返り:「リジェクションを受け入れる力」
今年、私はリジェクション(選考見送り・辞退)を受け入れる力を身につけました。
復職後、Sourcingチームへの期待は以前より高まり、「月にどれだけ質の高い母集団を作れたか」というKPIと真っ向から向き合う日々。完璧ではなくても、手を止めないことを選びました。
ソーシングの現場は、目を閉じては進めない
私のミッションは、日本市場でアプリ・インフラ・ソフトウェアエンジニアを見つけ、
設計・構築・運用、Public Cloud(特に Azure)、5年以上の経験、リード経験——
その要件を満たす「次の一歩を託せる人材」に、誠実にアプローチすること。
1日にXX名以上へスカウトを送り、XXX通のスカウトに対して2〜3件の返信。
「応募 → 面接 → 合格 → オファー受諾」までの道のりは決して平坦ではありません。
だからこそ、最初の一通に“質”を込める。そこから始まる関係性が、結果の重みを変えます。
数千回の「NO」から得た「YES」の重み
この2〜3ヶ月で、2,000件以上の見送りや辞退(スカウト拒絶、カジュアル面談後の拒絶、応募後に採用マネージャーからの拒絶など)に向き合いました。
それでも、1名の入社決定、1名のオファー目前。数字だけを見れば小さいかもしれません。でも、その一人の「YES」には、数え切れない「NO」に耐え抜いた意味があります。
リジェクションは、終わりではなく、改善の合図
私は「リジェクション」を合図として受け取り、次の改善に変えています。
- アプローチの量を増やすだけでなく、質を上げる。
候補者の文脈を丁寧に読み、メッセージを一人ひとりに最適化。 - パイプラインの関係性を磨く。
カジュアル面談後のフォロー、進捗共有、率直なフィードバック。 - 自分のスキルを研ぎ澄ます。
日本語運用力、プレゼンテーション、質問への応答力を継続的にアップデート。
「もっと良く、もっと速く、もっと高く」——自分に向けて、静かに走り続けます。
2026年へ
泣くべき時を知り、立ち上がるべき時を知る。
強く、しなやかに、そして誠実に。2026年は、必ず前に進める年にします。
もし、日本市場で Azure/アプリ/インフラ/ソフトウェア領域の新しい挑戦を求めるエンジニアの方がいらっしゃれば、ぜひカジュアルにお話しさせてください。
Mukminah Aqilah Roslan
Recruiting Senior Analyst