社会人1年目の私と今の私を比べてみた
社会人1年目の私と今の私を比べてみた
社会人としてスタートを切ったあの日から、気づけば10年以上が経ちました。釣具店で接客に明け暮れていたあの頃の自分と、今こうして不動産の売買仲介やホテル開発に携わっている自分。あまりに世界が違いすぎて、正直ちょっと不思議な気持ちになります。
今回は、「社会人1年目の私」と「今の私」を比べながら、自分の変化や成長を振り返ってみたいと思います。あの頃の不安、学び、喜び。そして、今感じている責任ややりがい。そのギャップが、実は自分らしさを作ってくれている気がしています。
【1年目の私:とにかく“正解”を探していた】
最初に入社したのは、釣具の専門店「釣り具のポイント」。配属された店舗での毎日は、覚えることの連続でした。接客の仕方、商品の知識、売り場のつくり方、在庫管理、クレーム対応……。マニュアルはあるけれど、実際の現場ではマニュアル通りにいかないことの方が多くて、いつも何かに追われていました。
とにかく「正解」を求めていた1年目。どうすれば上司に褒められるか、お客様に満足してもらえるか、先輩に迷惑をかけないか。そんなことばかりを気にして動いていたように思います。毎日が必死で、帰宅後はクタクタ。だけど、自分が提案した商品を買ってもらえた時、お客さんに「ありがとう」と言われた時の嬉しさは、今でもはっきり覚えています。
【今の私:“正解”は自分でつくるもの】
あれから時間が経ち、今はLocal Design株式会社で不動産事業やホテル開発に携わっています。業界未経験で飛び込んだ分野でしたが、売買仲介の現場や、土地の活用、法規対応などを通じて、不動産の面白さと奥深さにどっぷり浸かっています。
そして最近では、ホテルの開発にも関わるようになりました。用地の選定から地上げ・退去交渉、企画の立案、設計事務所や行政とのやり取り、さらには開業までの全体管理。決まった「正解」なんてどこにもないプロジェクトの中で、自分たちの判断が結果に直結する。プレッシャーも大きいけど、その分やりがいも大きい。
「誰かの答え」ではなく、「自分たちの答え」をつくる仕事。1年目の頃では想像できなかったスタンスですが、今はその自由さと責任感を、面白がれるようになってきました。
【変わったのは“人との向き合い方”】
社会人1年目の頃は、正直「人にどう見られるか」にすごく敏感でした。怒られたくない、失敗したくない、評価されたい。だから、自分を必要以上によく見せようとしたり、逆に自信を持てなかったり。そのくせ、人には頼れなくて、一人で抱え込むこともしばしば。
でも、今は違います。仕事って一人じゃ完結しないし、自分が背負いすぎてもいいことない。周りとどう協力するか、どうすればお互いに気持ちよく仕事ができるか、そういう“関係性のつくり方”に意識が向くようになりました。
チームメンバーやパートナー企業、そしてお客様とも、信頼関係を築くことが何より大事。それは、1年目に接客で学んだ“相手に寄り添う姿勢”が、今もずっと自分の中に残っているからだと思います。
【変わらないのは、“まず動く”姿勢】
1年目から今まで、ずっと変わらないこともあります。それは「まずやってみる」こと。
たとえ分からなくても、とりあえず現場に出てみる。困ったら人に聞く。分からないなりに考えて、少しでも前に進む。そういう動き方を、今もずっと大事にしています。
経験を積んで、知識は増えたけど、完璧になったわけじゃない。むしろ、できることが増えた分、考える幅も責任も広がって、迷うことも多い。でも、動かなきゃ始まらない。スピードは競争力だと思うからこそ、「とりあえずやってみる」の精神は今も自分の原動力です。
【まとめ:1年目の自分に伝えたいこと】
今もし1年目の自分に会えるなら、こう伝えたいです。
「そのままで大丈夫。全部完璧じゃなくていいから、今の“必死”を思いっきりやりきって。失敗もいっぱいするだろうけど、それがちゃんと糧になる。未来の自分は、ちゃんと楽しく仕事してる」と。
あの時の不安や焦りも、今の仕事の土台になっている。そして、いろんな人に出会って、いろんな現場に立ってきたからこそ、自分の“らしさ”が少しずつ見えてきた気がします。
これからも、変わることを恐れずに、でも自分の芯は大事にして、まだ見ぬ景色を見にいきたいと思います。